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ジャイ子と呼ばれた子ども時代。だから今、自分のことを愛してる。


黄色ぼうしをかぶっていたかわいらしいはずの幼少期。
私はジャイ子と呼ばれていたの。
それは顔がジャイアンに似ているから。
性格がジャイアンみたいだったから。

思春期になって
少しは外見がマシになったかと思っていたから
「かわいいおねーさーん」って呼ばれて
ついつい振り返ったら
「お前なわけねーよ!ブッサイク!」とはめられたりもしたの。

もう外見で勝負はできないと悟った私は
気持ちを切り替えて猛勉強したの。
でもね・・・
どれだけ勉強しても偏差値は50〜60の間をうろうろ。

毎日塾に通ったし
学校の時間以外は勉強に没頭していたんだけど
そんなに成績が上がることもなくって
あっけなく「平均値」の学力止まり。

そう、器としての私の外見や機能は
平々凡々、
頑張っても
頑張っても
特にアピールできる部分はなかったの。

美人に生まれなくてよかった。

でもね、今となっては
美人じゃなくって良かったと思うの。

賢くなくって良かったと思うの。

だって
美人じゃないから
笑顔と愛嬌が
必要だなって
生きていく中で
気づいたの。

美人になることもできないし
5頭身が8頭身になることもできないから
だから
生き残る手段には
「とりあえず、笑っとこ」って思ったのよ。

そんなこんなで
ありとあらゆる生き残りスキルを身につけていったの。

だから、今思うの。

「成長を楽しめる」っていう
人生でずっと飽きない楽しみを手に入れられたのは
私がジャイ子スタートだったからだなって。

生まれつきの美人で
お飾りにされたり
努力なしに賢くって
プライドが高くなったりしていたら
今の「凸凹だけど、不器用だけど成長している♪うわ!楽しい〜!」
って思える
そんな私はいなかったと思うの。

私は
今の自分が
とっても愛おしいし、素敵だなと
心から思ってる。

プヨってきた二の腕や
丸いお鼻も含めて
そんな自分が愛おしいの。

相手の言葉は「相手の世界の相手語」にすぎないわ。

そんな、特にアピールできる外見的魅力はない私。
けれど
自分のことが愛おしい私。

30代になったあたりから
「ともさんがいつも輝いているのはなぜですか?」
「ともさんと会うと元気になります」
とよく言ってもらえるようになったの。

でもね
特にうれしいわけでもなく
私は
人からどう見られているのか、いいも、悪いも
全く気にならないの。

「ともさん素敵!」と言っていただいたとしても
「あぁ、この人には私は素敵に映って見えているんだなぁ。」と
その人の心理状態をじっくりと感じるのを楽しむ。

その逆に「あいつは出しゃばりやな。」とか
「男をたぶらかして。」とか言われても
「あぁ、この人は私よりも出たかったのかなぁ。」
「あぁ、この人は男関係で悩みがあるのかなぁ。」と
何故そう思ったのかをじっくり観察を楽しむの。

「相手に映る私」

「私の本質」

全く関係のないことだからね。

知らない世界を楽しむって
これ以上に興奮することわないわ。


誰かからの評価なんて、蚊の死骸だわ。

私は周りの環境や、人の言葉、同調圧力にほとんど
何の価値も感じないわ。

逆に、面白がったり、実験をして、同調圧力の意味のなさを楽しんでいたりするくらいなの。

それは、いつも
「なぜ?」と考えて
何事も疑っているからだと思うの。

自分以外の生き物は「別の生き物」ととらえていて
別の生き物を楽しんでいるからなの。

別の生き物と自分との化学反応で
「私はどう感じる?」「私はどうしたい?」と
自分に問いかけているから、相手に重心をおいていないってのもあるかもね。

自分に問いかけてみて「それは私は嫌だ」と思ったことは
「〇〇さんは大切にしていることだから、〇〇さんの気持ちは大切にしよう」
「けれど、私には関係のないこと」
と捉えているの。

だってね、◯◯さんにとって大切なことに
私は全く興味がないのに
「◯◯さんの好きな□□って素敵だよねー」
なんて言っちゃったら
〇〇さんの気持ちをバカにすることになるじゃない?

お世辞なんて無意味。
気持ち悪いわ。

それって、その場だけ自分を守る行為であって
本質的には相手を大切にしていないことだから
いつか歪みが生じるのも目に見えてるしね。

自分を大切にできない人は
自分に自信が持てないし
その結果
周りに合わせてしまったり
プライドを守ることや
傷つかないための行動をとってしまい
人間関係での悩みが増えるか
もしくは
自分を見失うのよね。

相手の言葉を気にするなんて
自分にとっても
相手にとっても
失礼だわ。

誰かに、もし
自分を否定するようなことを言われたら
蚊の死骸
だと思えばいいわ。

クマが襲ってきたわけでもない。
クマンバチに攻撃されているわけでもない。
蚊の死骸がそこにあるだけのことよ。

ね?気にならないでしょ♪

同調圧力は感染症よりも厄介な病気

自分を大切にできていない
自分に自信が持てない人が3人以上集まると
少数派の
「自分軸を持っている人」を
攻撃するわ。

これは群れで生きている動物の習性であって
命を守るための
自然な行動なの。

これほどにAIが発達した時代でも
いじめや
パワハラ
威嚇のためにカッコつける人たちが
いまだに減らないのは
「自分軸を持っている人」が
怖いからなのよ。

自分軸を持っている人に関わると
ごまかしていた欲求や
向き合うことから逃げていた自分自身と
向き合わなければいけなくなるでしょ?
きっとそれが怖いのよね。

男が女を恐れて威嚇することも
女が男を恐れてがむしゃらに背伸びすることも
少数派を排除しようとすることも
「怖いよー」から起こっている
弱虫の行動。

あなたはどちら側の生き方がしたい?
どちらでもいいと、私は思うわ。
でもね
自分で選べるってことだけは
忘れないで。

私は「自分軸」でしか生きられないから
そっちを貫くわ。

変えられない環境もあるの。
けれど抜け出す未来は必ず来るわ。

同調圧力で出来上がった環境が身近にあって
苦しんでいる人に言いたいの。

「大丈夫。」
群れで生きたい生き物もいるのよ。

巻き込まれたくなかったら
戦わないこと。
距離を保ことが
必要だわ。

群れに
「無害ですよ」「攻撃しません」と
両手を上げればいいの。
そういうふりをすればいいの。

それでも無理なら
逃げればいい。

日本は狭いけれど
きっとあなたが戦っている世界は
もっと狭いわ。

あなたを必要としている人は
たくさんいる。
これは絶対よ。

それに
今でも
こっそりあなたを応援している人は
必ずいるわ。

もし、誰もいないと思うなら
疲れが溜まっているのでしょう。
自分を愛する時間を
たっぷりととってあげて。

大丈夫。だいジョーブ♪
あなたは、あなたのそのままでまる〜♪


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