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進みたい分だけの予算を取りに行く【社内報】

給料が上がらない、望んだポジションに行けない等、フラストレーションが溜まることは多々ある。
子供の頃は頑張っている、チャレンジしているだけで褒められたことが今となっては誰の興味も引くことはない。『頑張っている』だけでは評価されない世界なのかもしれない。

もし自分の給料を上げたいなら、頑張るだけでは無意味だ。考えた仕組みをプレゼンして新しい利益を獲得し、その中から自分の給料交渉をする。つまり、先に予算を取りに行く必要がある。
がむしゃらに予算を取りに行くのも良い。
ただ、人生レベルで進みたい距離を設定している人の行動、提案は強い。その分の予算を確実に取る行動や提案をする。

僕は趣味でお祭りをやっている。よさこいみたいなものだ。
先日、興味深い話を共有してもらった。
全国レベルで超人気のチームが台湾で踊る機会を得たとのことで広く踊り子を公募していた。費用は6万円。
一方、地方の100人規模のチームが香港で踊る機会を得て自チーム内で公募した。費用は全て中国の税金とのこと。
前者は広く公募して20人も集まっておらず、後者は自チーム内公募にも関わらずすぐに50名集まった。
ここからわかるように、極端な話だがある程度の人数を確保して活動の幅を広げるには参加費用をゼロにすればいいということになる。
もちろん遠征費だけじゃなく、衣装代やその他の経費はたくさんかかるだろう。
自分たちがどこまで行きたい存在なのかを設定することにより、予算の取り方が変わってくる。
チームが『自分たちの存在を広く知ってもらう活動をフルパワーでするためには踊り子の参加費用をゼロにすると良い』とは暴論であるように聞こえるが、実際一部の企業チームなどでは実現できている。
事業収益などによる予算があるのだ。
一般企業も趣味で集まったチームも予算を作るという呪縛からは逃れられない。

一度、知り合いのよさこいチームが旗を作るのにクラウドファンディングを実施したことがある。
『自分たちのことは踊り子たちでなんとかするべきだ』というアンチコメントがいくつかあった。
これだけクラウドファンディングが普及したご時世にクラウドファンディングが乞食のようなものだという認識がまだあるのか不明だが、僕としては自分たちで予算を取りに行く姿勢にリスペクトしかなかった。

法律の範囲内、他人の尊厳を陥れることがなければ、なにをやったっていいと思う。
予算を取ることから逃げた瞬間に自分の人生が、チームが静かに沈み始める。
そしてそれは誰にも見つけてもらえない。

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