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オンセ界隈の用語集

 用語説明記事。Twitterで飛び交っているオンセ文化的な事についてまとめた。多くは単語に言及しているが、そうでないモノもある。

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●セフレ
 セッションフレンドの略。音楽での友達もセッションフレンドと呼ばれていて、どちらもセックスフレンドのセフレに勘違いさせて楽しむ文化があるよう。
 但し、どれくほど浸透している文化なのかについては懐疑的。だが一方で、Twitter上で検索した時は結構な数が散見される。

・Twitter初出時期
2010/03/10 「セフレ セッション」

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●漢感知(おとこかんち)
 
ダンジョンなどにある「罠」をシーフ的な解除をせず、前衛のキャラクターが「HP量」や「防御力」や「耐性」頼みで突撃し、罠を発動させてはダメージを食らいながら解除させていく脳筋的行動を指す。
 恐らく書籍のリプレイが発端と思われる為、Twitter初出時期より古い可能性がある。

・Twitter初出時期
2010/06/25 「漢探知」

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●自害(じがい)、未通過KP(みつうかけーぴー)
 自害はマーダーミステリーからTRPGに転じた用語のよう。
 マーダーミステリーは人生で1度しか遊べないゲームの為、遊べなくなる事を覚悟して「自害」と呼んだのだろうと思われる。
 一方、TRPGでは「遊んだ事のないシナリオを未通過のままKPとして卓をする事」を「自害」と呼ぶ。
 オンセの文化では、PLとして遊んで楽しいと思ったシナリオをKPする事が望まれているよう。その為「未通過KP」「自害KP」に対してオンセゲーマー内では厳しい目で見られる傾向にある。
 また、このような傾向がある為、KPをやりたいが為に、誰かKPしてほしい(自分がシナリオ通過済みにしたい為)とTwitter上で「KP募集」をする事もある。

・Twitter初出時期
2018/06/13 「未通過KP」
2020/03/22「マダミス 自害」
2021/08/02 「自害KP」
TRPGにも流用された時期は不明(自害の言葉が多すぎて特定出来なかった)。

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●SS
 厳密にはTRPG用語ではないが、TRPGから派生して使われる事もあるので記載。結局は文脈から想像する必要はある。
SS→ショートストーリー
SS→サイドストーリー
SS→スクリーンショット
SS→レア度
SS→セッション数(IT用語)
SS→セガサターン(死語?)
SS→ナチスの親衛隊

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●今回予告、トレーラー:こんかいよこく
 元々は「劇場映画の予告編」を指し、転じてTRPGでは近く実施する卓を紹介する為の文言や画像(ティザーやキービジュアル)を指す。
 オフセであればコンベンションなどのGM紹介や卓に集合した時に改めて紹介される。オンセであれば募集ツイート時に使用される画像や文言などになる。
 「トレーラー」という概念自身は2000年頃からFEARの天羅万象零(2000年)、2002年頃のセブン=フォートレス V3(2002年)頃から記載がある。この頃にハンドアウトも登場し、その後、シナリオレギュレーションというPCが活躍しやすくする為の情報の盛り込みも追加されていくようになる。ゲームによっては推奨クラス(職業)、推奨技能、死亡率、クエストクリアの難度などの記載が追加される傾向がある。
 詳細は「野良卓募集ツイ」を参照されたい。

・Twitter初出時期
2010/05/01。「トレーラー TRPG」

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●シティ、シティシナリオ、シティパート、シティアドベンチャー
 呼び方は「シティシナリオ」「シティパート」「シティアドベンチャーシナリオ」等混在して使用されている。
 内容はTRPGのシナリオの中に「都市」「町」「村」など人間・人間的な種族達が生活している地域で、探索・調査をメインとしたシナリオの傾向がある。また「シティアドベンチャー」という表現自身はTwitter上では2009年となっているが書籍では1993年頃から安田均により提唱されている。
 詳細は「シティらしさ……系譜からのジャンル特性の調査」「あらすじテンプレート」を参照されたい。

・Twitter初出時期
2009/05/13。「シティアドベンチャー TRPG」
2009/05/13。「シティ TRPG」
2013/05/14。「シティパート TRPG」

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●親フラグ、親フラ:おやふらぐ、おやふら
 配信者の実家など家の中で大声でしゃべる、歌う、踊るなど、最高潮の配信主のテンションによってフラグが立ち、「何の騒ぎか!?と心配した親が乱入する」というパターンが生配信時に多く、一部始終も配信されてしまう。
 視聴者は、配信者の親族の音が聞こえたり乱入したりする配信者を、生温かい目で眺めるまでが一連の流れ・セットとなっている。その為、テキセは出来るケド、ボイセがしずらいTRPGerも存在する。

・Twitter初出時期
2008/06/05。「親フラグ」
2009/05/31。「親フラ」

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●リアルINT:りあるいんと
 クトゥルフ神話TRPGの能力値INT(インテリジェンス:知性)の話で、PLのINTの事を指す。大概、リアルINTが低いと嘆くか、他人のリアルINTが高いと羨む事が多い。

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●事故:じこ
 「ゲーム中に、ゲームを継続できなくなるような事態が起きて、完遂できないと判断し、ゲームが途中終了した事」また「そのような事態が起きて、途中終了しかけた状態になり、著しく停滞した事」を指す。
 事故では「ゲームを継続できなくなるような事態が起きた」は共通だが、それによって「ゲームが途中終了した」が最悪で、最低は「誰かが不快になった」まで事故の程度は様々である。
 もしくは、楽しいケド「シナリオが想定していいない状態になった(ダイスの出目がファンブルになった等)」という時に使う事もある。
 詳細は「住み分け、コンセンサス、アジャスト」にも記載しているので参照されたい。

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●事故卓:じこたく
 事故が起きて「事故卓と評した人」が、とても不快になった卓を評論する時に使う言葉。
 もしくは、楽しかったケド「人様に見せられない程、ひどい卓になった」と自嘲的・自虐的に使う言葉。

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●崩壊・卓崩壊・セッションが崩壊・シナリオが崩壊:ほうかい
 「事故によってゲームが途中終了した」「事故が起きた。気持ちとしては、最後まで体裁としてゲームは完遂したが、エンターテインメントを楽しむというゲームの体裁にはなってなかった。ただの作業」
 もしくは、楽しかったケド「シナリオが想定する流れとは著しく異なった形で完遂した。人様にシナリオを遊んだとは言えない程、ひどい卓になった」と自嘲的・自虐的に使う言葉。

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●TRPGer:てーあーるぴーじゃー、てーあーるぴーぎゃー
 「TRPGをしているゲーマー」を指す。BoardGamer(ボードゲーマー)的な意味合いで、TRPGerという表現をしている。

・Twitter初出時期
2008/08/25。「TRPGer」
※頻度は少ないながらも複数人が使っている。その為、この時期から使用されている言葉だと言える。日本のTwitterはこの時は始まった時期の為、それよりも前から使われている言葉の可能性もある。

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●クリファン貯金:くりふぁんちょきん
 クリティカルが出る度に、ファンブルが出る度にゲーマーがリアルマネーを貯金箱に投入する行為。人によって金額は様々。またクリティカルやファンブルだけでなく、イクストリーム成功など様々な判定に応じて貯金する人がいるよう。PLやKPによっても異なるし、人によってレートは様々。人によっては貯金によって破産しかけてる人もいる模様。

