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8月26日 シュレディンガーのSwitch

シュレディンガーのSwitch

①定価販売のSwitchが存在しているかどうかがわからない。
②Switchの次世代機の噂が本当か嘘かわからな
い。

①定価販売しているSwitchが存在しているかどうかわからない。

 これはファミ通COMに「AmazonにSwitchの定価販売が復活!」という記事が載っていたので、「おーそうなのか。ちょっと様子を見てみよう」……と見てみたところ、すでに定価販売の新品はなく、転売価格42000円のしかなかった。
 酷いもんだ。新しく出ても記事になる頃にはもう売れ切れている。
 いや、でも、もしかするとAmazonを覗いてみなければ、実は定価販売のSwitchは平行世界に存在し得たのではないだろうか。確認しなければ、定価販売のSwitchが存在する世界と、しない世界が永久に存在することになり……。
 まあ、しないんですけどね。

 これはそろそろ政治が出てきたほうがいいんじゃないか。これだとまっとうなビジネスが成立しない。こうも出荷したら出荷したぶんぜんぶ転売屋が買い占めちゃう状況が続いていると、消費者の手元になかなか届かなくなってしまう。
 そもそも中古価格が新品の価格より高いという状況自体がおかしいのであって……。
 でも政治で「中古価格の値段が定価を越えてはならない」という法律を作ってしまうと古物商やコレクターの文化がダメになってしまうのか(切手のコレクターの世界とか、死滅しちゃうもんね)。じゃあ「発売から○年以内の商品は」という但し書きを付ければいいかな。
 マスクの転売禁止を法律化できたんだったら、こっちの転売禁止もどうにかできるだろう。問題はそれをやろうとしない政治家。さらに政治家に働きかけをする人(ロビイスト)がいない。
 するとゲーム業界も政治に人を送り込む必要があるか……。誰かやってくんないかな……。

②Switchの次世代機の噂が本当か嘘かわからない。

 またしても出てきたSwitchの次世代機の噂。
 今回の噂は、「ネット上のどこか」ではなく、はっきりとした情報元がある。台湾の有力紙『経済日報』(20年8月24日付)で、台湾業界筋の証言によるものだという。Switch次世代機の発表は2021年初頭。
 記事を読んでいるとフラッシュメモリやら専用メモリとかの話が出てくるから、工場関係者がおもらししたのかな……みたいな内容。うーん、ありそうな話。
(MacronixがSwitchゲームカード用ROM独占供給業者だ……みたいな話が出ているので、じゃあそこの従業員がおもらししたんでしょう)

 現行機のSwitchが未来永劫販売され続けるわけがないので、どこかしらで次世代機の登場があるのは当たり前の話。SwitchProやSwitch2は噂話ではなく、“いつか”は必ず出るもの。
 でもそれが“いつ”なのか?
 言われてみれば4年目のハードだから、そろそろかなぁ……という気はする。

 Switchの性能アップ版があるとしたら当然欲しいけども、でも中途半端なのは嫌だなぁ。PS5、Xbox Series Xが「ノーローディング」を掲げているところに、「ウチはまだ4~5秒のローディングあります」とか言われても、しらけるだけ。タイミングとしてもPS5発売直後にそんなもん発表してもPC-FX並に注目されんわ。Switchもノーローディングで並んで欲しいけど、任天堂は性能面でサボるところあるからなぁ……。
 性能はともかくとして、ノーローディングだけは欲しい。私がSwitchPROにほしい機能があるとしたら第一にそれ。SwitchPROはそこまでいってくれたら絶対買いなんだけど……どうなることやら。中途半端に「ローディング1秒だけ早くなります」ではなく、ガッとパワーアップしていてほしい。このあたりは任天堂というよりかNVIDAのほうに「頼むぜ」というところだけど。

 でもこの噂話も、嘘か本当かわからない話。本当かどうかわからない話を相手にあれこれ言ってもね。消費者は大人しく待っていましょう。2021年は遠い未来ではなく、あと3ヶ月だしね。


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