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『アートと猫の島』とも呼ばれている、愛知の佐久島での出逢いと旅の記録

先日まで行っていた、10日間の猫旅の最終日に愛知県にある佐久島へおじゃまして来ました。

佐久島へは、西尾市にある一色港からフェリーに乗りおよそ20分ほどの渡航で到着する。


島に着いてすぐに、『看板猫』たちがお出迎えしてくれた。

佐久島のフェリー乗り場付近に居る、「看板猫」たち。


こちらは、陽気な海の面々。


フェリー乗り場の近くにあるお寺で、この日最初の猫と出逢えた。


ここのお寺で飼われている子だろうか。
首輪を付けていた。


島では人魚のような姿をした像をよく見かける。
こちらも、アート作品だろうか。


猫を探して、路地を歩いていると30年ほど前に移住して来られたという島民の方と挨拶をした流れからお話しをさせて頂いた。

「どこから来たの?」と尋ねられたので、「岡山からです」と答えると「うちの主人も実家が岡山にあるのよ」と教えてくれた。

残念ながらご主人はもう亡くなられたそうだが、生前にはご主人の実家の方へお墓参りなどで岡山にも来られたそうだ。

娘さんは島外で暮らしているけど、週末には島に来てカフェを開かれているとのこと。

「娘はシフォンケーキを焼くのが上手なのよ」と、嬉しそうに話してくれた。

「猫が好きでこの島に訪れました」と、伝えると「ちょうどうちにも沢山猫が来るのよ」とご自宅のお庭に案内してくれた。

ちょうどご飯の時間だった事もあり、10匹ほどの猫たちと出逢う事ができた。


こちらには目もくれず、食事に集中していた。
同じ釜のメシならぬ、皿のメシを食う者たち。


興味深々にこちらを見てくる、子猫たち。


思わず「猫ですか?」と、尋ねたくなるようなインパクトのある顔の子。


玄関前にて、出待ちかな。


庭先にいる猫たちの紹介などして貰ったあとに、これから島を周るならこれを持って行ってと島の体験マップなるものをご厚意で頂いた。

さらに島の周り方や、「ここに行けば猫が居るかも」と猫のいる場所までご丁寧に教えていただき本当にありがたく思えた。

別れ際に「ここの庭にいる猫たちの写真撮らせて貰ってもいいですか?」と、尋ねると「遠慮なくどうぞ」と言っていただき、猫たちと触れ合いながらたくさん撮らせて頂いた。


もし、この方と出逢えてなかったらこんなにも多くの猫たちを見かける事が出来なかったなぁ…とつくづく自分の運の良さを感じた。


名残り惜しみながらも猫たちに別れを告げてその場を去り、他の場所へと移る。


娘さんがされているカフェの入り口付近。
看板猫?の姿が見える。


ところどころで、寛ぐ猫に会えた。


猫たちだけではなく、アートの島という事もあり各所で様々な作品を目にすることができた。

おひるねハウスと呼ばれてる、正方形のアート。


こちらは、アート作品なのにお賽銭やお供えなどする人が絶たないと言われている海神さま。


足長のかもめが沢山いた。


こちらは、砂浜をひとり歩く猫。


沢山の猫たちに逢えるという訳ではないけど、さまざまなアート作品や自然豊かな雰囲気。

さらにはカフェなども数軒あり、のんびりと島時間を過ごせる魅力的な場所でした。


また、猫たちや親切に接して頂いた島民の方にもお会いしに再訪したいなと心から思った。

そんな佐久島に、おじゃましました。


                 服部 佳弘

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