・Twitter初出時期
2018/04/08。「クリファン貯金」

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●TRPG学級会:てーあーるぴーじーがっきゅーかい
 「学級会」自身は2008年ごろからSNS上で登場したとされる現象。そのTRPG版が「TRPG学級会」。元々は小中学校の学級会の「AくんがBちゃんの悪口を言ってました! Aくんは悪いと思います!」から始まる「晒し」「吊し上げ」、そして「叩き合う」という言い争いを指す。
 無差別に誰彼構わず言い争いになるよりも、ファン層や同種の趣味など、界隈(クラスタ)で展開されているとより「学級会」と称されやすい。
 学級会については「自分がSNS迷子になった話①」「自分がSNS迷子になった話②」にも記載しているので参照されたい。

・Twitter初出時期
2015/11/11。「TRPG学級会」「#TRPG学級会」
2009年のどこか。「学級会」
2009年より前からあるが、2009年以降で使われる学級会の方が「晒し」「吊し上げ」「叩き合う」感がある。

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●ナラティブ
 ナラティブはプレイスタイル遊び方の一つだと思う。
 物語を表現する為の方法論ルールによるゲーム世界の再現(シミュレート)は軽視し、一方、雰囲気や語りを重視して、キャラクター同士(PC/NPC問わず)の関係性を念頭に物語を構築するのが楽しい遊び方と言われている。
 今では「フィアスコ(2009年)」「ザ・ループTRPG(海外2016年、国内2019年)」「スケルトンズ」等があるが、この遊び方自身は昔からしている人はしているらしい。
 ナラティブについては下記も参照いただけたら嬉しい。

・Twitter初出時期
2006/10/17以降。検索ワード「narrative」(英語圏の人の話)
2007/03/06以降。検索ワード「rpg narrative」(英語圏の人の話)
2007/11/17以降。検索ワード「ナラティブ」
2011/02/01以降。検索ワード「TRPG ナラティブ」

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●3L○,3L×:さんえる,すりーえる
 TRPGのゲーマーとしての性癖表明。3L○は自分のキャラクターは異性愛も、女同士の同性愛も、男同士の同性愛もOKという話。一方、3L×は恋愛モノは全部ダメという話。事前にお気持ち表明しとく事で遊ぶ際の地雷を避ける意味を持ってると思う。
 3Lや4Lと言う場合は、NL,BL,GL,TLを指す傾向がある。
NL:ノーマルラブ(HL:ヘテロラブ)
BL:ボーイズラブ(ML:メンズラブ)
GL:ガールズラブ
TL:ティーンズラブ
 基本的に頭の3つを指して3Lと呼ぶ。最後のTLは4Lと呼ばれる時に使われるよう。TLはトランスジェンダーラブの可能性もある。

・Twitter初出時期
2015/11/26以降。検索ワード「3L trpg」
2017/11/10以降。検索ワード「3L coc」

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●温情チケット
クリティカルチケットのようなモノ。
主にファンブルや失敗が多い場合などの救済措置として利用されるよう
例えばファンブル●回でたら温情チケット1枚獲得。温情チケットは1枚でクリティカルチケット1枚と交換など。

・Twitter初出時期
2014/08/03。TRPGとは関係ないモノ
※2020/09/16までTRPGとは関係なく、16件程度のツイート。
2021/03/23。TRPGと関連する温情チケット。CoC。
2021/08以降。TRPGとして温情チケットという名称が使われ始めている。

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●CT,クリチケ,クリティカルチケット。FT,ファンチケ,ファンブルチケット
 クリティカルチケットを略してCTやクリチケと呼び、ファンブルチケットを略してFTやファンチケと呼ぶ。CoC6版で特によく用いられる概念でローカルルールで2018年頃は多く導入されたモノらしい。

 ローカルルールの為、卓によって内容が異なるが大概は下記のような傾向がある。

 クリティカルが出た時に通常の成功程度の結果しか出せなかった時、代わりとして、クリティカルを出したPL/PCにクリティカルチケットをKPが発行する。
 ファンブルが出た時に通常の失敗程度の結果しか出せない場合にファンブルを出したPL/PCにファンブルチケットをKPが発行する。
 これらのチケットは、どこかの判定の直後のタイミングでPL/PCが消費したい時に、判定結果が変わるような形になっている。

 また「クリチケ」「ファンチケ」はまとめてチケット制とも呼ばれるらしい。ちなみに一時期「CT」は「クリティカル」の略としても使われている。2016年くらいまではクリティカルとクリティカルチケットの両方の意味のツイートが混在している。ローカルルールの詳細については「ゲーマーが追い求めるチケット」を参照されたい。蛇足だがクリティカルチケットの使用頻度に対してファンブルチケットの使用頻度は少ない。

・Twitter初出時期
2011/10/02。「TRPG CT」。この時のCTはクリティカル。
2011/10/25。「クリティカルチケット」でも多くはない。
2014/01/13。「CoC CT」。
2016/08/16。「ファンブルチケット」
2016/11/16。「TRPG クリチケ」。
2018/09/21。「CoC クリチケ」。
2018/09/24。「TRPG ファンチケ」。
徐々に使われていき2018年以降より多く使われるようになっている様子。

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●TRPG:てーあーるぴーじー、とるぷぐ、とあぷぐ
 コンシューマーゲームやスマホアプリにあるコンピュータゲームのジャンル「RPG」のアナログゲーム版をTRPGと呼ぶ。
 他の表現としてはTRPGとは「誰か(複数人)と話しながら、空想しながら、登場人物(PC)の人生を通して、世界(観)や物語(事件)を体験(体感)する遊び」とも言える。
 GMという仕切り役が存在があるゲームがTRPGでは多い。
 その他詳細については「TRPGとは?(初心者向け)」「TRPGとは?(初心者向け) その2」「TRPGとは?(慣れた人向け)」を参照されたい。
 となみに日本での呼び方は「テーブルトークロールプレイングゲーム」でTRPG。海外だと「テーブルタップロールプレイングゲーム」でTTRPG(卓上RPG)。「ペン&ペーパーロールプレイングゲーム」でPnPRPG(ペンと紙のRPG)など……。

・Twitter初出時期
2011/06/30以降、検索ワード「とるぷぐ」
※これ以降も呼ばれ続けるが2021年12月まで劇的に利用されるワードというワケではないようだ。
2012/04/03以降、検索ワード「とあぷぐ」
※2014年以降から多く呼ばれるようになってるみたい。自動音声で読ませると“とあぷぐ”と読むところからTRPGをとあぷぐと呼ばれるらしい。

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●GM,KP:じーえむ、きーぱー
 TRPGには参加する人が2種類に分かれてて、そのウチの片方。仕切り役、とりまとめ、ゲームの管理人、支配人、主人役(ホスト)といった意味合いでゲームの進行を取り仕切る人物のことを指す。詳細については「GMと呼ばれる役割の何故…」を参照されたい。
 GMではない方は、プレイヤー(略PL)となる。またGMはPLと比べて人数が少ない傾向がある。この人数や頻度については「GMは限界集落の民か…」を参照されたい。
 表記はGMと記載したがゲーム作品によって異なる。CoCの場合はKPと呼ばれる。ソードワールド、ダブルクロス、シノビガミなどではGMと呼ばれる。傾向としてはGMの呼称を使用している作品が多い。

