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共依存の特徴⑤ ストラテラ服用日記1023日目

昨日の続きです。『アダルトチルドレンと癒し』西尾和美著からの引用で、共依存の特徴について説明していきたいと思います。

共依存の特徴と説明

・被害者意識に取りつかれる
相手を救おうとしても上手くいかないので、相手を責める。相手を責めても変化しないので、最後は相手のせいで自分がこんなにみじめになったと被害者意識に取りつかれる。

・自分や自分の周りに害があるのに、波風を立てないようにしようと四苦八苦する
相手に合わせて何とかして衝突を避けて相手が怒らないように、相手が少しでも迷惑に思わないようにと異常な努力をして、それを周囲にも強制する。

・愛情としがみつきを取り違える
愛するということは相手との人間関係にのめりこむことや、胸がドキドキして相手から離れられなくなることだと思い込んでいる。

・権威者を恐れる
地位や名誉、権威のある相手、怖そうな相手などの前に出ると小さくなってしまって声も出せなくなるなどビクビクしている。こういう相手から批判されたり、認められないのではないかと恐れる。

・理想論、ファンタジー、社会のおきてにとらわれる
「相手はこうすべき」「ああするのが当たり前」「~するのが普通」といった建前的な理想論や道徳観にとらわれたり、「相手はきっと~するだろう」「こうなるはずだ」というファンタジーや「社会がこうだから」「みんながああ言うから」と社会のおきてや周りのせいにしたりする。

・相手の気分を敏感に察して、先へ先へと頭を働かせる
常に相手の顔色を窺い、素早く相手の雰囲気を読み取り先回りしてどうしたいいのかと心配するのに忙しくて、いま現在怒っていることがつかめなかったり、いま、この時の人生を楽しむことができない。

・嘘をつかなくても良い時にうそをつく
自分に対して正直になれず、思考な感情を否定したり、疑ったり、無視してありする。必要のない嘘をついて相手を庇ったり、その場を取り繕ったり、真実を隠したりする。

・自己の確立ができていない
自分の力を信じないで相手の幸せにしてもらいたいと思っている。自分の人生の目的や、自分はいったい誰なのかがはっきりせず、自分を大切にできなかったりする。自分を肯定して受け入れることができず、自己主張できない。

共依存の特徴の説明はここまで。

今日の部分もいろいろ考えらせられますね。個人的には特に最後の部分でできてない方が多いかなという印象があります。
発達障害の方は、自己が確立できてない、自分を大切にできないかたは一定数いらっしゃるように感じています。

明日以降も、もう少し共依存について書いていこうと思います。

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