【美術館やアートの楽しみ方】 #05 写真は“言葉で書きあらわせないもの”を映す力がある (石川直樹写真展を題材に)
今回は「写真展の見方・楽しみ方」という題材でまとめます。
ひさしぶりに写真展『石川直樹 この星の光の地図を写す』(2019.01.12-03.24 東京オペラシティアートギャラリー)に行ってきて感じたことを材料に「写真展の楽しみ方」を書きます。
1、写真は“身近”で気軽に鑑賞できる現代人のぼくらにとって、写真展が比較的身近な(はずな)のは「普段から写真に触れ慣れている」ということだと思う。ここは絵画と一番違う点だ。
絵画は普段の生活で触れる機会が少ないので、絵画展にいくと