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「やる気があるやつは去れ」ーー”不真面目でも面白いことを見つけられる人”と僕は仕事がしたい

こんにちは。
株式会社トリドリ広報担当です。

"toridori"のメンバーに会社や仕事について”色とりどり”に話してもらうインタビューをお届けします。

▼これまでのインタビューはこちら⇩のマガジンからどうぞ!

第6回は、動画を中心に多種多様な制作を行うチーム『toridori studio』で働く、クリエイティブ事業部の間宮光駿を取材しました!


◆社員インタビュー:間宮光駿


-今の業務内容を教えてください

僕は、toridori所属クリエイター、フリーのクリエイターのYouTube動画製作やMV、WebCM製作など映像製作を請け負うクリエイティブ事業部に所属しています。事業部では、動画コンテンツに特化した企画製作事業、業務提携を行いYouTubeチャンネルの製作や運用を行うYouTube運用事業、そして企業様のYouTubeチャンネルを開設から運用・分析まで行うコンサルティング事業など、映像製作に関する幅広い分野を担当しています。

僕の担当は、ミュージックビデオ、WebCMの製作・監督をメインでやらせていただいています。その他の時間は”何でも屋的なピンチヒッター”ですかね。事業部スタッフの教育や、ふわっとした企画をどうやって回していくかといった相談に対して、コンセプトを考えたり、企画のためのフォーマットを作ったりしています。最近は、単発の案件を一人で完結させるみたいなことも多いです。

-これまでのキャリアを教えてください

何か自己表現をしたくて、中学生からYouTubeの活動をはじめました。個人活動を経て15歳の時にネタ系の4人組YouTuberグループに加入し、チャンネル登録者数約80万人を達成することができました。グループ脱退後、個人チャンネルに戻り、こちらは登録者数約16万人でした。

その後YouTube活動を終了し、高円寺のお店で服を作ったり絵を描いたりして生計を立てるフリーな一年を過ごして、2019年の8月頃、toridoriに入社しました。

人気YouTuberでいることの圧

YouTuberって結局数字が根本にあって、好きでやっていることなのに評価されることが求められる。だから常に自分がお客様に消費される主体であるという意識を持ってしまっていたんです。だからいつも何かに追いかけられている気がして、自分の後ろに崖がずっとあるなか走り続けるように感じていました。例えばSNSでの一挙一動が、明日の自分、1ヶ月後の自分を大きく変えるので、「自分の行動一つ一つに何か見出せないか、探しながら生きることがベスト」と思ってしまったり…。

結局、僕はありのままの自分に数字がつくことを良しとするタイプじゃなかったので、『走り続ける』ために必要だった、芯と思っていたものは作り物だったことに気づいたわけです。

インターネットで見せようとする自分像を作り続けなきゃいけないなかで、その不安と色んなことを吸収する10代半ばの変化が、芯だったものをブらせていきました。ずば抜けて「ここが凄い!」と評価されるポイントがまだ自分になかったこともその要因の一つだったと思いますし、むなしくも感じていました。勿論、80万人、16万人の登録者の方々に見てもらい評価いただいていたのは嬉しくもあるのですが、ニーズのないところに大きなニーズを生んだり、ムーブメントを作るほどの実力がまだ自分にはなかったんです。
それならばYouTubeという枠も取っ払って、追いかけられて作るのではなく本当に長く世の中に残る創作をしたいと思い立ち、芸術に関するいろいろなことにチャレンジしました。

そんな日々を続け1年が過ぎた頃、「そろそろ本当にやりたいこと決めたらどう?」と尊敬する先輩に言われて、映像製作がやりたいと思ったんです。

振り返ってみると当たり前ではありますが、僕はまだまだ未熟者でした。過去やこれまでのキャリアについては、どこまで行ってもついてくるだろうし、後悔してませんが、誇るものでもない。だからこそ映像で、もう一度挑戦し誇れるものにしてみたいと思ったんです。

