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【山陽バス】須磨周遊バス一周の旅

2023年3月31日より、神戸市と山陽電車との連携プロジェクトの一環として須磨エリアにおける回遊性向上を目的に「須磨周遊バス」の運行が開始されました。桜の散りかけた頃、お誘いいただき乗車してきましたのでご紹介します。

桜の花びらの舞う須磨浦公園駅のロータリーに黄色い山陽バスがやって来ました。「須磨周遊バス」のエルガミオです。貸切用途となった4523Bで、以前はマリンピア神戸の無料シャトルバスなどで運用されていました

桜の花びらの舞う須磨浦公園駅のロータリー

名残の桜と大阪湾を眺めながら発車時間を待つ山陽バス。須磨浦公園駅には1969年まで山陽電鉄バス(当時)の国道線が乗り入れていました。

須磨浦公園駅のロータリーに停まる山陽バス

国道線が休止・廃止となった後、鉄道代行バスや山陽バスのリエッセやローザが使用された「須磨さくらめぐりバス」が来たことはありましたが、こうして山陽バスの一般車が通常の運行で乗り入れるのは半世紀ぶりではないでしょうか。

須磨浦公園駅のロータリーに停まる山陽バス
須磨周遊バスの経由地表示

須磨の海岸線を走っていた山陽電鉄バスの国道線についてはこちらの記事でご紹介しております。

須磨浦公園駅を出た須磨周遊バスは国道2号線を東へと向かいます。
方向幕だけでなく音声まで用意されていました。

乗り場へ着車する須磨周遊バス
国道を行く須磨周遊バス

山陽須磨駅前を通過して、須磨海浜水族園の前の乗り場で停車し、引き続き国道を東へ。海浜公園前交差点の「イルカのモニュメント」でUターンして、海浜水族園の前を通過してから北へ進路を変えて月見山で停車します。

須磨海浜水族園前を行く須磨周遊バス

月見山からは松並木の美しい離宮道を北上して須磨離宮公園へ。ここでしばし時間調整をしました。

須磨離宮公園で停車する須磨周遊バス

須磨離宮公園からは元来た道を戻っていきます。国道や離宮道を経由するということで、渋滞に巻き込まれるのではないかと思っていましたが、私が乗車した日はむしろ時間に余裕があるくらいで、スムーズに運行できているようでした。

須磨海浜水族園前を行く須磨周遊バス

須磨海浜水族園と山陽バス
須磨海浜水族園でも時間調整があったので、停車している間に間もなく5月末で営業を終了する須磨海浜水族園と山陽バスをカメラに収めました。

須磨海浜水族園と山陽バス

須磨浦公園を出発してから我々一行だけだったのですが、須磨海浜水族園で家族連れの乗車があり、少しだけ賑やかになったバスがまた「イルカのモニュメント」でUターンして国道を西へと向かい、1時間弱で須磨浦公園駅に到着しました。

須磨浦公園駅に到着した須磨周遊バス

運行を開始した「須磨周遊バス」ですが、3・4月の運行は4月9日まで。次回の運行は5月中旬~下旬とされています。黄色い山陽バスが須磨の景色の中を行く姿。またカメラに収めたいですね。

須磨浦公園駅のロータリーに停まる山陽バス

(参考)神戸市のプレスリリースはこちらです。


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