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シナリオの勉強になるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

あーりーです。

YouTubeのマンガ動画のシナリオを書いています。


ドラマを見ていて、シナリオ作りの勉強になったことがあります。

今日はそれを皆さんとシェアしたくて、記事を書いています。


NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を毎週楽しみに見ています。

2022年3月現在、ドラマはちょうど源平合戦の真っ最中です。

先日の放送では、生き別れとなっていた頼朝(大泉洋さん)と義経(菅田将暉さん)が再会しました。


再会シーンを劇的にするために

その再会シーンがとても勉強になりました。

再会の直前、頼朝(大泉洋さん)は、自分には血を分けた信頼できる仲間がいないことを嘆きます。絶望に近い、かなりの落ち込みようでした。

そこへ…

血を分けた弟である義経(菅田将暉さん)が颯爽と登場するわけです。

これで兄弟の再会は、より劇的になりました。


それに…

普通なら頼朝(大泉洋さん)は、長年離れて暮らしていた弟の義経(菅田将暉さん)をすぐに信用しないかもしれません。用心深い性格なので、その可能性は十分あります。

でも…

再会シーンの直前で心が弱っていたので、義経(菅田将暉さん)を歓迎する土壌ができあがっていました。

そのおかげで、いきなり現れた義経(菅田将暉さん)をすんなり受け入れられたんですね。


感情の振り幅を描く

再会が劇的になったのも、頼朝(大泉洋さん)が義経(菅田将暉さん)を自然と信頼する流れが生まれたのも、

すべては…

頼朝(大泉洋さん)の感情を一旦マイナスへ大きく振っておいて、それからプラスへ転じたおかげですね。

感情の振り幅の大切さを、実例をもって勉強させてもらった放送回でした。


ではでは。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

あーりーでした。

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