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-なぜtoridoriなのか?

toridori入社のきっかけは、僕がYouTuberをやっていたときのアシスタントである赤津くん(赤津の社員インタビューはこちら)に「一緒に仕事しないか?」と誘われたことです。YouTuberとしての誘いではなく、裏方のクリエイターとして声が掛かることは余りなかったんですよね、でも実は僕はそちらがやりたかったのです。

誘われたとき、toridoriにはビジョンがあり、キャリアも作れると思えたことも入社動機となりました。僕は、仕事って世の中へ還元する一つの手段だと思ってます。toridoriでなら、目指すものに向かって走りながら、自分の持っているモノを活かして社会に還元できるんじゃないかと思ったんです。僕がこれまで学んできた知識を他のメンバーに共有できるし、映像制作の楽しさを知ってもらえるんじゃないか。フリーランスで働くのもアリなんですけど、映像制作って結局ひとりではできないんですよ。だからディレクターや撮影など、様々なスキルを持つ者同士でチームとして動いていくことを学んでいきたいと考えました。この先、フリーになろうがなるまいが、経験として大事なことですから。

toridoriは突飛なことも受け入れてくれる

toridoriの良さは、すごく当たり前のことのように聞こえるかもしれないですが「賢い人」が多いところです。
「柔軟で新しいものを作ろうとする人」「否定されるようなことも真剣に考える人」こんな熱い想いだけでなく、賢さも備えている人と仕事ができるって素晴らしいことだと思うんです。

toridoriは新しいことに挑戦している会社だし、インフルエンサーマーケティングは常に変化しています。そんな社内だから、普通なら受け入れられないような突飛なことを言っても「なるほど。なんでそれをしたいの?」「どうやったら実現できるだろう?」とちゃんと受け止めて一緒になって真剣に考えてくれるんです。だから新しいアイディアが生まれるし、大きな一歩が踏み出せる。toridoriにはそういう意味での「賢い人」がいます。

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-今の仕事のやりがいは?

僕は完全に、自分がやりたいことのために仕事をしています。「誰かのために頑張る」「目標達成のために頑張る」という理由付けをしてしまうと、人や目標ってブレる可能性があるものだから不安なんですよね。冒頭でも書いたように『芯がブレる』ということが一番怖いんです。だから、今の環境で「自分がやりたいことができる」ということそのものが、今のやりがいです。

まだまだtoridoriも僕も成長段階です。世の中の大手の制作会社と比べたら微々たる力かもしれないけれど、自分の頑張りで何かが変わるという今の環境は貴重ですね。例えば大手クライアントに提案する時は、toridoriの小さなチームで大手制作会社の人たちと戦うことになるし、そのためにもっと技術を磨かなきゃいけない。そのようなスキルを磨く行為自体もやりがいかもしれません。

僕は、仕事にまつわること全てが勉強だと思っています。働いていく中でやりたくないことって誰しもが必ずぶつかる壁ですが、やりたくないことって往々にして自分の苦手分野だし、苦手と向き合わなきゃ克服できないと思います。でも、意外とやりたくないことの中に答えがあったりするんです。だから仕事が選べるフリーよりも、色んな仕事をしなければいけない今の環境の方が多角的に成長できると考えています。

自分の課題に気づけること=成長、だと思う

毎日仕事で挑戦し続けていく中で、自分の課題に気づけることが成長だと思っています。
今後の個人的な目標は、「自分が納得するものを生み出し続けられる」ようになることですし、会社の人間としての目標は「チームのシナジーを生めるようにしたい」ということです。ただ単に人が集まっているだけというのはチームではないので、コミュニケーションをとりビジョンを共有することで、協力しあってチームを作っていくことは絶賛勉強中です!