 進行役とも呼ばれるこの名称はゲーム作品の種類によって多数存在し、会長閣下(@kaityouhimegami)さんがまとめた画像が便利なので下記に記載。ただこれは正しく言って欲しくて作ったモノではないとの事なので、あくまでもそういう様々な名称で呼ばれるモノと認識いただければ嬉しい。

進行役名集

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●RP:あーるぴー、ロープレ、ロル
 ロールプレイの略。
 TRPGにとってのロールプレイとは、TRPGのゲーム中に行う参加者の言動を意味する。ただTRPGとしてのロールプレイの詳細については派閥争いの火種にもなる。意味合いについては「千の顔を持つ原理主義的ロールプレイ」を参照されたい。

 ロールプレイ自身を即興・アドリブという意味合いとして捉えると紀元前にまで歴史を辿る事になるようで追跡が出来ないが、「ロールプレイ」としての直接的な系譜は1920年代のサイコドラマ、その後の1950年代のインプロバイゼーションに遡る。またTRPGの直接的なロールプレイとしては1963年以降のロールプレイシミュレーションになる。
 ロールプレイシミュレーションとは、学習者と即興で行う体験学習方法で、シチュエーションをシミュレートしたシナリオの中で、学習者が疑似的な状況化で実演する事で学習する。
 ただ、これらのロールプレイがそのままTRPGのロールプレイと同じというモノではない(TRPGとしてのロールプレイは意味合いが少し変わっている)。ただTRPGの始祖D&Dが1974年という事を考えると、当時の最新の方法をゲームに盛り込んだ遊びだったのかもしれない。

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●すこ
 「好き」と同語。ネットスラングのよう。
 2012年頃、ニコニコ動画の実況プレイで視聴者の一人が「ここすき」というコメントをタイプミスで「ここすこ」と打ち、それを他の視聴者が弄った事に起因するとされる。「ほんとすこ」「これすこ」等に使用されるようになる。「性癖」と共に同じ意味合いでよく使用され、PC,KPCやシナリオに対して使用される事が多い。

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●性癖:せいへき
 端的には鼻息が荒くなる程、興奮を感じざるおえない趣向・嗜好を指す(性的嗜好だけでなく嗜好全般を指す)ようだ
 平たくは2021年の今では「その人特有の恥ずかしい性的な趣向・嗜好・嗜癖」という意味合いを意識しながらも「その人の嗜好・傾向」として使用している。またネットスラング的な位置づけで「好き」の類語として使用している。TRPGでは自分で作ったキャラクターや、同卓したキャラクターなどに用いられる。用法としては「性癖に刺さった」「性癖に貫いた」など。

意味合いの変遷
 昭和後期までは「その人のパーソナリティに根ざした生活スタイル全般の行動傾向・嗜好・傾向・性格・クセ・偏り」として使われていたらしい。
時期不明だが、性癖を単純な形で収集癖、完全癖、虚言癖、露出癖、窃盗癖なども性癖の一部として使われるようになる。
 平成中期(2000年前後)から「その人特有の恥ずかしい性的な趣向・嗜好・嗜癖」も性癖として扱われるようになる。恐らく字面の雰囲気もあいまって、性的な嗜好を主目的に利用されていき、この時期はフェチという言葉も本来の意味とは異なり、性的嗜好・執着箇所として性癖の一部として使われていったように思う(例。腕フェチ、声フェチ、匂いフェチ、おっぱいフェチなど)。
 その他、単純な性的嗜好とは言いにくい「特殊な性癖」「異常な性癖」もネットによって表層化、焦点を当てられていく(これは調べても出所がはっきりしない)。
 2014年頃から「その人の嗜好・傾向」という形に変化していったように思う。

Pixiv初出時期
2007/12/11。「#性癖」この時の性癖は「性的嗜好」。

Twitter初出時期
2007/03/29。「性癖」の初出時期。
※この頃は「性的嗜好」を指し、量はTwitterが広まるように使用量は増えていく。検索したらボリュームが多すぎて「その人の嗜好・傾向」としての意味合いを見つける事は出来なかった。

2009/11/26。「TRPG 性癖」の初出時期。ツイートはまだ少ない。
※この頃は「性的嗜好」を指す。
2016年頃からよく使用されるようになり、「その人の嗜好・傾向」としての使用も混じってくる。

2010/11/20。「CoC 性癖」の初出時期。ツイートはまだ少ない。
※この頃は「性的嗜好」を指す。
2014年頃からよく使用されるようになり、「その人の嗜好・傾向」としての使用も混じってくる。

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●刺さる、貫く:ささる、貫く
 「心に刺さる」の「心に」が省略された言葉で、「ハートを射抜かれる」「心に響いた」など、肯定的な意味で「感動する」「共感できる」「ときめいた」「印象に残った」などと同義
 Twitter上では2013年2月以降から、この「刺さる」の用法が使われている様子。「刺さる」は2015年の新語らしい(三省堂によると)。
 自分の憶測だが、元々はビジネスなど「ターゲット(客)のハートを射抜くキャッチコピー」など、仕掛ける側の言葉だったのかもしれない。後にそういう印象を与える意味合いで「爪痕を残す」なども、この延長にあるのかもしれない。
 また「刺さる」のより強い言葉として「貫く」「貫かれた」もある。

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●卓,セッション
:たく
 SNS上でTRPGを話題にしている時「卓」≒「セッション」の意味合いで使われる。「ウチの卓では」の表見だと「ウチで行っているセッションでは」等になる。
 リアルの場合だと「TRPGをする為にゲーマーたちがテーブル(卓)を囲む」から来ている。TRPGは複数の人で遊ぶ事が多い。その為、人が集まってTRPGする事全般を卓と呼ぶようになっている。ゲーマー達が卓を囲んでゲームをプレイする事をセッションとも呼ぶ。「卓」という表現はTRPGのネット界隈では非常によく使われる言葉。
 ただネット問わず、「卓」の表現については自分が知る限り1990年代くらいでは既に使われていたように感じる。セッションという表現は輸入した時からの可能性がある。TRPGでゲームする事を何故セッションと呼ぶかについては「TRPGで言われるセッションの由来」を参照されたい。  

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●回る、回す:まわる、まわす
 PLの時は「卓を回る」、GM/KPの時は「卓を回す」等と使われる。どちらもTRPGを行う事を指す
 この説明は憶測になる。恐らく、直接的にはデジタル系のゲームで既に「周回」という言葉がある為、その輸入だと思われる(ゼビウスやファミコンは1983年頃)。
 ただ「回る」という表現がデジタルゲームが最初かと言われると怪しい。というのも「回る」は「周る」が転じた言葉だと思われる。また「周る」の元々の訓読みは「めぐる」と言われている。「めぐる」は複数の意味合いがあるケド、かいつまむと「あちこちまわり歩く」「何ヶ所かを順々に移動し出発点に戻る」「この世に生きる。世の中に交わる」が関わっているのではないかと思う。
 もしかしたら、日本でゲームの感覚が強いモノの一つに「道中双六」がある。その影響かもしれない。もしくは、ゲームは根本的に「ゲームを始めて、ゲームを終える」特徴がある。その為、「ゲームを始める前」と「ゲームを終えた後」は同じ出発点に見える。そういうところから「めぐる」「まわる」という感覚を持ったかもしれない。
 個人的には1990年代後半に「回る」という言葉が使われているように感じる。その為、Twitterが登場した後の言葉ではないと思われ、Twitter初出時期では一応調べた限りでは2009年12月だが、それ以前にも使われているように思われる。

