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【コラム】赤ちゃんだからこそ、五感から脳と心を育もう

保育園栄養士のとろみです。

3歳までというのは、育児にてんやわんやの時期ですから、気がつけば過ぎてしまった・・・という話をよく耳にします。(私も知らなかった・・・)
とろみん家マガジンの購読者様は、ちいさなお子さまのママが一番多いので、脳と心をバランスよく健やかに育てるための方法を、今回ご紹介します。

お役に立てればうれしいです。


3歳までは急激な脳の成長期

脳細胞の成熟は、0歳~2、3歳の間に急速に進みます。
呼吸や睡眠、食欲、姿勢の維持といった、生命を維持するための基本的な機能は5歳までに成長します。その後~20代前半にかけ、高度な知的活動や、細かい手指の動きを担う部分が成長し、その後自分で思考して考え、自分なりの論理をつくっていく機能が成長し、完成されていくと考えられています。


五感を刺激するの方法は食事が最適!

色や盛り付けなどから視覚が刺激されます。
おいしそうな匂いがすると嗅覚、食べ物が口に入ると味覚、食べ物の舌触りで触覚、サクサクなど噛む音で聴覚が刺激されます


保育園でも特に行事食となると子供たちは見て、きれい、かわいいと言いながらいつもより食事が進みます。

五感を使うことで脳の働きも発達していきます。脳が喜ぶ食事とは、おいしいものまた食べたいとく思うものが脳が喜ぶ食事です。
これをホットクックで簡単に作り、五感を使って食べるこのようなことをするだけで脳が喜ぶ食事になりますね。


【具体例】食事で五感を鍛える

1、味覚 多くの食材を食べる
2、嗅覚 食材の匂い 作る時の匂い
3、視覚 食材の色、形、盛り付け
4、聴覚 噛む時の音、話し声
5、触覚 食べた時の舌触り 離乳食のお子さんの場合は手づかみ食べ

ちょっとこれらを意識してみると脳も元気になります。

少し大きなお子さんだと例えばお子さんと野菜を一緒に洗ったり、レタスを手でちぎったり、盛り付けをお願いするなど食材を触ったり、見たりすることでも五感は育ちます。
保育園でもやっていますが、野菜作りも土を触ったり、匂いを嗅いだりできて五感にもいいです。ベランダでの家庭菜園や豆苗などの水耕栽培も楽しいですよ。

五感が刺激されることで、お子さんの感受性が養われ、脳も活性化します。大人も同じく五感を意識しながら食事をすると楽しい食卓まちがいなしです。


パパとママが気にかけておくこと

日常生活では、五感から受ける刺激にさらされています。なかでも、子どもにとってスマホやテレビ、パソコンからの刺激は強すぎるため、できる限り、自然からの弱い刺激(草の香り、水の冷たさ、太陽の光など)を与えることがおすすめです。

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