鳥倉大介 会社を承継したり再生したりする人 SoFun関東株式会社 代表取締役 認定事業再生士CTP

「事業承継は日本をおもしろくするチャンス」SoFunは事業承継を単なる問題ではなくチャ…

鳥倉大介 会社を承継したり再生したりする人 SoFun関東株式会社 代表取締役 認定事業再生士CTP

「事業承継は日本をおもしろくするチャンス」SoFunは事業承継を単なる問題ではなくチャンスととらえ生き生きとした組織と人づくりにチャレンジする人と企業をつなぎ支援します。第三者承継にチャレンジしたい経営者・経営者候補の方ぜひお会いしましょう。事業再生19年難問解決コンサルタント。

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自己紹介 職務経歴書 鳥倉大介

楽しい自己紹介は別の機会にさせて頂くとして、事業再生のnoteを書いていくつもりですので私がどういう人間か知って頂けたら嬉しく思います。私の人生の半分近くが事業再生に取り組んできた事になります。そんな私が事業再生について書いていますので信じて頂ければ嬉しいですし、参考にして役に立てて頂くと嬉しいです。それでは以下に職務経歴をお伝えします。波瀾万丈の人生ですので職務経歴だけでも面白く感じて頂けるのでは無いかと思います。 氏名:鳥倉 大介(とりくら だいすけ) 昭和54年4月7

    • 日本年金機構による滞納処分・差押と事業再生

      事業再生では優先債権が第一という鉄則があります。 そのため、社長に同行して全国各地の日本年金機構へ伺います。 事業再生において公租公課も滞納する事態となるのはめずらしいことではないからです。 年金機構の回収姿勢に対応して、丁寧にケアしなければ猶予を承認頂けず、 場合により差押を受ける事となります。コロナ禍の痛手から傷が癒えないままの中小企業ですが年金機構は以下の通り積極的な差押をしております。 年金機構の督促姿勢について丁寧にパンフレットで説明してくれません。 毎月

      • スポンサー型事業再生の検討手順

        アフターコロナのといっても、コストプッシュインフレと人手不足が相まって賃金上昇。会社の業績は遅々として改善が見込まれなかったとしても無理もありません。 経営者の方は政府による支援がない、行き届かない中で、なんとか生き残り策を検討されているものと思います。 今回は、自力再生型の事業再生ではなく、事業を譲渡してスポンサーのもとで再生を果たすときにどのような手続があるのかを前提として以下にご説明したいと思います。 スポンサー型事業再生について 以下に1~4の4つの選択肢を提

        • SoFunの事業承継は一歩先を行く

          SoFunの事業承継が一歩先を進んでいるのは、創業して2年半程度で既に3社承継し、案件が進んでいるだけでなく優れた承継候補者が二十数名待機頂いている点です。承継案件も半年から1年程度で10から15件増えそうな勢いでトップ面談や意向表明、基本合意が進んでいます。 経営者候補へは二千人以上のエントリーをいただき二十数名に選抜されております。とても優秀な方々がそろっております。SoFunは1万社の事業承継問題を解決したいと思っています。少なくとも5千人の新たな経営人材を発掘、育成

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          喜ばれる事業承継

          事業承継に課題を感じた経営者はM&Aを意識される事が多く、M&A仲介の方の営業力もあってSoFunへの持ち込みもM&A仲介経由が多くなっています。 SoFunは関西、九州、せとうち、関東と広く展開しており、月に100件近くのノンネームシートの打診があります。業種の制限はなく、売上一桁の1〜9億円程度、従業員5名程度以上とわかりやすく伝えられるように対象区切っていますが、地域に必要な会社か否かで検討しますので幅広に検討します。 トップ面談に進む案件も月に10~20件と増えて

          SoFunの考える新しい第三者事業承継

          SoFun の動きが加速しております!SoFun の提案する第三者事業承継は、他の事業承継と違うと認識いただけるようになってきました。 PEファンドでもない サーチファンドでもない 同業他社でもない SoFun 独自の転売を目的としない、資源を目的としない、継いだ会社に経営者を常駐させて成長を目指す、新しい事業承継。 家業から事業に発展する機会を生み出します。 SoFun はお譲りいただいた株式を原則永続保有致します。自分たちの行動に制約を設けることで社会的課題の解決

          事業再生を動画にて自分の声でお伝えしたい。

          事業再生を動画で音声にてお伝えしたいと準備しております。本当に事業再生が必要な人に事業再生が届かないと感じています。経営者の興味のある検索ワードは“資金調達”。資金調達にこだわると再生のタイミングを逸してしまいます。調達の限界を感じたら事業再生へシフトする必要があります。 事業再生が必要な会社を正確に捉えることはできませんが、ゾンビ企業と表現される会社のほとんどは事業再生が必要な会社です。 鳥倉は上限20社に絞って事業再生を承っています。 鳥倉ができることは限られておりま

          なぜ心理的安全性が事業再生に必要なのか。

          日本の中小企業に心理的安全性はない? 日本の中小企業は、社長にオーナーシップ(3分の2超の株主権)と経営執行権(CEO兼COO)という企業統治の上で非常な大権力が集中している事が多いです。 コーポレートガバナンス(企業統治)を発揮する為にはステークホルダー(株主・経営者・従業員・顧客・取引先のほか、金融機関、行政機関、各種団体など、企業のあらゆる利害関係者)が相互に代表取締役社長を正しく牽制する必要があります。代表取締役社長といえど、完全無欠で万能ではいられず、時に加齢や