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●周回、周目、○巡、○巡目
:しゅーかい、しゅーめ、じゅん、じゅんめ
 TRPGの同じシナリオを複数回遊ぶ時に使われている言葉
 オンセ界隈は人によって「人生で1回のみ遊ぶのがよい」という人、一方で「同じシナリオを何度も遊ぶのOK」「出来る事なら同じシナリオは遊びたくない」という人がいる。
 その為、卓募集でもPLの周回を不可とする場合もあるし、卓に参加するPLも周回だけいいですか?と断りを入れたりする事もある。
そういう複雑な状況がある事もあり、周回という言葉には意味があり、そういう形で出回る事にもなる。
 恐らくは周回プレイが元。元々はアーケードゲームでクリアした後、そのまま最初からプレイする状態を周回と呼んでいて、それがコンシューマーゲームでもクリアした後に改めてもう一度プレイする事も周回と呼ぶようになった。恐らく、それらの輸入と思われる。

Twitter初出時期
2010/02/15。「周回 TRPG」初出時期
2014/03/06。「周目 TRPG」初出時期
2014/11/25。「周回 CoC」初出時期
2015年以降からTwitter界隈ではよく使用されていくよう。

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●HO:ハンドアウト、ほ
 オフセ・オンセで変わる点はハンドアウトをHOと略す点が異なる。
 HOはシナリオハンドアウトの略称。HOは、シナリオがPLに向けた事前情報の一つ。HOはPCそれぞれに状況・立場・役割・冒険動機・冒険目的などを記載し、PCを作る前にPLが選び複数のHOの中の一つを取得し、そのHOに記載された内容を遵守してPCを作ったり行動の指針にする
 各PLが取得するHOは、PC1~PC6もしくはHO1~HO6など数字がつく事が多い。これをPC番号と呼ぶ。また数字については小さい値をローナンバー、大きい値をハイナンバーと呼ばれる。このローナンバーほど事件等シナリオの当事者性が高い事が望まれている。その為PC1は主人公枠と呼ばれる事もある。情報量は紙片程度とされ一つのHOは200文字程度が良いとされ、それが卓に参加するPCの人数と同数作成している事が多い。
 またHOには事前に開示されるモノとは別に秘匿情報として渡す場合もあり、秘匿HOと呼ぶ事も多い。リバースHO(リバHO、RHO等、リバース=裏面)とも。他にも秘密(冒険企画局系。シノビガミ、マギカロギア、インセイン等)と呼ぶ事もある。他にもダブルハンドアウト(FEAR系)とも呼ばれる。
 更にシナリオハンドアウトが流行った当時は補助輪等とも言われた。それらについては別途記事を参照されたい。

Twitter初出時期
2010/02/12以降。「TRPG HO」を用いるツイート登場時期
2014/02/11以降。「CoC HO」を用いるツイート登場時期
(2021/08/18記載)

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●流卓:りゅうたく
 TRPGを行う予定で募集したものの人数が集まらず成立しなかった事を流卓と呼ぶ。オフセでは自分の経験上では1990年代から主にコンベンションやサークル等で発生している。一方、オンセでは野良卓として募集する事が多い事もあり流卓という用語を見る機会は多い。

Twitter初出時期
2010/07/14以降。TRPGに対して流卓のツイートがされる。
2012/12/31まで8件ツイート。
2014年くらいからよく使われるようになっていく。
(2021/08/18記載)

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●自陣:じじん
 自陣とは自分が作成・所持しているPCや、自分が参加した卓を指すよう。卓の話の場合は自分のPCについての話、もしくは自分が参加した卓の話になり、卓の話ではない場合は自分が所持しているPC達の話になるようだ。自陣という言葉はPCゲーム・スマホアプリからの輸入のよう。確証はないがFGOでよく広がったように見える。

Twitter初出時期
2007/05/26以降。「自陣」昔から使われている言葉なので意味はないかも…。スポーツや他ゲームで使われている。
2010/12/18以降。「TRPG 自陣」が使われるが2013/12/31まで5ツイート。
2014年以降から徐々に使用されているが…日本語的な意味合いの使い方。
2017/02/10以降。「TRPG 自陣」が今の使い方になっていく時期。
2017/09/26以降。「CoC 自陣」が今の使い方になっていく時期。
2018年3月以降頃から今のような意味合いで頻繁に使われるようになっていく。
(2021/08/18記載)

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●地雷:じらい
 地雷は主に2つの意味合いで使われている。
 1個目。相手の感情が爆発する禁忌を指す。一見すると爆弾は見えずわからないが、うっかり踏み込むと爆発(怒り出す)する為、触れてはいけない、踏み込んではいけない」モノ(話題)を指す。
 2個目。うっかり自分が大ハズレを引いてしまった事、その事で自分が心に大きなダメージを受けた事を指す。地雷卓等。
 地雷そのものはTRPG用語ではなくネットスラングとされているが詳細は不明。もしネットスラングだとした場合は2chが古い掲示板なので1999年以降という事になる。しかしTRPGとしてよく使用されだすのは2014年以降と時差が大きい。
 ちなみに卓の地雷については「NGになる卓」に記載していますので興味があれば参照されたい。

Twiiter初出時期
2007/04/14以降。、TRPG以外での「地雷」ツイート。
2008/02/26以降。「TRPG 地雷」ツイート。2010/12/31まで36ツイート。
2010/12/01以降。「CoC 地雷」ツイート。2012/12/31まで13ツイート。
2014年以降からTRPG界隈では地雷という言葉がよく使われるようになる。

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●沼、TRPG沼:ぬま、てーあーるぴーじーぬま
 TRPGという趣味に対して「底なしの泥沼にハマったように、趣味の世界にどんどんとのめり込んでしまい抜け出せない状態」を指す。
 現在(2021年)では、恐らく沼というネガティブな表現から自虐的・自嘲的な表現として使う傾向がある。
 元々は2chなどのネットスラングから始まったと思われる(1999年以降)。一方で、賭博破戒録カイジの漫画(2000年以降)、映画は2009年(TVでは2010年)、アニメは2011年などによって沼ガチャという言葉が生まれたという話もあり、湯水のごとく課金する様に対して言われる事もあるようだ。時期が被る為、カイジの影響で沼という言葉が使われた可能性もある。
 また「サブカル要素の色濃いオタク趣味の世界というニュアンスを含む場合に使う事が多い用語」の為、TRPGも親和性があったのだろうと思う。

Twitter初出時期
2007/04/28以降。TRPG以外でハマる意味で「沼」ツイート。
2010/05/30以降。「TRPG 沼」ツイート。
2012/10/25以降。「CoC 沼」ツイート。