今は、誰でも新しいものを始めやすい時代になりました。iPhone一台あればカッコいいっぽいと言われる映像を作れちゃうし。カッコいいっぽい止まりにならずに自分たちだけのカッコ良さを作るためには、チームとしての力を最大化することが必要なんですね。

クリエイティブ事業の視点で考えてみると、映像制作って外注ももちろん可能なんですよ。だから、今自分たちが社内でチームとして好きな映像を作っているって物凄く贅沢だと思ってて、贅沢は本気でやるからこそ意味がある
クライアントは100%でOKを出すけど、常に120%を作らなきゃ成長できないし、楽しくない。100%以上ってプロじゃないと作れない、だからこそ、常に120%の作品を目指しています。

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”不真面目”な人と仕事がしたいです

映像のスキルやレベルは問わないですが、僕はタモリさんの「やる気があるやつは去れ」という名言が好きなんです…この言葉に「おっ」と思う人と働きたい。
やる気があることが悪いという意味ではなくて、僕の考えではやる気がある人って目の前の事を最短距離でこなしてゴールに行こうとしがちなんですけど、大抵の物事ってゴールに別に面白いことはなくて、ゴールに行くまでの道のりやその周りに面白いことがたくさん溢れている。
だから、適当だったり、不真面目でふらふらしている人の方が面白いものに気づいたり生みだしたりできる、クリエイティブにはそういう力が必要なんじゃないかと思ってます。

だから、不真面目でもいいんで「面白いことを見つけられる人」と一緒に働きたいです。

「今を生きてる」って実感できる仕事がtoridoriにはあります

僕のモットーは「今を生きるために未来を見ろ」ということ。「今が良ければいい」という考えはダメだ、みたいなことはよく言われていますが僕はそうは思いません。「今が良ければいい」って思うし、大賛成ですが、それは「今も未来も常にどの瞬間も楽しく、かっこよく、泥臭く、美しく生きる」ってことだと思っていて、そのためには、努力が必要だし、日々変化していかなきゃいけない。努力を継続し、日々変化を重ねられる、そんな「今を生きてる」って実感できる日々をtoridoriで送れています。そんな仕事の仕方ができる会社って良くないですか。

今を生きていないとやる気が色褪せてくるじゃないですか。その道何十年のプロとかより、初めてチャレンジする人の「作りたい!」という初期衝動の方が実は一番カッコいいんじゃないかと思ってます。

だから僕は常に「初めて」の気持ちで仕事をするように心がけています。

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Photo by JP° / JNUPEI SUZUKI
https://www.instagram.com/junpei_suzuki0504


-『toridori』という企業のどんな点が”色とりどり”だと思いますか?

toridoriのロゴは赤、黄、緑、青で、色鮮やかですが、僕自身を色に喩えると…色んな色を混ぜすぎた筆洗いバケツみたいなグチャグチャの茶色でしょうか(笑)。今の時代って急激に個性を求められるようになって、面接でも「こういう所が長所で、個性です!」みたいなことをいうのが良いとされていますよね。でも、そういう長所のような色鮮やかな美しい色だけが個性というわけではないじゃない。

色鮮やかな原色もバケツの中のグチャグチャな茶色も、個性。そんな茶色の僕が認めてもらえている、強みを引き出してもらえている場所だ、というのがtoridoriの”色とりどり”な部分ですね。
ザ・ブルーハーツのロクデナシという曲があるんですが、特に最後の一節が好きで、茶色で、ありのままでいいtoridori、めっちゃいい会社じゃないですか?

“誰かのサイズに合わせて 自分を変えることはない 自分を殺すことはない ありのままでいいじゃないか”
THE BLUE HEARTS『ロクデナシ』より引用


私たちは「個の時代」の、担い手に。をミッションに掲げ、さらには社会を代表する存在へと進化することを目指しています。そんな私たちの展望やカルチャーに共感し、実現に向けて共に挑戦する仲間を、募集しています。

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社員一同、"toridori"なみなさんをお待ちしております。


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