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寺田和代「本と歩くアラ還ヨーロッパひとり旅」

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"海外ひとり旅=若者”イメージをくつがえし、年齢や経験を重ねてこその旅の味わいをつづった大人のひとり旅ガイド『ソリスト』。 その著者で"アラ還の旅人"、寺田和代さん(ライター・編…
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#文学紀行

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(0)

ブルガリア篇(0) 旅のはじまり ソフィアへ 旅先はブルガリア 次の旅先をブルガリアと決め…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(1)

←ブルガリア篇(0)旅のはじまり ソフィアへ(著者プロフィールあり) ブルガリア篇(1) …

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(2)

←ブルガリア篇(1)ソフィア──カリナのペントハウス へ戻る ←ブルガリア篇(0)旅のはじ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(3)

← ブルガリア篇(2)リラの僧院へ へ戻る ← ブルガリア篇(0)旅のはじまり(著者プロフ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(4)

← ブルガリア篇(3)トラム乗り場のできごと へ戻る ← ブルガリア篇(0)旅のはじまり(…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(5)

← ブルガリア篇(4)バルカンの原風景 コプリフシティツァ へ戻る ← ブルガリア篇(0)…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(6)

← ブルガリア篇(5)コスモポリタンが築いた豪邸の村 へ戻る ← ブルガリア篇(0)旅のはじまり(著者プロフィールあり) ブルガリア篇(6)バラの谷、カザンラク歩くだけで体にバラの移り香がつきそうな街  翌朝は村全体が冷たい霧雨のヴェールに覆われていた。 再び乗合バスでコプリフシティツァ駅に戻り、ブルガリア国鉄でさらに東にあるバラで名高いカザンラク行きの列車に乗る。 早朝のせいか駅には列車を待つ数人の地元の人らしい客以外、外国人ふうは私だけ。なんてさびしい景色だろう。

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(7)

← ブルガリア篇(6)バラの谷、カザンラク へ戻る ← ブルガリア篇(0)旅のはじまり(著…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(8)

← ブルガリア篇(7)カザンラク──トラキアの遺跡 へ戻る ← ブルガリア篇(0)旅のはじ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(9)

← ブルガリア篇(8)欧州で最も古い街のひとつプロヴディフへ へ戻る ← ブルガリア篇(0…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(10)

← ブルガリア篇(9)「この人を中央駅で降ろしてあげて」 と優しいメモ へ戻る ← ブルガ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第3回 ブルガリア篇(11)

← ブルガリア篇(10)ソフィアのレストラン へ戻る ← ブルガリア篇(0)旅のはじまり(著…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(0)

ジョージア篇(0) 旅のはじまり 北にコーカサス山脈、西に黒海、東にカスピ海……。 2015年に…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第2回 ジョージア篇(1)

← (0)旅のはじまり からのつづき ジョージア篇(1) ピロスマニと文学とワインとコーカサス… 生きていればなにが起きるかわからない。 2023年9月、カタール・ドーハ空港で5時間以上もの乗り換え待ちの間、旅ノートに貼り付けたジョージアの地図をぼんやり眺めながら、歳を重ねるにつれ深まるひとり旅の感慨にひたっていた。 この国の名をはっきり意識したのは、ニコ・ピロスマニ(1862〜1918年)というジョージアの国民的画家の生涯を描いた映画『放浪の画家ピロスマニ』を岩波ホー