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●ロスト、キャラロスト
 喪失
を意味し、TRPGでは「ゲームから退場し、PCとして再入場する事が出来ないキャラクターの状態」を指す。原則として永久に復活出来ない状態、そしくはPCとしてではなく敵として登場する等。
 TRPGとしては「死亡」「冒険不可能状態」「PCとしての人格喪失」「NPC化」等に対して呼ぶ傾向がある。
 直接的なロストの語源はウィザードリィ(1981年)らしい。TRPGではCoC(1989年)の永久的狂気がある。バリエーションが広がったのは恐らくV:tM(1994年)、日本のTRPGでは「天羅万象」1996年以降だと思われる。
 ただロストという言葉がよく使われるようになった時期は、TRPGとしてではなくMMORPG(1997年以降)による外国人とのプレイの影響と、ニコニコ動画(2007年)等が重なってからの事だと思われる。
 TRPGでロストが広がったのはリプレイ動画による影響が関わっているかと思う。自分の体感としてはダブルクロス3rd(2009年)以降によく聞いたように思う。

・Twitter初出時期
2006/12/01以降。「character lost」英語圏のツイート。
2008/01/14以降。「キャラロスト」初出(TRPGではないツイート)
※モンスターハンター、ウィザードリィ、ロマンシングサガ、ファイアーエムブレム、ファイナルファンタジーなどのツイートに使われている。
2009/07/21以降。「ロスト TRPG」初出。
2010/08/13以降。「ロスト CoC」初出
2010/08/17以降。「キャラロスト」初出(TRPG関連ツイート)

・ニコニコ動画初出時期
2007/03/12以降。「ロストマン」のタグの動画

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●CoC:シーオーシー
 6版、CoC6版、CoC6e、7版、CoC7版、CoC7e、クトゥルフ、新クトゥルフ等…。
 CoCとは「Call of Cthulhu」の略。CoCは海外のゲームで、日本では最初発売されていた時期(1986年)は「クトゥルフの呼び声」として発売されたが、2004年発売時期に日本では「クトゥルフ神話TRPG」という題名に変更されて発売されている(海外では変更されておらず原題はCoCのまま)。その為、昔から遊んでいるゲーマーは「クトゥルフの呼び声(Call of Cthulhu)」で親しまれた事もありCoCという略称が使われている。

 6e,7eは、6eは2004年版が第6版(6th edition)となっている。CoC6eだけでなくCoC6版とも呼ばれる。一方、7eは2019年に発売された「新クトゥルフ神話TRPG」を指し第7版(7th edition)となっている。

 この「版」とは、映画やTVゲームのシリーズみたいなモノを指し、CoC7eは2021年現在、クトゥルフ神話TRPGシリーズの最新作のようなモノになる。また版の話になるとクトゥルフの名前がつくTRPG作品は、日本では6つの版が発売されている為、新版・旧版とだけで話をするとTwitter上では話が混乱する場合があるのでツイートする時は注意した方が良いと思う(ちなみにクトゥルフの名称での種類は、2版、5版、6版、7版、D20、トレイル・オブ・クトゥルー{ToC}がある)。

CoC6版、CoC7版の所持状況や使用率については「CoC6版と7版の所持率と使用率(2021上期版)」を参照されたい

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●RTA:あーるてぃーえー
 リアルタイムアタックの略称。単語そのものは海外からの輸入なのかも。日本ではニコニコ動画を題材にした話がTwitterから出始めている。TRPG界隈でもちょくちょく見かける。TRPGではセッション時間の短さにチャレンジしている的な意味合い、TRPGを行う間隔が狭い的な意味合いが多いように見える。
 2006/12/9がTwitter上では初出だが英語圏の人の発言が最初。2006年12月31日以前では2ツイートのみ。
2007/5/8が日本語での初出。DQ3のニコニコ動画視聴の話。
2010/6/24でTRPGに言及されたRTAツイート。しかし数は少ない。
2016年頃からTRPGやCoCでのRTAが使用が多くなっていく様子。

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●情緒が死んだ:じょーちょがしんだ
 「情緒が死んだ」は、「情緒がおかしい」「情緒が爆発した」「情緒がグチャグチャ」を経て、「カッコ良すぎて情緒が死んだ」など、「情緒が不安定過ぎる」「心が苦しい。情緒が不安定過ぎて自分は死んだ」「自分は死んだ。情緒が追い付かない」のような状態を表す言葉のようだ。
 TRPG初の言葉ではなく輸入。2018年1月頃から様々なモノでよく使われるようになり、2019年くらいにTRPGでも輸入、よく使われるようになったよう。

「情緒が死んだ」
2010/05/13。Twitter初出。TRPG外。しかし流行りの起点ではない。2014年12月31日まで4ツイートしかない。
2017/10/24。この時期以降、少ないなりにTRPGの内容としてツイートされ出す。
2018/01/07。ここらへんから使用が多くなっていく。内容はジャニーズやアニメ、ウサギ島DVDなどで多数使われる。
2019/03/30。TRPGに輸入されて使われるようになっていく時期。

「情緒死んだ」
2011/06/05。Twitter初出。しかし流行りの起点ではない。2017年12月29日まで42ツイートしかない。
2018/01/02。Twitterでよく使われ出してきた時期。
2019/02/24。TRPGに輸入されて使われるようになっていく時期。

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●卓修羅:たくしゅら
 TRPGの予定を多く立ててプレイする人を指す。その怒涛の如く予定を入れる姿、プレイし続ける姿は修羅の如く……。
 明確な回数・予定数の下限などはないが、1ヶ月に100卓以上、1年で1000卓以上経験する人もいるらしく、こういう人はまさに卓修羅と呼ばれる。

Twitterの初出時期。
2011年07月20日は、卓内にいるゲーマー達を「修羅」と呼ぶ。
2012年10月04日に「卓修羅」という言葉が使われ初めたが今とは異なる。
2013年03月頃から、今現在言われている「卓修羅」

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●〈精神分析(物理)〉:せいしんぶんせきかっこぶつり
 これは「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」「クトゥルフの呼び声-改訂版-」あたりで使用される用語。〈精神分析〉という心理療法(会話療法)を用いずに、キャラクターに物理的なダメージが発生する事で“一時的狂気”に対して〈精神分析〉と同様の効果が得られるとするモノを通称として〈精神分析(物理)〉と呼ぶ。
 〈精神分析(物理)〉自身についてヒアリングやアンケートを取っている。詳細は「誰もが欲する〈精神分析(物理)〉」を参照されたい。また〈精神分析〉は曰く付きの技能であり、“一時的狂気”に対して即座に解消・緩和する〈精神分析(即時)〉話しもある。これについては「精神分析と一時的狂気」を参照されたい。(2021/07/03現在)

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●茶番:ちゃばん
 表現としては「茶番」「茶番卓」「茶番シナリオ」「茶番パート」「茶番シーン」「茶番PC」「茶番RP」などがTwitterのTRPG界隈で使われている。
 意味合いやニュアンスや解釈は人によって異なるが、元々は「動画内で『視聴者に楽しく見せる物語』として、登場人物たちによる本筋とは無関係な滑稽なやり取り・演出」を動画製作者が謙遜で言い始めたモノではあるらしい。
 またリプレイ動画発祥のせいなのかTwitterの初出時期も古くからある表現のようだ。

