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出生前検診の種類と確率、検査方法を選別する


出生前診断に人生を翻弄されて、追い込まれることになった。でも、結果的には物凄く意義のある検査になったと思っている。
 検査を受けた当時は、検査について充分に情報を持って、しっかり考察していたかと言うと答えはNo‼️深く考えず、検査を受けてしまっていた。だからこそ思う、検査で分かる病気について、情報をきちんと知って、話し合ってから受けて欲しい。

出生前診断について、思う事や感じた事が沢山あって、沢山本を読んだり調べたりしまくったので、今後も何回かに分けて長くしつこく書かせてもらいます。

・確定検査と非確定検査の違い

・産科の先生からの説明
・確定的と言われている羊水検査、絨毛検査の違い

★まず、出生前診断は、大きく二つに分類される

侵襲的検査:確定的検査といわれ、診断が確定できる検査です。(絨毛検査・羊水検査)母体にも、侵襲があり流産リスクがあります。難しい検査でも、リスクの高い検査ではありませんが、流産のリスクがゼロかと言うと、ゼロではありません。胎児自身の染色体を調べるので、確率ではなく100%と言う診断が出来ます。

非侵襲的検査:非確定的検査(母体血清マーカー検査、超音波検査、 NIPT 新型出生前診断)採血やエコーによってなので、胎児には影響はなく、流産のリスクはありません。 
しかし、この検査で診断を確定する事は出来ません、あくまで確率があるという事しか分からないのです。

  私の場合は、腹部エコーにより異常を指摘され診断名までついていたので、非確定検査では真っ黒です。なので、検査をするなら確定的検査の検討にうつりました。

★絨毛検査と羊水検査の違いって?

絨毛検査→胎盤を形成する前の細胞(絨毛膜)を採取して検査する。(妊娠11~14週に実施できる)膣から細胞をとる方法と、腹部から行われる方法がある。流産リスクは、1%と言われている。実施している医療機関は少ない。羊水検査より、早い段階で確定的な検査を受ける事が出来る。

羊水検査→腹部に針を刺し、羊水を採取して検査する。流産のリスクは、0.3% (15週以降に実施できる)赤ちゃん自身の吐き出した羊水である為、100%の確率で赤ちゃんのDNAが採取できる。


★産科の先生からの説明

 (私)検査受するなら、早いほうが良いから、絨毛検査を受けたいんですけど

(先生)絨毛検査は、胎盤の細胞を採取し検査する方法なので、確定的な検査で、99%の確率と言われています。しかし、ごく稀に胎盤の病気の可能性も含まれているので、100%確実な結果ではないので、羊水検査をお勧めします。

 (私)99%ってほぼ大丈夫なんじゃないですか?別に、99%正確ならいいと思うんですけど。99で良いから、出来たら早く知りたいんです。

(先生)この病院では、絨毛検査はしてないんです。もし、どうしても絨毛検査を受けたければ他に自分で病院を探して行ってもらわないといけないんです


*この時は、分からなかった、先生の言っていた事柄について、後々調べた事をまとめると

 胎児は正常なのに、ごく稀に、検査の結果が、染色体正常と異常の両方があると報告される場合があるそうです。胎盤限局性モザイクと言う状態で、早い話この結果が来た場合は、羊水検査を受け直さなくてはいけない。(モザイクとは正常な細胞と異常な細胞が混ざっている状態)

 絨毛検査でも確定的な診断が出来るんです。ただ、その1%に入ってしまった場合、検査を受け直す時間もお金も必要なのです。他の医療機関を受診して、検査を受けて、2~3週間で結果来て、再検査が必要なら、そこからまた検査を受けて2~3週間の時間が必要になってきます。

私の場合妊娠13週に入りかけ、頸部リンパ管腫という立派な診断まで付けられていた。何にもない可能性は極めて低いので、確実な方法を選択しなくてはいけなかったんです。

 結局15週まで待ち、この病院で羊水検査を受けることにしました。検査の説明が終わり、承諾書を書き、検査と入院の予約をしました。

続く
 



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