ほうれん草と鶏肉のくたくた煮/240611

アトリエで細々とした作業を進めながら、1話からダンジョン飯を見始める。

初めて見たときはキャラの個性が強すぎてクセのあるサークルにうっかり参加してしまった新入生の気持ちになってしまい途中で見るのを諦めてしまったが、話数を重ねる度に異世界にいるはずなのに親戚の家でご飯をご馳走になっている様な絶妙な距離感で旅を進めるキャラクターたちが魔物を調理する度にどんどん好きになっていった。

昔から茶色くて丸い髪型のキャラクターが好きだ。(EX.、魔法騎士レイアースのアスコット、ひそねとまそたんのオコノギくん、めぞん一刻の五代くんは一番好きかもしれない)

…という話を友人にしたら「ダンジョン飯のチルチャックは絶対好きになると思いますよ？」といわれ、そんなことなかったのに意識して見始めたらまんまと好きになってしまい、妻帯者で三人娘がいると知った途端好感度が爆上がりした。

小腹が減ったのでオールフリーを飲みながら、鶏肉を塩麹とニンニクで揉み込み小麦粉をまぶしてオリーブオイルで炒める。そこに白ワインをひと回ししたら適当に切ったほうれん草をひと束とワンカップ分の水を入れてクタクタになるまで煮詰める。水分が減ってきたらバターと塩を入れて味を整える。

仕上げに粉チーズを振って出来上がり。はじめはフライパンから溢れるくらいあったのに白ワインを染み込んだほうれん草は鶏肉と一緒に小さなお皿にくたくたと収まっている。

味がギュッと染みていて、バケットやライスがあってもサイゼリヤのデキャンタのようなスイスイ飲めるワインがあったら最高なのになあ…！と思うけどグッと我慢をする。

大きな鍋などで大量に調理するのは気持ちよさそうでいいなあ。いつか自炊場のある湯治宿で友人たちと集まってみんなでご飯を作りたい。