Twitterの初出。
2010年8月15日。TRPG 茶番
2010年11月2日。CoC 茶番
(2021/07/03現在)
TRPGの「茶番」自身についてヒアリングなどを行っている。詳細は「茶番で踊るTRPG」で確認されたい。

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●シ、シナリオ
 TRPGにはシナリオがある。Twitter上では「シ」でシナリオを指す場合がある。TRPGでは事件や事故が起き、プレイヤーがそのゲームの世界の登場人物として解決する遊びになる。その事件や事故などの「物事の進行について、さまざまな可能性を考えに入れて仕組んだ筋書き」がシナリオになる。

 シナリオの区分けは沢山ある。大きな括りは「自作シナリオ」「既成シナリオ」の2種類。
 自作シナリオはオリシ(オリジナルシナリオ)とも呼ばれる。こちらは卓を運営するGMがシナリオを作成したモノを指す。
 既成シナリオは自作シナリオに対して、既に誰かが作ったシナリオ全般を指す。この場合「公式シナリオ」「同人シナリオ」の2つを指す。
公式シナリオは、ゲームのルールブックに掲載されていたり、サプリメント(ルールブックのデータ等拡張した資料)、TRPG雑誌に掲載されていたり、ゲームの公式サイトにアップされている。
 同人シナリオは、コミケやイエローサブマリン等TRPGを扱うホビーショップ、pixiv、Booth、noteなど、有償で販売されたり、無償で配布されたりしているシナリオ。

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●現日:げんにち
 現日は現代日本の略。
 現代日本自身の話については「いつ現代になるのか…」に詳細を記載しているので参照されたい。

Twitterの初出。
2016年3月25日。CoCの現代日本として。
2008年5月23日。シナリオ、現代日本として。
(2021/06/01現在)。

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●テスプ
 テスプはテストプレイの略。
 テストプレイ自身の話については「テストするTRPG」に詳細を記載しているので参照されたい。

Twitterの初出。
2010年2月23日 ゲーム全般として。
2015年6月21日。TRPGシナリオとして。
(2021/06/01現在)。

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●げんみ、現未
 仏教用語の為「げんみ」と打つと「現未」が予測変換される。仏語で「過現未」「現未」で過去・現在・未来を表す言葉。
 TRPGでは「現在通過中or未通過」を指す言葉。その為、「げんみ×」「現未×」と「×」がセットになっている事が多い。ただこの「×」の部分は絵文字が多い。

Twitterの初出
2018年7月10日 現未(TRPG的な用途として利用されたツイート)
2018年8月25日 げんみ(TRPG的な用途として利用されたツイート)
仏語以外の元ネタはあるのか探したが不明
(2021/05/29現在)。

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●通過、通過済み:つーか、つーかずみ
 端的には「プレイ済み」「攻略済み」を指す言葉。主に特定のシナリオに対してプレイした場合に述べる事が多い。
 元々はデジタル系ゲームでのマルチエンディングやマルチシナリオタイプのゲームに対して、コンプリート・攻略を前提に「とあるルート」「とあるエンディング」を通った事を指す言葉として「通過」を用いられたようす。
 TRPGのシナリオに通過を使われ出したのは2015年頃。それ以前はTRPG以外のゲームに用いられているように見える。
(2021/05/29現在)。

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●未通過:みつーか
 端的には「未プレイ」を指す言葉。主に特定のシナリオに対してプレイした事がない場合に述べる事が多い。
 「通過」「通過済み」同様でデジタル系ゲームで用いられている言葉で、後にTRPGに転化されたよう。
TRPGのシナリオに関連した未通過のTwitter初出は2017年1月20日
(2021/05/29現在)。

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●オンセ、ボイセ、テキセ、オフセ
 「オンセ」とは「オンラインセッション」を指し、ネット上でTRPGを行う事全般を指す。
 「テキセ」は「完テキ」とも言われ「テキストチャット・セッション」を指し、ネット上にあるテキストチャットのみを用いりセッションを行う。
 「ボイセ」は「ボイスチャット・セッション」を指し、ネット上にあるボイスチャットルームに入ったりして声を用いりセッションを行う。
 「半テキ」は「半テキセ」とも言われ、「ボイスチャット」「テキストチャット」の両方を用いりセッションを行う。その使用方法については卓によって考え方が異なる。
 「オフセ」は「オフラインセッション」でリアルに会って遊ぶTRPGの事を指す。

面白いと思うのは「オンセ」「ボイセ」「テキセ」について。
2007/04/12:Twitter上で「オンセ」の単語が使われ始めた。
2011/03/30:Twitter上で「ボイセ」を使われ始めた。
2012/09/14:Twitter上で「テキセ」を使われ始めた。

 テキセがボイセの後。
 これは恐らく、オンセ=テキセだった時期を経て、ボイセが隆盛していき、差別化しないといけなくなってテキセという単語が生まれたって事だと思われる。最近は、オンセかテキセという表現を見かけるので、オンセ=ボイセの認識を持つ人が増えてるのかもしれない。
 オンセそのものは2007年4月12日より前だとは思うが、Twitterが2006年にサービスが始まった為、TRPGゲーマーもTwitterをやるまでにそれなりに時間が経過した結果、2007年にTRPGに関するコミュニケーションが発生したのかも。
 また「ボイセ」「テキセ」は、オフセにはないボイセ、テキセという表現媒体という意味合いで考えてる人もいるらしい。
 テキセやボイセの比率などを知りたい場合は過去数度アンケートを取ってまとめた記事がある。興味があるようなら「テキセとボイセの比率」も確認されたい。

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●クローズ・クローズド
 2021年の段階では「クローズシナリオ」「クローズドシナリオ」と混在して使用されている。
 2009/12/31:Twitter上。クローズドサークルというWEB上の作品が始まった時期。
 2010/11/01:Twitter上「クローズド クトゥルフ」CoCシナリオの「クローズドサークル」の登場時期

 「クローズド・サークル」はミステリ系の単語だが、TRPGのシナリオの傾向としては「クローズド」は孤島などよりも「目が覚めると見知らぬ部屋にいた」からスタートして施設から脱出する事を目的としたシナリオの傾向がある。

 この潮流は、フィクションにある「理不尽にも誰かの意図で閉じ込められた」というモノが多い印象があり、この源流が「WEB小説」「人狼」「リアル脱出ゲーム」のどれがスタートなのかはわからない。

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●やりたい
 ネットで公開されている同人シナリオに対して、PLがPLとしてサイトで公開されている既成シナリオをやりたいと発言し、そのシナリオをやってくれるGMを探す行為。またはそうやって遊んだシナリオを通過シナリオとしたりする…等。

2014/06/24:Twitter上でPLが「やりたいシナリオ」と発言する始まった時期
2015/05/23:Twitter上で「通過シナリオ」と発言が始まった時期

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●ソロシ
 ソロシナリオ。昔(オフセ)は「PL独りでゲームブックを楽しむ」みたいな感じでしたがオンセ界隈では「GMとPL1人で遊ぶ事(ソロはPC1人で遊ぶ事の意)」を指している。
2015/05/17:Pixiv:ソロシナリオの投稿。
2015/09/15:Twitter上でCoCのソロシの話登場。

