私の信じていたものが見当違いだったとき(日記18)
こんばんは。お体にお気をつけてくださいね。
私の信じていたものが見当違いだったとき、そんなもんだよと気づける力があることを知った。
一日に何度も、何度も画面をスクロールしていると、指先には風を吹かせる力があるんだと思う。
このくらいの時期って1番エアコンの調節が難しいのか知らないけど、図書館は暑くて空気が“終”になっていたし、校舎は鳥肌が立って目が覚めるくらいには冷えていた。なので、バスに乗って心地いい場所へ帰ったのだけど、バスに次から次へと(ドンドコドンドコ)部活の見知った後輩が乗り込んでくるものだから、私は死体になってやり過ごした。
誰にも会いたくないし気づかれたくないと願うことは多いけど、気づかれた方が楽なんだろうと思う。
卒業論文を完成させたい一心で机に座るけれど、睡魔がそれを襲って気持ちいい日が続いている。そのとき、涎を垂らしながら窓の外を見ると世界が空に傾いている。終わることってこういうことなんだろうなって想像しながら、それから約15分後には頭を上げてパソコンに向かう。
大学生の時間の流れ方はぐにゃりとしている気がする。