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占いや気(ヒーリング)、霊能などの上手な付き合い方

前回の記事の続きとなっております。未読の方は見てみて下さいね~。



そういうこともあるもんだな~。

不思議なこともあるもんだな~。

頭の隅に置いておいて、これをうまく利用するか~。

それぐらいの軽い気持ちが大切です。

占いや手当て療法に関わらず、科学的に証明されているものも、目の前で現実的に起こることも「軽い気持ち」でいることが最大の薬ではないかと思います。

これからの時代は、目に見えないモノが「存在する」「存在しない」ではなく、目に見えないモノを「信じる」「信じない」もしくは「感じる」「感じない」という判断に変えていくことの必要さを感じています。

その存在の有無を一人の人間の考えだけで推し量れるとは到底思いません。

目に見えないモノが有るか無いかという議論は、「言葉の起源はどこか」というものを延々と議論するのにとても近いと思います。
言語起源の研究は、十九世紀後半に学者達の「実証不可能である」という意見の一致により、そこから深い研究に着手しなくなったと言われています。

前回の記事でも書きましたが、「在る」という人は確かに感じているだけで、「無い」という人は全く感じられないということなのでしょう。
それはファンタジー系のゲームや漫画で言うところの「魔法使いや魔術師の素質がある人」と「それ以外の素質」の違いなのではないでしょうか。

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【非科学的なモノ=偽薬の役割】

未だに科学で証明できないことは沢山在りますが、その中でも「プラシーボ効果」についても実は解明ができていないのです。

プラシーボ効果とは、ブドウ糖など「薬」とは関係ないモノを「薬」と偽って飲んでもらったら、重い病気でさえも治ってしまったという話です。

インターネットの普及により最近になって明らかになったものも多いですが、例えば風邪薬などは「風邪を治す薬」ではないことも一般市民に浸透しつつあります。
その薬の成分も殆どが混ぜ物(小麦粉など)であることも判明し、風邪薬を飲んで治ったと感じる人は大体がプラシーボ効果によるもので、とどのつまり、自分の自己治癒力で回復しているのです。

その他、風邪に効くと言われているビタミンCでさえも、最近ではプラシーボ効果の一種と言われています。
それでもビタミンCを摂取すると、肌つやが良くなることはもちろん、体調や気分の向上、免疫系にアクションをかけるのか風邪もひきにくくなるというのは事実なようですね。

こういったプラシーボ効果のあるようなものを総じて「偽薬」といいます。
つまり、気休めの薬ということです。

そして世の中にはその気休めの偽薬といわれるものが沢山あります。

幸運のお守りや魔除けのお札、良い方向に向かう迷信、個人的に信じている行いや思想でさえも「偽薬」の一種なのです。(誤解の無いよう補足しますが、お守りやお札はそういう気持ち・エネルギーが込められていることは認めています)

こういった非科学的な考えや思想といったものは、自分自身を前向きにさせたり、行動力の向上や、逆境に遭ったとしても乗り越えられる力に繋がります。

人が何故こういった「偽薬」を信じる行動を取ってしまうのかは、遺伝的なモノや刷り込みによるものが非常に高く、生活の一部としてパターン化していることが大きいと思われます。

科学的に根拠がなかったとしても、歴代の人間が結果を出しているのなら事実として取り入れる。
たとえ気休めでも、占いやヒーリング、お守りやお祓いを必要とする人は、科学的な根拠がなかったとしても、良い方向に転換する事実や、気持ちの安心感に繋がり、当人が心地よく使っているのであれば何も問題はないのです。

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【時代は巡る】

占いにしろ、気功やヒーリングにしろ私はそれらを無駄なこととか、意味の無いこととは思いません。

それらが生まれた時代の中で、当時はもの凄く革命的で救われた人も大勢いると思います。

それに占いや原初的な儀式やしきたり、原始的な医療法などが、ゆくゆくは科学の発展やその助けになっているとも考えられます。
科学は根拠のないものを証明することから始まりますので、思想家や哲学者や未知の存在を訴える人がいるからこそ、未来に向けて研究・分析するきっかけとなり、進化を遂げることに貢献していると感じています。

現代で言うところの心療内科や精神科、カウンセリングなど「人の悩みを聞いて解決に導く」「悩みに寄り添い協力する」というような事の原点は、振り返れば古代より占い師や祈祷師、神官や僧侶と言った聖職者などの役割でした。

やがて発展と共に、医療として成り立たせる為の組織化、代替医療を生業にする者の技術レベルの向上と統一化のため、国が認めた組織や正式な登録をされている技術のみが「効果がある」とされています。

皮肉なことに、このコロナの影響で再び気功やヒーリングなどのエネルギー療法、プラシーボ効果のある民間的な行い(○○に効くと言われてやってること)などがまた日の目を浴び始めていますよね。

時代は繰り返すと言いますが、予防や自己治癒能力の向上などに繋がるきっかけとなる、民間療法や代替療法などが少しずつ栄えてくれたら嬉しいものですね。

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