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●うちよそ
2009/10/15:pixiv:非TRPGのうちよそシナリオ登場
2015/12/01:Pixiv:TRPGのうちよそシナリオ登場
2016/10/17:Twitter上でTRPGゲーマーから「うちよそ」という言葉が出てくる。

 ピクシブ大百科では「うちよそとは、うちの子とよその子が何かしらの関係性を持ったりカップリングとなった際に呼ぶ名称である」詳細は後述。しかしこの「うちよそ」は単語こそ1つだが意味合いは人によって異なる傾向がある。

 自分が色々話を聞いてまとめてみたモノは下記。

 リスペクトしていたり気の合う著者(ゲーマー)と著者のキャラクターがいて、その著者のキャラクターと自作のキャラクターとを登場させ、その2人の密接な人間関係の絡みを描いた作品。この絡みの種類は幅が広いくネガティブな場合もあればポジティブな場合もあるが、傾向として多いのがポジティブな表現。ポジティブな表現は、二者が互いに仲睦まじく、身体を寄せ合ったり触れ合ったりを含め、戯れる合う傾向が多い。そうした互いの幸せな時間を描く事を著者同士望まれているのかもしれない。ネガティブな表現については著者の互いの性癖に依存する形だと思われる為、ここでは表現できない。
 「―したい」は、―を目的とした作品を作りたいなど。

 ただ「うちよそ」がどのようにして発展していったのかはわからない。
「うちよそ」自身は恐らく2009年以前よりあり、概念的には1980年代にまで遡る可能性があるからだ。
 純粋に言えば、文芸部や漫画研究部・映像研究部などの創作勢がTRPGをする機会があって発展していった可能性はある。
 しかし憶測の域を出ない。

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●タイマン
 タイマンシナリオ。昔(オフセ)はゲーマーの人数「GMとPLが1対1で行う事」を指していた気がしていたがオンセ界隈ではキャラクターの人数「GMとは別に、KPCとPCの1対1で行う事」を指している。
 ここで登場するKPCは、PCと対等な位置づけというより、物語的な動きとしてヒロイン的な立ち位置になりやすく、特殊な設定や能力があったり人質になったり記憶喪失になったり等キーマンにもなりやすい。

2016/07/20以降:Twitter:KPは含めず、KPCとPCの一対一はこの時期から。

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●エモい
 「感情的な、情緒のある、感情に訴えかける」形で「ノスタルジック、レトロ、懐かしい、もの悲しい、切ない、寂しい、センチメンタル、しんみり、哀愁、趣を感じる」等に使われる傾向がある。しかし「凄い・ヤバい」と言った強調に使う事もあったり、「返信に困った時にとりあえず返す」場合に「エモい」を使う場合もあるよう。音楽が発症という話もある。

 2000年代前半にコギャルが「エロキモい」を略して「エモい」と言う形でネガティブに使っていたよう。
 2005年頃から「エモい」のキーワードがGoogleトレンドから検索され出しているが、急増したのは2017年前後とされている。
 2006年12月、大修館書店「みんなで国語辞典!」では「エモい」について「怒って感情を露にすること」と解説。
 2016年、三省堂の「今年の新語 2016」で2位にランクイン。
 2021年の今では、語彙化出来ないがポジティブな言葉として使われる。

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●エモシ
 「エモシ」とは「エモいシナリオ」の略。エモいについてはエモいを参照してほしい。

2007/04/25:Twitter上で「エモい」の単語が使われ始めた時期。しかしTRPGとは関係なし
2011/06/29:Twitter上でCoCではないTRPGの話
2014/10/17:Twitter上でCoCではなくエモいシナリオ研究の話
2016/10/25:Twitter上で「エモいシナリオ」の言及が始まった時期

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●雰囲気シナリオ:ふんいきしなりお
 「雰囲気シナリオ」というのがあるらしい事を知る。
 「雰囲気シナリオ」の呼称は、Twitter上では2015/12/22頃が初出、BOOTH上では2017/5/4頃が初出みたい。
 「命の器」「泡沫灯」などが「雰囲気シナリオ」になるらしい?
 それなりに「雰囲気シナリオ」は使用される単語みたい…。
 エモシとの関連性はわからなかった…。

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●KPC
 KPが愛用しているPCを、KPが行うセッションに登場させた存在。KPのPCを略してKPCで、このKPCを登場させる既成シナリオは「タイマンシナリオ」と呼ばれたりする。
 類似用語としてはNPC(ノンプレイヤーキャラクター)に近い存在である。ただシナリオの設定に付随するNPCとは異なる点がある。シナリオ上に設定・用意された固定キャラクターではなく、KPCはPCと同じようにシナリオとは独立した存在としてKP側が用意する点が異なる。
 その為、KP自身が過去に作成し愛用しているPC、そのシナリオ用にKPがPCを作成するなど、KPが所持する各PCの中から1人選んで登場させる。またこの事でNPCだった躊躇なく殺してしまうPL/PCに対して抑止させる効果を期待する事もある。

2017/02/23:Pixiv:Pixivで初めてKPCのキーワードが出た最初の投稿
2017/12/01:Twitter:TRPGのKPCのワードが出てきた最初の投稿

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●KPレス
 KPレスシナリオ。昔(オフセ)は「シナリオクラフトというGM不要でシナリオを生成する仕組みを用いて遊ぶ」だったがオンセ界隈では「ゲームブックを楽しむ」みたいな感じのよう。

2018/05/13:Twitter上で「KPレスシナリオ」の言及が始まった時期。
2018/05/15:Pixiv:「KPレスシナリオ」の投稿があった時期

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●三大技能:さんだいぎのー
クトゥルフ神話TRPG系列の話
「探索技能」の「三大技能(CoCの目星、聞き耳、図書館)」
「探索技能」とは言わず、「三大技能」と呼ぶ表現がオンセ文化独特という話だった。

2012/05/24:Twitter上で「三大技能」の言及が始まった時期。どうも世間を生き抜く三大技能的な感じ。
2014/07/21:Twitter上でCoCとして「三大技能」の言及が始まった時期。

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●ロスト救済シナリオ:ろすときゅーさいしなりお
Twitter上 2015年4月14日以降 話題
Pixvi上 2016年4月29日以降 シナリオ投稿
※ロストした探索者をこのシナリオのクリアによって生還させる。

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●SAN値回復シナリオ:さんちかいふくしなりお
Twitter上 2014年1月14日以降 話題
Pixvi上 2016年8月31日以降 シナリオ投稿
※SAN値の低い探索者をこのシナリオのクリアによって回復させる。

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●CP
TwitterのTLでCPって言葉が流れてて質問したら…
・キャンペーンの略。
・カプ、カップリングの略
・キャラクタープレイの略
・コマンドポストの略
・キャラクターポイントの略(ガープス)
・カスタムポイントの略(ボトムズTRPG)
らしい…。
TRPGでCP、カプ、カップリングを使うのはオンセ文化かもしれない。
TRPGにおける「CP」と「うちよそ」下記らしい。
・「CP」は「恋仲が見たい・やりたい」
・「うちよそ」は「自分のキャラと、●●さんのキャラといちゃつきたい(恋仲とは限らない)」

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●野良卓:のらたく
 野良卓は、Twitter等で不特定多数の人へTRPGをする旨の募集したり応募したりしてセッションを行う事。特定のどこかに所属せず、利用せずTRPG(オンセ)を行う事によく使われる。野良卓では事前に予定を組んでTRPGを行う予定卓と、その日、数時間後に卓を始める突発卓とに分かれる。突発卓は後述。

