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Twitterまとめ【2020年6月】6月ブログ後記

 しんどい。疲れた。

 いつも書いていることだけど。しんどいはしんどい。
 あと3ヶ月でバイト終了だ、あと少しだと思いつつも、思うのは「早くゴールしたい」ということ。
 何度も書くけど、体力面だけでなく、精神面のダメージも大きい。なにしろ丸々1年何もしなかった。何も生産しなかった。1年なにもしなかった、ということの罪悪感。虚無感。焦燥感。体の中で、精神がねじ切れそうな感じがしている。

 今すぐ何かやらなくちゃ……何か始めなくちゃ……。
 でもそう思う一方で、疲れた。疲れ果てた。疲れ切った。
 バイトが終わったらしばらく、ただ寝るだけの業務をしたい。ずっと働きっぱなしで、もう体がボロボロだ。

 鬱状態といういのは、望んでなるものではない。堕ちるものだ。
 その日考えること、考えられること、というのは一杯ある。何を考えよう、何を課題にしよう、というのは自由だ。何を考えてもいい。
 そのはずなのに、思考というものは堕ちる。ある場所に堕ちる。その方向に行きたいと思っていなくても、堕ちる。堕ちるから抜け出せない。逃れられない。
 精神の中にも蟻地獄のようなものがあり、時々そこに落ちてしまう。

 私は鬱という思考の穴に落ちやすい傾向がもともとあるが……今は頻繁に堕ちやすくなっている。
 鬱になるたびに、何か壊れる。何かが終わる。そんな感覚がある。

 さて絵の話。
 今月、やっとこさ板タブレットを購入できたが、使ってみた結果はさんざんだった。全く使いこなせない。という以前に、絵が描けなくなっていた。
 「使いこなせなくて」絵が全然駄目、というのは違う。もうそもそも絵が描けなくなっていた。  実際描いたものは保存しなかったが、本当にひどいもので、完全に絵の初心者。「頑張れば行ける」というものではなく「あ……これは駄目だ」と確信できるレベルの駄目さだった。「頑張れば行ける」というのは、年単位で絵を描いて取り戻せばなんとかなるかもね、って話で、今の私にはそんな時間はない。

 絵が描けなくなっていた。完全に絵が描けなくなっていた。

 ということに気付いた瞬間というのは相当に落ち込んだ。鬱の穴に落ちた。あれもこれも、できないんだ。もう終わりなんだ。計画が全部真っ白なんだ。

 うわぁどうしよう。何もしていないのに。何も出来ないまま“終わり”になっちゃった。

 モタモタしていた2年間は長過ぎだった。2年の間に私の腕、指に培った技能は全部失われてしまった。
 セーブデータが消えた。それも一番大事なデータが。

 でもしばらく経って。
 だったらもういいか、と心境が変わりつつある。
 だってそもそも、ラストイラスト集なんて、誰が欲しがる? 誰が欲しいと言った? 作っても1冊たりとも売れないぞ。全部私個人的な話。自己満足だ。
 どうにもこうにも、今まで描いてきた中でやっぱりまだ課題が残っている、ちゃんと終わらせたい、もっとより良くできる方法があるじゃないか、と思いがあった。そういう自分の気持ちを成仏させたいだために「もうちょっとだけ描く」とか言っていただけだ。一人で勝手に。
 Twitterでアンケート取ったらわかるよ。まず言って誰一人、1票たりとも入れない。保証できるよ。誰もとらつぐみなんて奴が何をしているのか、何をしたいかなんて興味がないし、知らない。それがわかっているから、恥をかくだけだからやらない。

 でも絵が描けなくなったんだったら、もういいか……って思うようになった。
 おそらくモヤモヤはずっと残るだろうけど。

 これが鬱の穴に落ちて、何かが壊れて何かが終わった、ということだ。私の中で“絵描きの私”は死んだ。

 私は“次”に進まなくてはならない。
 その“次”のもの……いまだに正式に宣言していないけど、まあ“アレ”だよ、“アレ”。ブログ読んでいる人ならおぼろげながらわかるんじゃないか、という気がするけど。どうせこっちも、誰も期待していないし、はっきりいって知りたいとも思われてないんだろうなぁとは察してはいるよ。
 でもそんなのは関係ない。何かを作り、残すことは私の至上命題。
 最後まで何もなかった私の人生に、私自身で“締め”を作りたい。存在証明の証。
 私の存在なんて知らなくても良い。でも、私が作ったものが、誰か手に渡り、満足を与えさせられればそれでいい。誰かの引っかかりになれば、それでいいんだ。名前も知らなくて良いよ。第一、「とらつぐみ」って「何者かよくわからない」って意味だし。「よくわかんねー奴」ってよく言われるしね。

 私に残された時間は少ない。
 人生の残り時間は限られている。
 この次の挑戦が空振りに終わったら、その時は私の人生もそこで終了。ゴールじゃない。ゲームオーバー。リザルトスコアは0点。
 何もない人生でしたね、残念。で、終わる。

 まずできる限り早いうちに会社を興そう。「会社」って唐突に聞こえるかもしれないが、10年くらい前から計画していたこと。でも金と人がなくてできなかった。今もどうやったら金と人が得られるのか皆目見当も付かない。
 『projectMOE』の大失敗は金と人だ。企画や物語は最高に魅力的だったし、多くの計画があったのに、金と人がなかったためにきちんとスタートさせられず、中途半端なところで頓挫。あれは『鳥人間コンテスト』のスタート地点で羽が折れて堕ちたパターンだ。
 面白い脚本一杯描いていたのに、準備していたのに、スタート地点で羽が折れてばしゃーん、はい終了。
 でも次は会社を興すところからスタートしよう。同じ失敗はしたくない。金と人もないから、会社を作っても何の意味もないけど。とにかく進まなければ、私の人生が終了になる。

 私の人生が終わるかどうかの話だ。
 何もなければ、私は道化で終わる。なにも成果がなく、ただ笑われたまま、首をつって終了。
 はーい残念でした……ってね。

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