旭町は「マッキントッシュ」町。〜分断と、断絶と、これもまた板垣遺産の一つなのかな豊平区の「りんご並木」。
といふことで、私が大学に通っていた頃はまだ大学自体が
陸の孤島で、どの地下鉄の駅から歩いても15分はかかる、
という立地にありました。
ってことで本筋の話としては中島公園駅から大学まで
通っていた頃の随想を書こうとは思っていたのですが、
そのまくらの部分で、「結構乖離してるんだなあ」を
ひしひし感じたので、ここはなるべく糺す形にしたいかなと。
なので標題が旭町は「マッキントッシュ」町。となった
わけですけど。
まずネットの援用で何が使えるか検討していたわけですが。
最近の道内ニュースのタイヤ痕みたいなのは、一応これに
なるのか。
「りんご並木」が札幌の環状線の中にあって、子どもたちに
飾りりんご奨励して、日ハムやレバンガ、エスポラーダ
(フットサルでレオックだからかつてカズとズブズブ
だったこの近くのきたえーるが本拠地のフットサルチーム)
なんかに寄付して捌いて貰ってる、までは読み取れますが、
ほぼほぼルーツの伝承がHTBの撮っている側に継承されて
いるとは思えないタイヤ痕ぶりにも見えます。
ブログ・HP的な視点で言えば。
旭りんごとマッキントッシュの関係は概ねこの説明で
充分かと。「旭」はアップルパイに使われるりんごの別格
扱いされる「紅玉」などと共に輸入された品種である、
って説明もあってそこも満点。
かじる、ネタで「ヌメロン」にもかつて出てきた
バイト(”bite(バイト)”と情報量を示す単位”byte(バイト)”)
の掛かり言葉についても説明されているのは大変宜しいがなと。
田中卓志の名言である「0EAT-1BITEは物事が進まないことの例え」
は結構いい概念の捉え方だな、と思っています。
でブログの説明はいくつか散見されるんだけど、こちらも
含めてやはり何かが足りないと。
Apple社のリンゴは道産子が懐かしむ『あさひ』
って記事なんですが。
は別に問題ないし、現在『あさひ』を栽培してるところを
見つけてそれを紹介してるまでは問題ない。
でも、やはり分断されているのは、昭和30年頃に病害を
含めて作付面積が下がり廃(すた)れた、って事実と
その後頻出の「りんご並木」のあたりに断絶があって、
地名的な部分の継承をズラされている一面が隠されて
いるのに気づかれてすらいないな、と。
なので通ってた大学の住所が「旭町」なことに結局
至るわけで。
つまり『あさひ』及び「平岸りんご」と呼ばれてた
りんご栽培は、「りんご並木」整備以前の廃れる
まで木の花地区から大学のある「旭町」を中心にして
栽培されていたから、『あさひ』を栽培する町名として
本来「旭町」の名前が残された、と見るべきなわけで。
それはそこにある大学の出身者としてひとまず
伝えなければならないことの一つかと思ったので、
旭町は「マッキントッシュ」町。としたと。
で、多分な、と思ったのはこれも板垣市長の差配
だったんだな、が写真で明示されているのがこれかな。
そこにあるりんご並木の石碑にはこう書かれてあり
ますね。
https://note.com/torov/n/nd8a68e135254
なので「平岸りんご」継承と周知のために手柄が
欲しかった札幌市平岸区の為に整備されたのが、
現在の環状通の中に広がる「りんご並木」の整備と
経緯なのが、ここまで辿ればわかると。
なのでやはり上っつらだけの豊平区HPでは、
この程度の認識と周知に留まっているので、記銘
効果としては薄弱だし、根本的に弱いなと。
なのでここに至ると『あさひ』以外の品種を
つらつら語っているのは、ホントに根拠薄弱っぽくて、
だからそうした日ハムな性根だと浮上の目なんか
ないんだぞ、にも見て取れる記事ですが。
ま、近辺の散策としてはこれがそこそこ優秀。
りんご並木の石碑が遠影なのがちょっと残念ですが。
環状通のグリーンベルト帯にりんご並木が整備されて
いる説明はこれでいいかと。昔豊平区役所にママチャリ
で自宅から行った時は区民センターの図書館もなりに
使い勝手が良かったかと。
まあそこそこ書いたので、本題は後日書くとして。
結局まくらで一記事捌くことになりましたが、
旭町は「マッキントッシュ」町。〜分断と、断絶と、
これもまた板垣遺産の一つなのかな豊平区の「りんご並木」でした。