 Twitter上で「野良卓」調べたら…
 TRPGの野良卓表現以前は「東方幻想麻雀」の「野良卓」が先のよう。
 「東方幻想麻雀」の輸入なのかもしれない。
 2012年9月14日TRPGに関する「野良卓」がTwitter上で登場する。

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●突発卓:とっぱつたく
 事前に予定を立てたTRPGではなく、急遽立てたTRPGを指す。オフセでもオンセでもある言葉が性質が異なる。
 オンセの場合、数時間後にTRPGをしますと募集する。特にCoCでは野良卓の形で頻発する。この時、PLは、過去のTRPGで作ったPCか、作り置きしているモノを持ち寄ってTRPGを行う傾向がある。その為、突発卓対応をする為に各PLが事前にPCを作っている事もある。
 オフセの場合はその日集まった中で急遽誰か卓を立てなければならなくなった時、且つ、GMの用意をしていないにも関わらず卓を立てる時によく使われる(イレギュラー対応的な意味合いが強い)。
 突発卓の対義語は予定卓となる。

・Twitter
2009/08/03。TRPG外のツイート。2010/01/01以前では1件。
2010/06/17以降。TRPGのツイート。2010/01/01以降2010/12/31まででは5件程度
TRPG以外、ボドゲや麻雀、その他のゲームも散見されるが少な目。
2012年以降、TRPGの突発卓はよく使用されるようになっていく。

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●TRPG = CoC
 CoC6版がTRPGの全てって人は確かにいる為か、「TRPGと言えばCoC6版の事のみ」を指す。
 特にCoCも特定のエディション6版のみを指すようだ。
 しかしながら昔はTRPG=ソードワールドとか、あったのだから、いつの世も…なのかもしれない。

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●判定とRP:はんていとあーるぴー(orろーるぷれい)
 オンセは「PLによる判定技能宣言」した後「判定の結果判明後に時間を遡って改めてRPする」モノらしい。

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●オフセとの差異
 オンセとオフセの文化的な違いはオンセツールの有無のみで、それ以外でオンセとオフセで文化的な違いはない。
 しかし、オフセ勢とTwitterTRPG民とは違う文化がある…らしい。

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●SE/BGM
SEやBGMがオフセとオンセで文化が違う…らしい。
オフセでもSE/BGMは使用するが、それとは別物らしい。ただ結局、何が違うのかは教えて貰えなかった。

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●立ち絵:たちえ
 オフセでは有志がキャラ絵を作成するが、オンセでは立ち絵を用意するよう言われるのがオンセ文化らしい。
 またその立ち絵にお金をかけるのもオンセ特有の文化らしい。
 自分の感覚ではPBWからの輸入のような気はする。

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●「キャラシをつくる」「CS」
 「キャラクター作成」「キャラクターメイキング」とは言わず、「キャラシを作る」という表現がオンセ文化独特という話でした。CSはキャラクターシートの略。

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●キャラ作成について
 オフセだと「シナリオに合わせてキャラを作る傾向がある」ケドも…
 オンセだと「事前キャラ作だからか持ち込みが多いとかで、シナリオとは関係なく、独立してキャラを作る傾向がある」らしい。
 その為、どんな技能であっても、どんな設定のキャラやRPであっても、それを上手く活躍させるのがKPの仕事だというゲーマーもいる。

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●オンセツール
 「オンライン セッション ツール」を指す。
 主に言われるモノは「ココフォリア」「ユドナリウム」「コリドーン」「TRPGスタジオ」「FVTT」「どどんとふ」を指すが、「オンラインセッションを行う為のツール」という意味では「Discord」「Skype」「Zoom」「GoogleMeets」や「いあきゃら!」「キャラクター保管庫」、あと「伝助」なども含まれるが、あまり言われない。ただオンセをする上ではよく見るツールたちである。

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●マンチ,マンチキン,洋マンチ,和マンチ:ようまんち、わまんち
 マンチはマンチキンの略。wikiでは「テーブルトークRPGのプレイスタイル」の一つとして掲載されている。
 マンチキンそのものは「むしゃむしゃと食べる子供」の意味で餓鬼や小鬼などを指し、『オズの魔法使い』シリーズに登場する小人国およびその住人の名に由来している。
 TRPGでは、「自分のPCが有利になるように周囲にがなりたてて、自分のやりたい事を突き通す」な意味あいになっている。
 wikiの意味のようなモノに対してはマンチという表現をする人もいるだろうが「荒らし」「嵐」「迷惑PL」「TRPGに向いてない人」と呼ぶ人もいる。更にそれらの事を「洋マンチ」と呼ぶ人もいる。
 類似的なモノに「和マンチ」がいる。和マンチは「自分のPCが有利になるようにルールやデータを読み込み・利用して、自分のやりたい事を突き通す」ような意味合いになる。洋マンチと和マンチは目的の為の手段が異なるような意味合いになる。

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●ファンブラー
 サイコロを用いて行う判定で大失敗を表す「ファンブル」を多く出す人。他にもファンブルを連続で出す人、もしくは「ファンブルだけは出してくれるな」という場面で狙ったようにファンブルを出す人をファンブラーと呼ぶ傾向がある。自身をファンブラーだと自称するゲーマーも多い。

・Twitter初出時期
2010/04/11以降。でも利用数は2010年中4件程度。
2011年は34件くらいしかツイートでは使われていない。
徐々に多くなっていった模様。

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●クリティカラー
 サイコロを用いて行う判定で大成功を表す「クリティカル」を多く出す人。他にもクリティカルを連続で出す人、窮地の場面でクリティカルを出す人、無理な判定をクリティカルしちゃう人をクリティカラーと呼ぶ傾向がある。自身をクリティカラーだと自称するゲーマーも多い。

・Twitter初出時期
2010/02/10以降。でも利用数は2010年中5件程度。
2011年は5件、2012年は6件、2013年17件くらいしかツイートでは使われていない。
徐々に多くなっていった模様。

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●ロール
 「ダイスロール(サイコロ転がす・判定する)」と「ロールプレイ(PLがPCとして行動する事)」の略。その応用として「ダイスロールorロールプレイ」の略。「ダイスロールとロールプレイ」の略。
 セッション中に言われた場合は、素直にどちらか聞いた方がいいと思う。

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●PC,プレイヤーキャラクター
 TRPGでは事件や事故が起き、プレイヤーがそのゲームの世界の登場人物として解決する遊びになる。そのプレイヤーが操る登場人物の事をPC(プレイヤーキャラクター)と呼ぶ。TRPGでは1人のプレイヤーが操るキャラクターは1体が多い(ゲームによって2体などもあるがTRPGのゲームでは少ない)。
 蛇足だがプレイヤーが原則的に操らないキャラクターの事をNPC(飲んプレイキャラクター)と呼ぶ。また特別なNPCにKPCというモノも存在している。

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●「感情に訴えかけるシナリオ」「データとしてダイスを振るので特殊ルールや、ハウスルール」
この話はちょっとよくわからなかったが、オフセとは違うオンセ独自の文化らしい…。

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追記していくかもしれない。

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