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人が人らしく

あなたの眼の前にいる人間、もしかしたら人間でないかもしれません。そんな未来が遠くないところまでやってきています。
いまは多少ぎこちないくらいだけの技術ですが、想像の通り、ぎこちなくない。に変わるでしょう。
そんなとき、みなさんは何を信じますか?

目で見て信頼できないのです。それが音声だとしたら、もっと信頼できないです。昨今は音声を録音すると、そのまま丸コピして同じ声色を再生する技術が出てきています。

そうなると、もっと厄介です。人間は唯一無二の個性があると思っていても、唯一無二の個性を丸コピできる。すなわち、コピーロボットの世界です。
わかりやすく鼻にボタンがついていればいいのですが。。そうともいかないでしょう。

人には個性があります。ロボットには個性をパクらなければ、物体自体に個性はありません。あるいは、ロボットに人間が考えた理想の個性を埋め込むこともできます。見た目や話し言葉、さらには思考回路など。それにも創作性があり、プログラム設計者の思想がはいってゆきます。

もとに戻ると、私は人間の創作性の部分において、AIは介入してはならないと考えています。むしろこの領域は法律で禁じるべきです。

たとえば、映画社会がAIなんてもっての外で、テレビ番組がAI人間なんてありえない。アナログかもしれませんが、どこかの分岐点で『リアル返り』が訪れるでしょう。

あなたらしさの正しさをあなたらしく、これは人の個性を認めることです。人が人らしく。その個性を楽しみ、共感として提供されるのです。

当社が提供するLOOVICも、この思想を元にプログラム設計をしています。
わたしたちは、AIによるなりすましを防ぐためのAIによる制御技術を設けていくことをコミットします。

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