他人の目が怖い人は、自分しか見えていない《対人恐怖症の治し方》
■対人恐怖の元凶
対人恐怖症というモノがあります。
私は20代後半まで
これに苦しめられていました。
今でも、メンタルが弱っている時には、
恐怖感情がひょっこりと顔を出します。
対人恐怖症になると、他者から嫌がらせやイジメを受けた訳でもないのに、他者に恐れを抱く様になります。
普通の人は、悪い人間に対し、
恐れを抱き、関わらない様にします。
悪い人間とは、付き合わない事が
大切である事が分かっています。
しかし、対人恐怖症を患っている人は、むしろ
人格的に優れた人間を恐れる様になります。
それはなぜか?
優れた人は洞察眼が鋭いので、
自分の弱い部分に気づく可能性があるからです。
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だから、少しでも劣っていると
思われない様に生きています。
自分は完璧な存在で在らなければならないと、
自分自身に完璧主義を課します。
しかしながら、当然、
そんな事が出来るはずもありません。
完璧な人間など、
この世に一人たりとも存在しないからです。
対人恐怖症の人は、
出来ない事をやろうとしています。
周囲からの目を常に気にして、
完璧にこなそうとしています。
『自分の恥部を見られたら、人生終わりだ!』
と考えています。
そんな訳がありません。
むしろ、恥部を見せる事こそが他者との繋がりにおいて、もっとも重要な要素である事を、対人恐怖症の人は心の底から理解する事が出来ていません。
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この様に、対人恐怖症の人は、幼少期に構成された環境要因などによって、認識が捻じ曲がってしまっています。
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自分を完璧に彩らないと
人から愛されないと本気で思っています。
しかし、それはあなたの妄想です。
人間の魅力は、人間味にこそ宿ります。
完璧すぎる人は、逆につまらないです。
だから、劣っている所を隠すと、
その人の魅力は半減、いやそれ以上の損失です。
だから、自己を開示する事が重要なのです。
■他者へ意識を向ける
対人恐怖症の人が、人を恐れるのはなぜか?
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