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オリジナル小説

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小説書くのは好きだけど、苦手意識があります。 いつか人並みにかけたらいいなーぐらいな気持ちで 頑張りたい💪
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#高校生

【小説】墓場まで持っていく 3

【小説】墓場まで持っていく 3

⚠️続編です。性的描写あり。

 その時から私たちは仮の恋人になった。先生の車に乗って、県外の観光地に行ったり私たちは知り合いに隠れて会うようになった。

付き合って一週間、私は先生とホテルに行った。

「先生、私初めてで」

先生は大人だから、やっぱりペースが早いのかな。そんなことを考えながら、いやらしいライトに照らされ上に乗ってる先生の顔を見つめる。

「俺が全部するから、かなえは楽にしていて

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【小説】墓場まで持っていく 2

【小説】墓場まで持っていく 2

⚠️続編です

高校2年、勉強しかしてなかった私には好きな人ができた。好きな人は私の苦手なことが当たり前のようにできて、笑い方がかわいい先生だった。

先生への恋は絶対に叶わない、若いからこそ、先生に惹かれてしまうんだ。そんなのは承知の上でこの恋は止まらなかった。

「先生、数2のこの部分全くわからないんで、教えてください。」

「あーこれ難しいよね。俺高校の時一番苦手だったんよね」

数学が特に

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[小説]墓場まで持っていく 1

[小説]墓場まで持っていく 1

雨が降る、雨粒が光を反射する。キラキラと光る世界、どんよりとした湿気、それさえ人生に色を与えてくれる。

 なんとなく私はペンを握り、ギシギシと音を耳障りな音を我慢しながら椅子に座る。ペンを握るのはいつぶりだろう。日数を数えながら、筆を走らせる。久しぶり書いた文字は、別人の書いた文字のように見慣れない違和感があった。高校を中退してから、私は何も進歩していなかった。最後に書いた文字は、学校で受けた最

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