          鳥倉再生事務所2022年仕事集

          鳥倉再生事務所は事業再生を専門にハンズオン型支援をする会社です。そのため、仕事は分析に留まらず社長と二人三脚で解決にコミットメントするのが特徴です。 難問解決コンサルタントと自ら名乗るようになり月日が経っておりますが、1年に一度、仕事を振り返り実際にどんな仕事をしていたのか?皆さんにどんな貢献ができるのかを感じて頂く為、仕事集をお届けしています。 印象に残った仕事を抜粋してお届け致します。守秘義務もあるため案件の概要のみをお伝え致します。 もう少し細かく説明してほしいな

          それでもなお事業再生に打ち込む逆説の10カ条

          私にNLPを伝えてくださった師匠が『それでもなお、人を愛しなさい 人生の意味を見つけるための逆説の10ヵ条』という本を薦めて下さいました。 12月の多忙の中、なぜ私が寝食を惜しんで人のために事業再生なんて因果な仕事をやらなくてはならないのかと、24歳から43歳にいたるまで19年も続けている仕事に改めて疑問に思いました。人間なんてそんなものです。 とても良いタイミングなので本から受けたインスピレーションを元に『それでもなお事業再生に打ち込む逆説の10カ条』を自分なりに書いて

          粉飾決算の始まりは不良在庫の意図せざる綻びから 事業再生

          事業再生に粉飾は付き物 事業再生は何らかの失敗から挽回するための仕事です。そのため、粉飾決算というべきか、会計上の誤謬も含めて良く出会います。会計上の過ちがあったとしても、再生すべき会社、再生できる会社は原則的に再生すべきと言うのが私の認識です。 会計上の過ちを追求するのは当然ですが、再生を認めないという判断になった時には、お金を貸している金融機関も無傷ではいられません。再生できないと言うことは会社が破綻する事に直結し、貸金が回収できないことを意味します。 ですが、メイ

          なぜ息子・娘が事業再生に成功するのか?

          事業再生は難しい事業再生は専門家でも往々にして失敗します。金融機関が音頭を取って取りまとめる事業再生でも失敗します。ですが、経営者の息子や娘、一族の素人が事業再生に成功したお話しを聞いたことはありませんか?意外によくある話です。なぜプロでも失敗する事業再生に、経営の素人である息子や娘が成功するのか?いつもと違う切り口で説明したいと思います。 事業再生の失敗のパターンを考える金融機関の場合 金融機関はその名の通り、資金調達への支援が基本となります。事業再生フェーズではお金を

          ゼロゼロ融資後の業績不振先の再生支援の手順と留意点

          皆さんのおかげで銀行研修社より『銀行実務』に 寄稿を求めれ無事校了しておりましたが 本日、雑誌を献本いただきました。 特集2として 『ゼロゼロ融資後の業績不振先の 再生支援の手順と留意点』を 書かせて頂きました。 ぜひお手にとってご一読ください。 金融機関では定期購読されているケースが多い雑誌かと思います。 業績不振先という私の得意なカテゴリーで ご依頼をいただきありがたかったです。 活字になる喜びを感じました。 みなさんからいただくご期待に応えるべく、 日々事業再

          なぜ事業再生はいつも手遅れなのか?

          答えは1つ!運転資金が足りなくなってから事業再生に挑むからです。 運転資金は経営を営む上での基礎知識ですが、正確にその意味や、自社の運転資金の必要額を理解している社長は意外に少ないです。 経営が1回転するのに必要な資金のサイクルをイメージして下さい。会社が立ち上がったときの資本金の根拠としても運転資金を意識することは多いです。 株式会社は大航海時代にリスクを分担するために発達した仕組みです。船を作り、乗組員を雇い、遠隔地へ航海し、商品を仕入、帰港して積み荷を売却して配当

          人手不足の解決なくして事業再生はない

          採用ができないという課題に真剣に向き合う企業しか再生できません。財務を改善しないと、多くの採用ができないという課題のパターンに対処ができないためです。 以下、東京商工リサーチの記事を引用致します。 もともと人手不足はわかっていたはずですが、事業再生と言えば、バブル崩壊以後の処方箋であるBS調整型(過剰債務のカット)、リーマンショック以後の処方箋であるコストカット型(無駄を省く)である時代が長く、人手不足が企業の損益に大きなインパクトを与える時代に対応できていません。 コロ

          事業再生のプロは今どこに。プロを育てた歴史。

          あきらは59歳今、映画で話題の池井戸潤の『アキラとあきら』(リンクはamazon prime WOWOW版)の舞台は1989年からスタート。バブル崩壊後の貸し剥がしの時代がテーマになっています。 あきらは新卒入行後、当時3年目から物語は始まる設定です。あきらが実在するとすれば現在59歳。事業再生や不良債権処理に手慣れたプロが、すでに定年退職していたり、現場におらず子会社に居たり、出向、転職済となるのも無理はありません。事業再生業界に現存する人でも、第一線でやってきた人は70