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中国横断記その11 ウイグル③ カナス


今の様子

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⑥のウイグルの3日目 

そこから上がって⑦モンゴル カザフスタン ロシアの国境付近
アルタイ カナス湖4日目のこと

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前回のはこちら。


今までの中国横断記はこちら。


2019年9月14日 ウイグル(ウルムチ)3日目

この日からは上海在住の女性と観光をすることに。

ウルムチでご飯を食べてウルムチの博物館に。

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古代から人間は創作に富んでいたのだろう。またこういうものが日本で考えると縄文時代だったりするから驚きだ。

そして別の市場に行ったりして夕方ごろ。


彼女に、この後もずっとウルムチにいるの?と聞くと

「今日の夜をもってウルムチから離れる」、とのこと。
どこに行くのか?と聞いたらウイグルの最北端の有名な湖の方に行くらしい。何でもほぼほぼ中国とロシア、カザフスタン、モンゴルの境界のところ、だという。

それでその綺麗で有名な写真を見せてもらった。

その画像は、、、、現実の世界に無いような世界観だった。。

なんでもそこは「カナス」というらしく、モンゴル語で「美しい」という意味らしい。

行きたくてたまらなくなった。

そこで行かせてくれ!!と懇願した

だが断られた。

国境ということもあり、さらにウイグルということもあり外国人は基本的に行っては行けないようなところだったらしい。

だが懇願に懇願したところ僕の押しによってお供させもらえることになった。

そしてそこは観光で有名なこともあり、(日本でいう知床みたいな感じ)

まあまあお金がかかるという。
そこでまず日本円を換金するために銀行に行くことになった。

しかし、開いてない。どこの銀行も開いてないのである。

というのもその日の何日間かは中国の休日の週であり、銀行が閉まってる、というものであった。

しょうがないので

持ち金が8000円ほどであったが、どうにか工夫して行く!と決めて向かうことになった。

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そしてウルムチを出てまたまた夜行列車僕はあとで取ったので別の席

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隣は少しイカつい感じの男性

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だがすぐに打ち解けてスマホの翻訳機を使いながら会話した。

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そして女性に起こされて急いで駅に降りる。アルタイに着いたらしい。

2019年9月15日 新疆維吾爾自治区喀納斯 ウイグル アルタイ〜カナス湖 1日目


外に出る。

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今までと違い、とても寒い。

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そしてあたりは丁度朝日が出そうなキレイな感じだ。

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ここからはタクシー6時間くらいかけてカナス(喀納斯)湖に行くという。
宿はその湖の近くにある、とのこと。

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それでタクシー探し。ここまで来るとどのタクシーも値段交渉。ぼったくりも沢山ある。

しかしどのタクシーも断られる。。。。。。


何故?と思い聞いてみると「あなたのせいよ!!」とのこと。

なんでも外国人を乗せるのはリスクがあるというのだ。

そのためタクシーがなかなか決まらない。何度も聞いて行くと、唯一運転手が多めに100元多く出してくれたらいいよ。とのこと。
そこで交渉成立。

タクシーに乗った。


そして疲れもあってか4時間くらい爆睡。

だが途中途中突然止まるので気になって目を覚ました。

どうしたのかと思い見てみると納得。合間合間に道路をまたぐものが沢山いるのである。

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飼われているのか飼われていないのか、は分からないが進むたびにこのような牛の大群と遭遇する。

そして他を見てみると

このようにモンゴルのゲルのようなものがある。

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実際に人が住んでいるらしい。モンゴル以外にもこういうのがあるのか、これも中国なのか。というのが正直な感想だった。

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そしてどうにかしてカナス湖に到着

カナス湖

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入場料払ってバスに乗る。好きな時に降りていいスタイルだ。

まずは宿を探す。

だが、外国人の泊まれるところが全く無い。

それで沢山聞いた挙句、前回同様に外国人料金で余計にお金払えばいい、とのこと。
ただ値段を聞くと中国人の人が泊まるなら1000円程度だが、外国人料金はというと5000円しないくらいする。
ただそこで悩んでいると、

「じゃあ他を行きな。」と今にもいいそうな不服そうな顔で宿の人がこちらを見てくる。「野宿でもしたらいい、凍え死ぬぞ。」とでも言いたげな顔である。


そして自分の財布を見ると、、銀行に行けなかったということもあり残金1500円ほどしかない。カードは使えない。

悩んでいると上海の女性が「私が連れてきた責任でもある。だから私が宿代を払う」という。僕なんて昨日あっただけの人間だ。そんな義理はない。

なのに、僕のことを心配して宿代を払ってくれた。頭があがらない。感謝しかない。申し訳ない気持ちでいっぱいだった。。

本当にありがとうございます。

で宿に荷物を置いて外に出ると何やら人が集まっている。行ってみると結婚式をしている。

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式場には入れなかったが近くにいる子どもと少し遊んだ。

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それからカナス湖をひたすら見て回った。

「天」に一番近い場所と言われているらしいのだがその理由が分かる。
この世のものでないような神秘な情景が目の前に現れている

ずっと見れる湖だ。

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そこで沢山写真を撮ったり、ずっと眺めたりしていた。

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続きはまた次回。


2019年9月13 ,14日 ウルムチ3日目 カナス湖1日目

旅に出る用の飲み物 食べ物 49.21元
夜行列車 163元
羊バーガー 4元
スプライト 4元

2019年9月14日 カナス湖 4日目
タクシー 100元
カナス入場料とバス代  150元

合計 470.21元=約7053円


  貴重な経験をさせて頂いた。感謝。

ここで旅を偲ぶ。

Keitaro.



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