「だが、情熱はある」に関してのおさらいをここで一纏めしつつ、8話で気になった部分を少しだけ。
とりあえず「だが、情熱はある」の感想が多様化してきつつある
のでとっ散らかるのも何かなぁ、と思いつつ「不毛な議論」まで
粘ったけれど、好奇心が向いたのはこのあたりまでか。
しかし、ここで藤井青銅本人がオーディションのシーンで
登場。この展開は激アツ。
https://tsuiran.jp/tweet/1662822383701626881/1685282724
島さん(薬師丸ひろ子)のモデル安島Pのエピソードの
拾い方もエグいといえばエグい。
5年ほど前の藤井青銅インタビューか。
この8話で演じてる話のおおまかな背景。
まあ千鳥、流れ星、南海キャンディーズ、オードリーと
揃えながら絶望を味合わせただけで終わった「ミレニアムズ」
アフターの向き合い方が今のお笑い芸人の潮流を形成して
いるんだな、と。
一応おさらいとして「だが、情熱はある」に関してがっつり
書いているのはこの順か。
ようやく入院モードから若ちゃんが抜け出して、「だが、
情熱はある。」が少しづつ面白くなり始めてきた。これは
至極ディテールにこだわってある作品だから、うっすい
世間の視聴率よりも繰り返しに耐えうる作品の方だ。
「なんとなく、クリスタル」をカタログのように読む、
ではなく自分の知りたいテンポで見返すくらいがちょうど
いいのだ。|torov|note
詳しく書き始めたのは4話の小ネタと感想からですね。
所詮たかだか650程度のサンプルでしかない単なる数字を
金科玉条にするなんて時代はニールセンが撤退したビデオ・
リサーチ一社専業時代の時点でオワットル。
(とNewtypeの1990年代ドラスティックに改竄された
視聴率の出方を数字で体験している世代だからこそあえて
そう断言することは可能なんで)
田中康夫の『なんとなく、クリスタル』はその時代の
脚注に書かれたカタログ知識が細かで、カタログ雑誌の
ように読む小説、とも揶揄されたけれど、それを否定した
江藤淳の如く、このドラマは「見てくれの数字」に騙される
人間力が著しく低い人にならないための踏み絵の一つ、
でもあり、世の中にはそれ以外の尺度や評価も存在する、
ってことを認識できた人が各々のペースで観たときに
初めてその意味と価値がわかる作品なのかな、と。
(まあそうした文脈を探し当てられるかで、このドラマの
見え方は明らかに変わる。そんな作品かと)
ま、『江戸前エルフ』は『ケロロ軍曹』と『うまるちゃん』
のハイブリッドってサイアーラインを感じるんだけどな。
どちらも時に切ないし。「だが、情熱はある。」5話は
白石佳代子に言わせた「自分で勝ちか負けかを決めていい
って、何かいいわね」が意外と深い。|torov|note
メイアさんことメイぷる子さんにはやけに刺さった記事では
あったようですが。
主に5話の小ネタから。「黒ひげ危機一発」という
如何にもタカラトミーなマテリアル(物)がキーアイテム
になっているのは特徴ですね。
メインレビューはこちら。
「だが、情熱はある。」5話を中心に感想レビュー。
地元ネタに関しては最初だけ。|torov|note
そろそろBTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)
的な時系列も2003年と2009年を行き来する。
渋谷凪咲姐さんをはじめキャストの掘り下げを少しだけ
頑張ったのかな。
たりないところはそっと補ってやればよい。だから「補足」
は大事なワケで。じゃあたまには様々な補足だけで一本の
記事に仕立ててみっか。とうに節制収縮期間には突入してて
一段落して呑んで寝て起きた後の処理祭りでもあるけど。
|torov|note
6話の感想は単独にまで仕上げられなかったのでこちらに。
6話本予告とサトミツモデルのスズタリが初登場。
ダブルしずちゃんトークもここかな。
「東洋(大学)的」な人だから。オードリー若林は物言いと
視野狭窄に対しても自ずとスタンスは逆に「厭世的」に
なりがちで、そのザマをオードリーらしく表現すると
「ハスってる」って解釈にもなりうるわけか。
「東洋一」の権威でもある藤井青銅の薫陶も受けたりしてる
からなおのことそちらへと傾くものだし。|torov|note
長らく看板にしてた記事ですが、「東洋一」と藤井青銅に
関してしっかり纏めた記事になる。「ハスってる」の
解釈も少ししてるかなと。
谷ショーの「私、生きてる!」を見てると不意に『りりか
SOS』のラストを思い出したくもなるけれど。
コマネタも含めて「だが、情熱はある。」七話感想。|torov
7話感想と南海キャンディーズのM−1ネタ完全版はこちら。
コマネタもちょこちょこ拾ってはいます。
まあそんなところかな、と。
ドラマ「だが、情熱はある」に関してのおさらいをここで一纏め
しつつ、でした。