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金塚貞文著『マリー・アントワネットは夜、哲学する』

ククク交流会に参加したいという動機がきっかけで、こちらのnoteを始めた虎馬鹿子です。

ククク交流会主宰の牧村朝子さんがアンバサダーだった、クラウドファンディングがございました。
で、拡散力とか全くないのは承知でしたが、応援したいという気持ちで、初め〜クラファン終了までは、全て以下を貼り付けていました。
(追記・2020年より、本文中に紹介がないものについては外しました。)

findomというセクシー系衛生用品・・・すみません、はっきり言います、指用コンドーム風商品、なぜわざわざ「風」と断るかといえば、避妊に使うことは想定していないからです商品の、日本オリジナルパッケージ版が販売継続の危機にあり、それを救うためのクラウドファンディングでした。

なので、むしろ積極的に「下ネタ」を入れる方向で書いていました。
ぜんぜん大したことなかったと思いますけれど。
たぶん。
当時は知りませんでしたが、後日noteってどのくらいまでなら大丈夫なのかしらとサーチしたことがあり(自分が書こうとするものが引っ掛からないか心配で)、まあ、仰天しました。
皆さん相当、エロというか、や〜ほんっとヘンタイですね。
有料のものは拝見していませんが、無料(お金になるわけでもない)なのにそれってどうかしているとしか思えず、しかしとっくに私もそう言われても致し方ありませんので、このくらいにしておきます。

実は他にもnoteのアカウントを持っていたのですが、そちらの方はクローズし、下ネタに寄った虎馬鹿子だけ生きているのは偶然か否か。
しかし、上手く利用してやろうと、虎視眈々目論んでいます。

ある界隈においては、私は「被支援者」であり「当事者」であり、つまり「弱者」でもあるのですが、弱者が性欲を主張すると、「弱者」ではなく「人」であると気付いてもらえる、という都市伝説?がございますから。
馬鹿げたお話ですけれどね。
(性的)経験者なら一目置かれる思春期かっ!みたいな。
その界隈において、私は母親であり、つまり経産婦であることが自明なのに、全く、意味不明ですよ。
しかし、出産した途端に女から聖母になり、「子育ての失敗(←コレ、うちの子のこともディスってるんですけどね!)」を持って聖母からも引きずり降ろされているのが、今の私の立場をかたち作るストーリーであるのなら、性欲を主張することで、男性同様に「考える人」であると認めてもらえたりするケースもあると思われます。
「考え」を主張しても相手にされないのに、あら不思議です。

しかしちょっと間違えると、今度は「淫乱」と断罪されるでしょう。
しかし「淫乱」はアリバイであり、ほんとうは、女が「人(man)」であることを潰したいのです。


・・・という「考え方」が示されてるのが、金塚貞文著、『マリー・アントワネットは夜、哲学する―淫らな女は不滅です。』、三笠書房 (2001/10)です。

女が「女にも性欲がある」と主張し始めるとき、それは、「女も人である」と主張しようとしているのです、というのは、女の私でも、いや、女の私だからこそか、コワイと思います。
既に、かな~り怒らせちゃっていることでしょう。


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