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2つの鍋は1つになる。ぜんぶ繋がってくる。

今日は「リフレクションカード」を使って、ふり返りのワークをしていた。

いま、後輩指導にあくせくしているんだけれど、会社色に染めるよりも、その人のやりたいことや方向性を掴みながら、会社の場を活かして伸びていって欲しいと思っている。

私は、社会人向けの専門スクールで働いている。クリエイター×移住とか、主婦ママ×Webデザインで在宅ワークとか、自分のやりたいことを事業と組み合わせてきた先輩たちを見ているし、自分もそうしてきたしそうしたいし、事業会社だから「自ら考える」ってことは求められている。

と、同時に、後輩指導が、自分のやりたい企画やプロジェクトの足かせになっている気もする。時間は取られるし、進まないし。というのも、私のなかで、「ことばのプロでいたい」って想いがある。学校の説明会での個別カウンセリングや、自分の書くことばや、発することばで、誰かの心を心を1mmでも動かせたら、生きた価値はあるかな、と思っている。自分が残した文章や思想の中で埋もれて死にたい。

ワークの前は、後輩指導は別のものとして捉えていた。「ことばの鍋」と「後輩指導の鍋」があるイメージだった。けど、リフレクションカードのワークを通して、「後輩指導の鍋」を私の「ことばの鍋」に入れればいいんだ、と思った。後輩がやりたいことを上手く「ことば」で引き出すのもそう。後輩に上手く指示したり、アドバイスしたりするのもそう。ことば一つで、思考は変わる。態度も変わる。生き方も変わる。

「人は、円すいと同じで、テッペンの部分を上に引き上げれば、他の部分ももち上がるんだよ。」

学部時代に研究していた、きのくに子どもの村学園の学長、堀慎一郎さんのことばで、聞いた瞬間から大切にしているものだ。(これをある人のことばでは、「脳汁が出る」って表現するのかな。)

私の「ことばの鍋」の根幹にも、この考え方がある。その人のテッペンにある、”好き”や”トクイ”を引き出して、よりよく生きて、よりよい社会をつくりたい。

後輩のテッペンは何か探りながら、ことばで引き出しながら、仕事してみようと思う!

すべては投資だもんね。

「後輩指導の鍋」と「ことばの鍋」の鍋が1つになった気がした朝でした。じっくりコトコト煮込んでいきます。

堀さんの「人は、円すいと同じで、テッペンの部分を上に引き上げれば、他の部分ももち上がるんだよ。」ってことば、ストレングスや資質でも言えるよな〜。

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