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美しい欧州型の塩と塩。クリバリとファン・ダイクによる素晴らしき「残念そこは」合戦の結末は。

そんなわけで今回は全試合中継のAbemaTVで観戦するのが
精神的にも一番平和、と思ったわけですが、まず注目したのは
AbemaTV独占の一戦、オランダ対セネガルの一戦。

ま、基本的なスタンスはこちらに既にまとめましたが。

ドメサカを嗜む者にとってワールドカップは、SDGSくらい
羨ましくもなんともない。ただそこにかこつけてSDGSで
川崎フロンターレが「水曜どうでしょう軍団襲来」で
ディレクター二人を呼べるほどのセンスと、
卓越した言語能力と行動力には適わないなと思いつつ、
羨ましいなとリスペクトすることはあるけど。|torov|note

 その上でここに表題につけた用語解説をしておく必要が
やはりあるか。「残念そこはシジクレイ」の元ネタ解説は
流石にいるよね。

 で下の二つどちらとも実況の名前を上げていないが、
これはフジのアオシマこと(かつフジは彼の後継者を絶対
育てられないとまで言われる)青嶋達也アナウンサーの
発言だと伝えられている。

まあでもそこは(結局変態仮面の言説に由来する、までは
読めてなかったにせよ)「残念そこはシジクレイ」に
値するオランダにはファン・ダイク、セネガルには
クリバリーという共にキャプテンのDFが要所で
立ちはだかるなかなか点の入りそうにない、的確な
DFが試合の空気を圧倒する、塩と塩がブチ撒かれた
好ゲームだったわけで。

まあ周縁に目を向けると、セネガルのユニがかなりアウェイ
ユニかリティ時代のジェフ(市原)っぽくてカッコいい。
 でもここまでシュッとしたデザインに仕立てるのは流石
プーマの手腕だなと。

近いのはこのあたりか。そもそもセネガルの国旗の配色が
すっげえジェフカラー。

その中心でディフェンスの要を担うのは、カリドゥ・クリバリー
(チェルシー)。

長くナポリの最終ラインを支えた名DF。このゲームにおいても
大部分においてFWに最終的な仕事をさせないボールの
刈り取り方を随所に見せていた。

 AbemaTVの選手データは控えFWが交代で投入されない
限り誰がベンチにいるのかわからないなぞ仕様なんだけど、
一応招集メンバーと所属チームはこれで判断できるのか。
セネガルは断念したマネも含めてこのあたり。

https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/senegal-announces-squad-world-cup-qatar-2022

セネガルのDFで他に目立っていたのがクリバリーの相棒で
4バックの相方だったパプ・アブー・シセ(オリンピアコス)と
後半負傷気味で交代したアブドゥ・ディアロ (RBライプツィヒ)の
代わりにサイドで奮闘してたイスマイル・ヤコブス(ASモナコ)
でしょうか。

 一方、伝統的な4−3−3を捨ててまで5−3−2気味の3−4−3
(およそ3−4−1−2)をカマしていたファン・ハール体制の
オランダはなんといってもファン・ダイクありき。
(ユニ裏のネームがフィルジル(Virgil)表記なのに少し戸惑う)

吉田麻也がサウサンプトンにいた時のライバルであり同僚
だったあやつですわな。
 まさしく要所でガッチリインターセプト。「残念そこはファン・
ダイク」に相応しい場面は何度もあったなと。

 結局ファン・ダイクとナタン・アケ(マンC)とダレイ・ブリント
(アヤックス)の三人で零封するのは、守備面の完成度を物語る
感じではありましたが。

 見事にスペクタクルな塩と塩でドローのまま前半終了。

ま、今回の冗談ですか本歌取りをAbemaTV強制視聴CMで
流されてるとホントに悪目立ちしているのはなんと言っても
「ワンみずほ」ですね。
自虐のマイナスイメージ喧伝とか、あまりにも余りある。

貴女(あなた)の日常に「メガネ、メガネ」が降りかかって
くるのは、もしかすると認知することをすっ飛ばした
「本来の片付けるリスク」をすっ飛ばして「見てくれの片付け」
に走ってしまうからかもしれない。~日頃の行いを非常識な
「ワンみずほ」にしない為の転ばぬ杖。|torov|note

更にテーマソングが一発屋のしくじり先生なところに
救いようがない。
(でも大事MANは嫌いじゃないので最初のクレしん
EDでも置いておくかと)

 「こんなもん」に自分の預金を任せるな、
ってカウンターがきっちり決まりそうなんですが。

更にこの大会のスポンサー資金源に関して、と
繋いでみるとそちらは先行者がいた。

W杯を支えるスポンサー企業|えいわ|note

液晶ディスプレーに映るクリプトがシンガポールの
仮想通貨市場である訳ねえ。ヌーバンク(NuBANK)は
ブラジルのデジタルバンクの企業名ですか。

全体的にAbemaTVの中継自体は画質もそこそこ安定して
いてかなり使える。
 ただデータに関してはもう少し人力を割くべき。
(FWの控えが表示されてない。交代選手がどの
位置に入ったのか把握し難い)

 試合の行方は10 メンフィス・デパイ(バルセロナ)
投入で徐々に形が作られてきた中で、押し気味になった
ところからDF2人の裏を突いてこの男が先制すると。

ヨーロッパ市場を賑わす、コーディ・ガクポ|オランダ住民|note

 最後に追加点が生まれたところは得点者を省略
されがちだったようですが、7 ステーフェン・ベルフワイン
(アヤックス)と交代して入った14 デイヴィ・クラーセン
(アヤックス)のゴール。結果的にはオランダが2−0で
クリーンシートでのスタートになったと。

 欧州は完全にオンシーズンのまま突入したので
移動距離もそこそこ短く欧州有利の大会にはなりそう、
と言われたままの展開と結末でまずはいいもの観れたな、
と思った美しい欧州型の塩と塩(そこからなるたけ観られる
エッセンスを抽出するならば)、でした。


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