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「『世界共和国へ』に関するノート」をコピーしに国会図書館まで行く。

🌀「D計画」――「柄谷行人「Dの研究」」の研究・日報🌀
柄谷行人『力と効果様式』発売日(10/7)まであと7日
「『世界共和国へ』に関するノート」をコピーしに国会図書館まで行く。
 
 という訳で、『力と交換様式』はかつて雑誌『at』、『atプラス』で連載されていた「Dの研究」(全6回)のみならず、「『世界共和国へ』に関するノート」(全14回)も、その土台になっているに違いないと思い込み、それでは、とネットを探したが古本屋などではヒットしないので、已む無く、人生初国会図書館までそれのコピーをしに行った。
 大学に所属していないと、大規模な図書館が使用できないのは、マジ困るが、まー、仕方ない。今までは、何となく、Y市立中央図書館を利用していたが、どうも「at」が検索でヒットしないので、永田町まで行くことになった。
  いろいろと手続きなどは煩瑣で面倒ではあったものの、館内は広く、コピーは一枚27.5円と高価ではあったが、とてもきれいに複写されていた。あたかも中世の修道院の写本僧のような方々が黙々と、なおかつ高速で(10冊あったのを25分で終了)作業をされていた。
 待っている間、暇だったので、新館1階の喫茶「フェリカ」で本日のランチ(670円)を食す。チキン・ソテーだったが美味かった。
 問題は、何故か13号だけなく(理由不明)、仕方なく、今度はT立図書館に行かねばならぬ。来週の月曜日には、また高飛びか? いろいろ出費が嵩んで困る。
 
 あれから(いつから??)、「Dの研究」はほぼ読み終えた。確かに、「力」は単に「交換」から生ずる、と言われても、何故、そうなのか? という問題が残るのは確かである。連載が長期中断になっていた、つまり、これでよし、という気持ちになれなかったのも宜なるかな。
 かと言って、「霊」の問題が残るのだが。
 ちなみに「D計画」は、柄谷とは全く関係なくて、小松左京の『日本沈没』に登場する日本人移民計画? のこと。
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20220930 1101



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