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最近よく聞くけど安いのって問題なの?

なぜこの本を読んだか

この本を初めて読んだのは、私がまだそこまで本を読んでいないとき。もっと言うと政治や経済ニュースにすら興味がなかった時である。

しかしこの本をきっかけに危機感を持ったともいえるだろう。

最初の写真にあるように、本を読み始めたばかりのころの私はカフェなどで本を読むのに強いあこがれを持っていた。
タリーズの近くにあった本屋にフラっと立ち寄り見た目だけで買った。

この本の帯には年収1400万は低所得と書いてあり、知識もリテラシーもなかった私はつい買ってしまった。
このおかげで変われたからよかったのだが……

ニッポンは安いの?

中国人の爆買いや外国人観光客を少し前によく聞いたと思う。
#コロナでそんなに聞かなくなったけど
爆買いも観光客も日本が魅力的で来ていると思うが、もう一つ大きな要因は日本のものサービスが全体的に安いからだ。
#日本にいると安く感じないけど

ディズニーランドの価格や100均ショップも世界的に見て一番安い。
サービスだけでなく物価も全体的に安い。
最近はニュースでもよくこのような記事が取り上げられるようになったからわかるだろうがこの本を読んだときは2年ほどまえだ。その事実を知った時は素直に驚いた。

ここで当時の私はこう思った。
安いなら日本暮らしやすくていいじゃん!


安いことの何が問題?

安いなら暮らしやすくていいと思ったあなた。当時の私レベルだ。

一言でいうと「安いと買われるのだ」

つまり日本に外資が入ることになる。日本は長らくデフレで物は安いが給料も安い。
逆に外資は物も高く給料も高い。

外資が日本の市場に入るということは賃金の低い日本が賃金の高い外資と争わないといけない。当然日本は負け外資に買われる。
また、日本は安いわりに魅力が多い。ニセコは外資が入りとても日本人では暮らせないだろう。

給料を上げるにはどうするか

ざっくりいうと、アメリカは物が高く売れるから会社の売り上げが多くなり高い給料が払える。
反対に日本は値下げが正義のため、安く売ることでマーケットシェアを取る。そして安く売るので売り上げはアメリカほど上がらず、給料も上げられない。
#負のスパイラル
物価を上げ少ない給料でも節約せずにガンガン買えば経済は回る。
#そんな簡単なことではない

値上げに対してマイナスなイメージが多すぎる日本人
私は安い日本の問題を知ると値上げに対してそこまで悪いイメージは持たなくなった。


まとめ

安くていいものは美学だが。いいものはその価値に見合った値段で売る時代に変化した。

私たちビジネスマンはより良いサービスを作り戦略的に売り上げを作っていく必要がある。お金持ちを相手にするものを作っていくことが今後大切なのではないかと思う。
#日本の人口も減ってるし

ニュースをみて正しく理解をして、間違った見解を繰り広げないようにする
そのためには学ぼう。

情報はある世の中だがしっかりと知識として落とし込もう。


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