#213 『いい子』じゃないと愛されない。条件付きの愛は不足感になる。
『私は何でこんなに生きづらいんだろう??』
そんな疑問を持ちはじめたのは
22歳くらいの時に仕事もプライベートも家族とも上手くいかず私の心はポキっと折れて
引きこもりになったあの日。
『私は何でこんなに生きづらいんだろう?』と
初めて自分の今までの20年間の人生と向き合う
きっかけをくれた。
たくさん色んな本を読んで、10才から書き続けた
私の当時のぐちゃぐちゃな気持ちを書き綴った
呪いのノートを見返すと…
私は『〇〇ちゃんはいい子だね』とよく言われてて、そんないい子な私を見てとても嬉しそうだった母の顔を見るのは好きだったけど、
『いい子でいなくてはいけない』
『いい子じゃないと愛されない』と私は
勘違いするようになってて
愛される為には
いい子であると言う条件が必要であり、
いい子じゃない私はダメ人間だとおもってた。
だから私は何か決めたり選ぶ基準は
必ず!お母さんが喜ぶこと!
ここがベースでした。
そして母はいい子に育った私を見て
周りから褒められる、羨ましがられる事に
優越感と満足感を味わいどんどん
親である事だけが生きがいになってて…
私から離れられなかったんだと思う。
母からのメッセージは
『お母さんはあなたの為にやりたい事を我慢して
子育てに専念したんだから、
お母さんが できなかった事を
あなたが実現してね。
お母さんをガッカリさせないでね。
あなたの事はお母さんが一番よく知っているの
お母さんの言う通りにすれば幸せになれるからね
お母さんがいないとあなたは生きられない』
そんな想いがバンバン私に飛んできた。
それを そのまま受け止めていた私は
『今のままではダメだ!!』
『私は欠けている、私は不足している』
『愛をもっとちょうだい』『私をもっと見て』
でも、私は欠けている、不足している。
『愛されたいなら
変わらなきゃ、変わらなきゃ』
そんな気持ちが私の頭にこびりついて
心の叫びがあちこちに書かれていた。
子供の私は自分とお母さんは繋がっているから
自分とお母さんと意見が違っていい事を知らなかったし、自分の事を守る事も知らない。
お母さんに何か口答えしたら
『もうお母さんは知らない勝手にすれば』と
小さな子供の私の力では生きていけない事を
知っててこの言葉を使うのはずるい!と
思っていたけど
私のお母さんである事は変わりなし、
反抗もできないし、お母さんに説教もできない。
ここはやはり自分で自分の事を守る智慧なるものを学ぶ必要がある!と改めて思いました。
私が勉強になった心の本を良いタイミングで
子供達にすすめたり、母となった私は定期的に
立ち止まり自分を振り返る必要もある。
意識しないと母と同じ事をしている時があり
ハッとする。
でもそこには我が子に対しての愛情のつもりだけど本当は自分の都合がいいように解釈したり、
我が子を自分の思い通りに動かしたいコントロール欲だったり、私がいないとあなたは生きられないという優越感なのかもしれない。
私は我が子に自分が欠けているとか
不足してるという呪文をかけたくない。
どんなあなたでもお母さんは
あなたが大好きで、あなたには自由に選ぶ
権利があるんだよ!と
言葉と行動で示したい。
今、私が小さな子供だったら
私の子供になりたい??
そんな言葉を自分に投げかけたい。
それでは今日も心穏やかに
ポジティブでありますように。
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