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1.破産時のセカンドオピニオンのご依頼

破産事案の経営者の方からセカンドオピニオンのご依頼。

既に法的整理の道を決断して進んでおられるのですが、鳥倉に相談したいとのご指名でした。 この経営者の方は、弁護士に依頼された内容が理解できていませんでした。

弁護士の質問の意味を理解して、依頼された書類を用意して、当時の記憶を社長に思い出してもらって、その書類の説明を書き記してアドバイスしました。経営者の方には、これで弁護士に報告に行けると喜んでくれました。

2.事業再生界のお坊さん

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弁護士は事業再生の世界では、「お坊さんと一緒」と言われることがあります。法的整理で破産申請の役割を果たすことが多く、案件の葬式係、墓場とでもいう意味かと思います。

弁護士さんにもご苦労が多いと思います。裁判所など相手がいる仕事ですから、申立代理人として依頼者と裁判所の間に挟まれて、苦労なさるであろう事は容易に想像されます。

それにしても、弁護士さんはかゆいところに手が届かない人を多く見ます。もちろん、かゆいところに手が届く優秀な方もいらっしゃいます。

鳥倉は経営者に寄り添う姿勢を堅持することにより、クライアントファーストが実現でき、そのために鳥倉の役割や仕事があると思います。

鳥倉が民事再生の申請会社で若かりし頃、
感じた苦しみも、
“弁護士意味分からん”
“会計士意味分からん”
というものでした。

当然、高額報酬に納得も行きませんでした。弁護士ではなく、認定事業再生士の鳥倉として、他の人の在り方に学んで、そうならないようにしようと事業再生の道を志しており、思うことは多いです。

3.情報の非対称性の問題

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士業の方は、その類似の事例をやり慣れている一方で、依頼する側は、初めて尽くしです。情報の非対称性の問題が前提にあります。その為、士業と依頼者が同レベルの議論や意見を交わすことのできる、知識経験を得ることはそのタイミングでは実現されません。

依頼者が最初から要領を得た返答や書類を用意することができるとは、最初から期待するべきではないのです。その点を踏まえた、支援の在り方が必要だと思います。

4.つまづいた人をお救いする事業再生の専門家としての役割

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確かに、士業の人は助言が仕事であり、作業をするのは仕事ではないのかも知れませんが、現場で苦しむ依頼者は、初期的なつまづきで頓挫するし、挫折します。

依頼者は質問の意味を理解するのも難しいですし、間違いや失敗を繰り返し、士業の依頼に対する正解にたどり着くには一苦労です。

依頼者の苦しみに寄り添い手取り足取りすることで、士業の方が必要とする情報や答えも現場から収集する事ができます。士業の方にとっても現場で必要な素材をしっかり拾い集めておくと、後から自分自身の仕事も楽だと思います。

依頼者の初期の疑問をクリアにしてあげて、ご相談者がこの方向で安心納得という確信を持って頂く必要があります。 そうでなければ人生最大の逆境に際して前向きに決断し、力強く進む事などできません。

クライアントの疑問に補助線を引いて気づいて頂く、転んだ時点に立ち戻って道筋を見定めることは、大事だと鳥倉は信念を持って事業再生の仕事をしています。

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