見出し画像

【外出自粛】 こんな時しか実現しない“スペシャルコラボ”が必見! (星野源三浦大知、他)

2020年4月現在、東京では週末の外出自粛が続いているが、各国ではもっと深刻な都市ロックダウンを実行している。市民が家に長く居ても楽しめるようにと、アメリカではミュージシャンたちによる「Together At Home」という企画がはじまっている。

Together At Homeは、ソーシャル・ディスタンシングによって社会から隔離されたような感覚や孤独に陥ってしまわないように、音楽を通して世界中の人と繋がることのできる「お家体験」を人々に届けるキャンぺーンである。このコンセプトに賛同したアーティストたちがインスタグラムのライブ配信で視聴者に語りかけながら生演奏を披露し、世界市民(Global Citizens)を勇気づけている。

3月16日はコールドプレイのクリス・マーチンが自宅と思わしき部屋からピアノの弾き語りを演奏してみせた。


日本でも、多くのアーティストが取り組みを始めてくれている。星野源は4月3日に、自宅で演奏したアコギのみの書き下ろし曲『うちで踊ろう』をインスタグラムにアップ。

これに加えて、星野源が、

「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」

と呼びかけたところ、ファンたちからたくさんのハッシュタグ「#うちで踊ろう」の投稿があいつぎ、楽曲にあわせて、歌や楽器を演奏したり、ダンスを踊っていたり、見応えがある動画が目白押しなので必見だ。
この星野源の呼びかけに応えたアーティストのひとりが三浦大知。彼も星野源の楽曲に、美声のコーラスをアドリブで重ねてみせた。

他にも、アメリカでは、米男子ゴルフの「タイガー・ウッズとフィル・ミケルソン」が、特別対戦を放映するという。
こういった「みんなが見たがる夢のマッチ」もこれからも他に続くのでは。


これらは“こんな時でないと見られないスペシャルなコラボ”たちだ。
アーティストたちは「外出自粛を楽しめるように」と、これまで自らが磨いてきたスキルを惜しげもなく披露して、みんなを楽しませてくれる。
人が人を支える。人と人がつながる。
ここしばらくはソーシャル・ディスタンシング(社会的距離?)という言葉が注目を集めているものの、アフターコロナの時代には、あらためて“人のつながり”が再評価されるのではないか。

(おわり)

この記事が参加している募集

コツコツ書き続けるので、サポートいただけたらがんばれます。