美容部員を6ヶ月で辞めた、3つの理由|人生の宝物になりました。
こんにちは、とらこです。
初回の投稿で「美容部員として、皆さんを幸せにしたい!」と宣言していたにも関わらず、2ヶ月ほどして「辞めました」という当記事のタイトルに、驚かれる方が多いかと思います。
アラフォーで、業界ほぼ未経験(1年ほど経験あり)の私が、憧れのブランドで美容部員になることができたのに。人生最後の転職とまで決めていたはずなのに、なぜ辞めてしまったのか。
この記事では、その理由をお伝えします。ですが、美容部員という仕事に対して、ネガティブな印象を与えることだけは避けたいです。なぜなら、後悔がひとつもないほど経験して良かったからです。
美容部員を辞めて約1ヶ月が経ったいま、子育てに専念しつつ、美容部員になる前にやっていたコスメライター業に専念していますが、美容部員の経験が活動にプラスへと働いていると実感しています。
「美容部員を目指している」「美容業界に興味がある」という方へ、リアルな声をお届けしますので、参考にして頂けましたら嬉しいです。
注意書き:当記事は、私が経験した内容になっています。すべての美容部員が、同じ経験をしているとは限りません。
美容部員を6ヶ月で辞めた、3つの理由
①休みが取りにくかった
美容部員の仕事は、一般的に忙しい環境で行われます。特に、週末や休日に多くの顧客が来店することが一般的です。美容部員は、頻繁に週末や祝日に勤務する必要がでてくるので、休暇を取ることが難しくなります。
上記のことを覚悟した上で、家族と話し合いをして、不安要素をゼロにしてから入社を決めたのですが、この厳しい労働条件は、家族との時間を制約し、ワークライフバランスを乱すことがありました。
②身体的疲労・精神的ストレスの蓄積
美容部員の仕事は、長時間の立ち仕事や重い物を持つことがあり、身体的な負担が少なからずあります。実際の勤務時間は、約7時間半で休憩が90分(45分と30分の2回)あることから、拘束時間が長くなります。
仕事から帰宅しても、自分の時間はなく育児と家事に追われる日々。また、ストレスを発散する術もなく、運動不足も重なって毎晩足がつる、過敏性胃腸炎を繰り返すという辛い状況になってしまいました(退職後に治りました)。
③ワークライフバランスの欠如
美容部員の仕事は、ワークライフバランスの確立が難しいこと思うことあります。長時間労働と休みが取りにくいことから、家庭や趣味、リラックスの時間を確保することが難しく、さらには次々と新商品の発売を控えていることから、覚えることも多く、常に勉強が必要という状況でした。
上記のことから「家庭を持っている、持っていない」に関わらず、大変な仕事であることには間違いありません。ここまで記事を書いて想うことは、完全に私の実力(もしくは能力)不足でした。
ですが、不思議なことに「もっとうまくやれたはず!」と思うことはありません。当時、私なりに『お客様第一』と考えて行動していました。その結果として、入社して1ヶ月目で表彰され、インセンティブを頂いた実績もあります。
以上の理由から(他にもありますが、この場では控えさせていただきます)、美容部員としての仕事を辞める決断を下しました。美容部員の仕事は、美容と健康に関わる素晴らしい仕事であり、多くの人にとって充実感をもたらすでしょうが、個々の状況に合わせて検討することが重要です。
次項では、美容部員の仕事を経験して、良かった点を3つご紹介します。ここで断言したいことがあります。それは、美容部員として働いたことは、私の人生に多くの宝物をもたらしてくれたということです!
その想いが、少しでも伝わる章になれたのなら嬉しいです。
美容部員をやって良かった、3つのこと
①美容の知識が増えた
美容部員としてのキャリアは、美容に関する幅広い知識を得る絶好の機会でした。スキンケアやメイクアップの基礎からテクニックなど、美容のさまざまな側面について学び、専門的なスキルを磨くことができました。
お客様のニーズに応じて、カスタマイズしたアドバイスを提供するために必要な知識を得られたことは、私にとって自信に繋がりました。研修時間を無駄にしたくなくて、講師に多くの質問をしていた記憶があります。
②色々な方と出会えて刺激になった
美容部員としての仕事は、多くの方と接する機会を与えてくれました。お客様とのコミュニケーションを通じて、さまざまな背景や価値観を持つ方々と出会い、交流することができました。
美容のプロである意識は大切ですが、時にはお客様から学ぶ姿勢も忘れてはいけないと意識して接客をしていました。この経験が私の視野を広げ、異なる視点から学び、成長する機会となりました。
③高級化粧品を安く試せる
美容部員として働くことのうれしい特典の一つは、高級化粧品を割引価格で手に入れる機会があることです。自分自身の美容ルーティンや、メイクアップコレクションを充実させるのに役立ち、高品質の製品を手に入れることができました。これは美容愛好者にとっては、非常に嬉しい特典です。
美容部員としてのキャリアは、美容に情熱を持つ人にとっては充実感と喜びをもたらす素晴らしい選択肢であり、私にとっても素晴らしい経験でした。美容の知識が増えたこと、多くの素晴らしい方々との出会い、高級化粧品へのアクセスは、私の人生に豊かさをもたらしました。
終わりに
皆さま、いかがでしたでしょうか。
美容部員としての経験は、チャレンジと喜びの入り混じったものでした。辞める決断は難しかったものの、美容の知識の向上や新しい方々との出会い、高品質の化粧品へのアクセスは、私の人生に多くの宝物をもたらしてくれました。
私は美容が好きという理由だけで、美容部員になったわけではありません。お客様の肌悩みを解決して幸せにしたい。この気持ちがあるからこそ、美容部員を辞めた現在でも、美容の発信活動を続けることができています。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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