映画【バイオレント・ナイト】感想

映画館にて鑑賞！映画の予告編、ダイハードmeetsホームアローンと謳っていて、きっとジェットコースターストーリーで面白そうだなと思い、見てきました。

あらすじです。
最近の子供はサンタに、現金が欲しいとか、サンタ自体を信じていないとか言って、悪い子増加中。でも、たまたま降り立った富豪の家に、まだサンタを信じている少女がいるんです。
その少女がピンチに陥り、サンタが一肌脱ぐ。というお話。

以下、感想です。直接的なネタバレはありませんが、感想から予測出来てしまうかもしれません。ご注意を！

全体的に、題名通りバイオレンスな中身。私はどちらかというとグロ系に耐性がある方ですが、身近なアイテムを使って「悪い子」をやっつけるので、なんだか痛さがわかるような。終始「っう…！」とか言いながら見てた。釘とかさ、痛いでしょあれ…
身近なアイテムを使ってくるところが、ホームアローンの大人版オマージュぽい。

ホームアローンで思い出したが、トゥルーリーが冒頭に「ホームアローン見たんだよ！キャー！」と叫ぶシーンがあった。きちんとリスペクトしてる感じが出て良かった、と一緒に行ったホームアローン好きが言ってた。

そんなバイオレンスなシーンがたくさんある中、きちんとファンタジー要素が入る。サンタはクリスマスの魔法を使えるのだ。ちょくちょく見られる魔法のシーンは、世の大人たちの子供心をくすぐる良い要素だったんじゃないかと思う。私も「わぁ…！✨」と何度か目を輝かせた。

セリフも結構洒落が効いていた。「Holy sh*t!」「Jesus Christ!」とか、このサンタ映画で見るとクスッとくる感じだった。しかもきちんと、子供には悪い言葉を使わせないようにしているところとか、なんだか可愛い。さすがサンタさん。

印象に残ったセリフがある。「悪い子は優しく出来る力があるのかも」的なセリフをトゥルーディーが言ってた（正確に覚えていない）。そんな良いこと言われたら…大人は頑張っちゃうよね…。確かにそうかもしれない。優しい大人は過去を抱えてたりするし。そんなことを気づかせてくれる、子供の存在って愛おしい。

それにしてもデヴィット・ハーバー、この役ハマりすぎて、もうサンタにしか見えなくなりそう。ドラマ『ストレンジャー・シングス』のホッパー役もめっちゃ良い味出してたけど、ホッパーって確かにサンタさんぽいしな…とか思っちゃうほどハマってた。口は悪いけどめっちゃ良い人みたいな。すごいバリア張ってくる割にめっちゃ優しいみたいな。かなり好きな俳優。

それにしても、サンタはやはり複数人いるんだ。冒頭でサンタ仲間と飲んでたし。
現実世界にもサンタは複数人いて、かなり難関な試験をくぐり抜けているとか、なんとか。サンタの「ほぅほぅほぅ！」という笑い方についての試験まであるそうで。あれ重要らしいんだよね、サンタ界では。ハーバーの笑い方は、私が試験官だったら合格をあげたい。

面白かったので、機会があればぜひ！