スピッツ「つぐみ」 愛してる それだけじゃ足りないけど 言わなくちゃ
名曲ぞろいのアルバム「とげまる」の中でも、ストレートな言葉が「ドン」と響くのがこの曲「つぐみ」ですね。アルバムでは5曲目に位置している。
パートナーに「愛してる」って言おうよ!
この曲が言いたいことは、これだけ。毒気がない純粋なラブソングのように感じる。
そこに、鳥(ツグミ)を織り交ぜて、きれいに仕上げているのが、この曲の魅力となってますね。
「『愛してる』 それだけじゃ足りないけど 言わなくちゃ
うれしいとか 寂しいとか 君に生かされてる」
ここで草野さんがイメージしているパートナーの年代層はどれくらいでしょうか?
20代でも30代でも「グッ」と来るだろうし、私のような50代の夫婦でも心に響きます。
70代、80代の皆さんでも共感できるのでは?恥ずかしいとか思っちゃいそうですが・・・。
「歩き出せない 暗い夜に 前触れなくぶつかった
きっと運命とか 超えるほど ありえない確率で 見つけ合えたよ」
ああ、いい詩ですね。「見つけ合えたよ」がいい。自分が見つけたのではなく、「2人ともが見つけ合った・・・」って。なんかいい。
自分を振り返ると、こんなにドラマティックとは言えませんが、妻にはいろいろ苦しかったときに支えてもらっているので、本当にありがたい。
「隠しきれない トゲトゲで お互いに傷つけて
そんな毎日も なぜだろう 振り返れば いとおしくて ここにいたいよ」
そうよね。トゲトゲはあるよねえ。それぞれ違う環境で育ってきたんだし(セロリ・・・?)。
私のわがままに、いろいろと文句言いながらも、ついてきてくれてるなあ。ありがとう。
「『愛してる』この命 明日には尽きるかも
言わなくちゃ 言わなくちゃ できるだけまじめに」
最近、身内が病気であることが判明し、自分でさえもいつどんなことが起きても不思議でないと改めて実感するようになりました。きょうの帰り道で死ぬかもしれませんし。
ちゃんと、まじめに今日、言おう。
「愛してる」
2022年8月23日 トラジロウ
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