とののベーコン。の社内報

岡山の燻製屋さんの社内報

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最近の記事

天国に逝くまでヒマだから山に登る【社内報】

天国という概念が存在するのかどうかは置いておいて、死ぬことが確定している以上そこがゲームオーバーだとすると、それまでヒマだなと思う。 ヒマなので、資本主義をハックしてみようと試みている。 つまり僕は、僕という人間を満たす遊びをしているにすぎないのだろう。 もし険しすぎて登れなかったら、また鍛え直してチャレンジしてもいいし別の山を登ったっていい。登らなくたっていい。 ただ、登ると決めたからにはなんとしても登る決意を持っていく。どうせ死ぬのなら、その間なにやったっていいじゃない

    • 不快という適応能力の不足【社内報】

      先日、新幹線に乗った。 指定席に座ろうと思ったら隣の若者がノーイヤホンで動画を見ていた。当然音は鳴り響くわけで、かなり不快だ。すぐやめてもらおうと思ったが、ふと、なぜそもそも不快になるのかを考えた。不快とはなんぞやとも。 不快とは、負の感情。心地よくない心情。 自分の尊厳を虐げられているかのような状況。 つまり今現在自分自身が不快なのは、外から攻撃を受けてダメージを受けている状況だ。 いや待て、そのような若者からダメージを受けているということがそもそも遺憾である。 適応能

      • 対話の正解は想像しにくく、失敗は想像しやすい。【社内報】

        【人生は人喜ばせ合戦】 コミュニケーションや発信、サービスにおいて大切にしていることはどうやったら相手を喜ばせることができるか。お客さんであれ、仕事仲間であれ、家族であれ、自分がどう立ち回ったら喜んでくれるかを考えて行動するよう心がけている。 ただ、ひとりひとり相手によって喜ぶポイントが違うため確実に喜んでもらうということはほぼ不可能だ。経験値を積んで精度を高めるぐらいしかできない。 つまり、正解を探り当てることは難易度が高い。 逆に不快にさせるポイントにはどんな人にも共

        • 進みたい分だけの予算を取りに行く【社内報】

          給料が上がらない、望んだポジションに行けない等、フラストレーションが溜まることは多々ある。 子供の頃は頑張っている、チャレンジしているだけで褒められたことが今となっては誰の興味も引くことはない。『頑張っている』だけでは評価されない世界なのかもしれない。 もし自分の給料を上げたいなら、頑張るだけでは無意味だ。考えた仕組みをプレゼンして新しい利益を獲得し、その中から自分の給料交渉をする。つまり、先に予算を取りに行く必要がある。 がむしゃらに予算を取りに行くのも良い。 ただ、人生

        天国に逝くまでヒマだから山に登る【社内報】

          『ここまでこんなにがんばったのに』【社内報】

          楽天スーパーセール中!! 普通に買うよりお得!送料無料! サンクコストの影響を受けることがある。自分が選んだ選択肢に費やしたあらゆるパワーを意識して、それが正しいかのように錯覚することもしばしば。肯定したいためにバイアスがかかることも。 常に中立でいるのは難しい。 リーダーとして意識しているのは、ちゃぶ台をひっくり返す勇気だ。 場面は刻一刻と変化する。前言撤回のオンパレード。 『こうするぞ!』『ごめんやっぱこうだ!』 そんな人が上司の場合、毎日振り回される部下や関係者は大

          『ここまでこんなにがんばったのに』【社内報】

          ご近所さんと仲良くなる【社内報】

          倉敷美観地区。岡山県の中では特に観光客が多い場所だ。もちろんその周辺も人の流れは多い。 僕たち『とののベーコン。』も観光客が多い地域に本店を構えている。 出店してから早1年と半年。 村のような閉鎖的な文化が存在していることに気がついた。決してマイナスな意味ではなく、伝統や文化を守っていく上では当然のことだと思う。突然来た何処の馬の骨かもわからないやつにウェイウェイやられると街全体が困るのだ。 この街は自分たちで大事な情報を回している ここに出店する前、かなりの期間空きテ

          ご近所さんと仲良くなる【社内報】

          ステージに立つって表現【社内報】

          『帰る間際にショーケースの中が整理されてないと次の日の朝瞬時にええ感じのコンディションでスタートできぬ。売りたいのではなく売る。そんな激情を沸かせてステージに立ちたい』 弊社、知らないうちにスポコン企業になったみたいです。 本人のやる気は褒めちぎったのちに一旦置いといて、店のことをステージと表現していることに思考の深さを感じた。 僕らはお客さんを楽しませるエンターテイナーである。と、よく雑談で発信しているこの僕。 エンターテイナーが立つ店はステージそのもの。 シルク・ド・

          ステージに立つって表現【社内報】

          Mr.Childrenのライブ選考落選しました

          倉敷市民会館ライブということで岡山県民アドバンテージがあると思い込んでいました。まさか落選するとは。 思えばエントリーして選考を受けるという行為を繰り返してきたように思う。 限られた椅子をヨーイドンで取り合うかのようだ。 つまり人生は壮大な椅子取りゲーム大会とも言える。 ただ、ヨーイドンで席数が限られている椅子に座るにはテクニックがある。 ・あらかじめ自分の名前を書いておく ・見つからないように隠しておく ・高いところにぶら下げておく 完全ランダムに自分の椅子が用意されるの

          Mr.Childrenのライブ選考落選しました

          優しさ=経験値+心のゆとり【社内報】

          たくさんのサービス提供者からサービスのクオリティについて勉強させてもらうことが多々ある。 サービスというのは価値の提供であって、サービス利用者が満足することで成立すると考えている。 例えば飲食店のサービス提供者は ・どうやったら喜んでくれるか ・適切なタイミングは ・適切な温度は ・気配りはどうか これを、サービスを受け取る側になって考える。 しかし、逆に利用者が提供者のことを考えることはなかなかない。 “サービス提供者になったことがないサービス利用者” は、そもそもサー

          優しさ=経験値+心のゆとり【社内報】

          プロの歯車【社内報】

          おむすび屋の日報で『サービスの質を向上するため、店内の雰囲気にあった声のトーンなどを意識して接客しました。息苦しいです。』とあった。 そのように振る舞うようにって指示はしていないが自ずと仮説を立ててチャレンジしてみるスタッフにはリスペクトしかない。 息苦しいのも無理はない。筋肉をつけるには重たいダンベルでトレーニングするなど負荷は必要だ。 代表の自分自身を含めた全員、会社の思想を実現するための歯車である 僕はそういう哲学を持っていて、自分も歯車に徹している。 会社はひと

          プロの歯車【社内報】

          カワウソで小学生が増えた【社内報】

          『各店舗から日報が届くので、僕も日報を書かないとフェアじゃない』 ということで僕からスタッフや関係者のみなさんへ向けた社内報です。 先日の日報で『四国のお土産なんでカワウソのぬいぐるみ置いときます』と突然カワウソを置いてくれたスタッフがおります。たぶんこの感じでいくとレジのへんに置いてるんじゃないかな。 僕は日頃から、『お客さんから見えるところには、見えていいものしか置いてはいけない。』と口酸っぱく発信している。 たぶん本人も聞いたことはあるはずだ。 ということは、“四国

          カワウソで小学生が増えた【社内報】