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遠野醸造第二創業!"醸造する料理人"が仲間になります。

2020年4月、私達の新たなチャレンジが始まります。シェフの有賀一樹氏をメンバーに迎え、遠野醸造は新たなステージを目指します。法人設立から4期目を迎えるにあたり、今回は新メンバーとの出会いから私達が目指す次のステージまでまとめてみたいと思います。

収穫

有賀一樹 / Ariga Kazuki
沖縄県出身。カナダでのワーホリ、都内のビアバー勤務を経て千葉県のBistro Comaにて店長兼料理長を務める。
好きなお酒:ビール、フランス自然派ワイン
好きな食べ物:辛子明太子、海老
趣味:youtubeみる
いじってほしいところ:アゴがシャクれてる

0.ホップ畑での出会い

有賀さん

2017年8月。有賀氏との初めての出会いはホップ畑でした。自主企画で行った「ホップ&パドロン収穫体験」に参加してくれたのがきっかけです。千葉でビストロのシェフをやっていて、ビールがとにかく大好き。「いつか自分でブルーパブをやりたいんです!」と嬉しそうに話していたのがとても印象的でした。二次会ではマニアックなボトルビールを持参してくれ、ビールについて熱く語り合ったことを覚えています。なにより、とにかく楽しかった!!

二次会

この時点ではあくまで主催者と参加者という関係性。まだブルワリーの物件も決まっておらず、会社もできていません。ホップ畑での出会いから、まさかこんな展開になるとは夢にも思っていませんでした。

1.第二創業メンバーの募集

2018年12月。遠野醸造TAPROOMのオープンから半年が過ぎ、私達は次のチャレンジをしたいと思っていました。それが「料理人の採用」です。というのも当時は調理経験者ゼロの状態でスタートし、ご満足いただけるクオリティのお料理を提供するのにとにかく必死でした。また醸造長が料理長を兼任していたため、新メニューやコースメニューの開発が思うようにできていない状態でした。料理人を採用し、フードメニューのレベルを底上げすることが喫緊の課題でした。いざFacebookで求人をリリースしたところ、ふと見覚えのある名前のエントリーが。なんと、1年半前にホップ畑で出会った"ビールマニアの料理人"でした。そこから何度かオンラインミーティングを重ね、少しずつメンバー入りが現実的になっていきます。

2.一緒の時間を共有する

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2019年2月。私達は都内でクラウドファンディング支援者向けのパーティーを行いました。ゲストシェフは、もちろん有賀氏へ依頼。理由は純粋に彼の料理を食べてみたかったから。そして一緒に仕事をしてみたかったから。ローカルの超スモールベンチャーにとって、正社員を採用するということはとても重要な経営判断です。そのため一緒に時間を過ごす中で、お互いのフィーリングが合うかどうかをしっかり確かめる必要がありました。イベントでは、準備から片付けまでを全て一緒に実施。有賀氏とは約1年半ぶりの再会でしたが、まるで創業期から一緒に仕事をしているような感覚でした。

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言わずもがな、料理はどれもバツグンに美味しかった!素材の良さを活かし、調和の取れた料理の数々。その料理は私達が目指す、"ドリンカブルでバランスの取れたビール"に通じる部分がありました。ビールとのペアリングも考え抜かれており、私達のビールがいつも以上に美味しく感じることができました。イベント運営を一緒に行う中で、「有賀氏をチームメンバーに迎え入れたい!」という思いは固まりました。

3.遠野でコラボイベントを開催

ありがないと

2019年7月。遠野クラフトビールナイト vol.13〜遠野食材✕クラフトビール〜というイベントを一緒に開催。有賀氏と遠野食材を一緒に探し、一緒に調理し、一緒にお客様に提供する。一緒にイベントを作っていく中で、有賀氏に遠野という土地を肌で感じで欲しかったし、私達のお客様を知ってほしかったから。

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イベントは大成功。準備は整いました。

4."醸造する料理人"と目指す新たなステージ

遠野でのコラボイベントを機に、正式に有賀氏がジョインすることが決定しました。ホップ畑での出会いから、まさかの仲間入り。心強い仲間を得て、私達は新たなチャレンジを行います。

それは、"フードペアリングの追求"です。

ビールは合わせる料理によって、何倍も美味しくなる。私達はそう信じています。有賀氏の料理の力で、私達のビールが持つ可能性を引き出していきます。もちろん醸造にも参画してもらい、料理人の目線から一緒に醸造を行っていきます。具体的には、以下のようなことを考えています。

・地域の素材を活かした季節感あふれるフードメニュー開発
・料理に合わせたビール開発
・地域生産者とのコラボビール開発
・フルコースのビールペアリング提案
・食とビールのPOP UPイベントの開催
・食とビールを通じた教育活動

料理の力で、ビールをもっと面白く。醸造家、料理人、生産者が一体となり、地域の良いものをビールで繋ぎ、光り輝かせる。地域に根ざす"コミュニティブルワリー"として、わくわくするようなチャレンジをともに仕掛けていきたいと思います。私達と一緒に面白いことを仕掛けていきたい方は、ぜひご連絡下さい!ローカルから、新たなビアカルチャーをともにつくっていきましょう!今後とも遠野醸造をどうぞよろしくお願いします。

最後に、新メンバーの有賀氏から皆様へ一言!

今は千葉県にあるBistro Comaで店長をさせて頂いておりますが、春から遠野醸造さんのもとでお世話になります。
"飲食の楽しさを多くの人と分かち合う"
"人と自然に感謝しリスペクトする"
これを念頭に生きていきたいと思っています。
来てくださる方々に遠野醸造タップルームを楽しんで頂ける様、僕も精一杯遠野醸造を楽しみます!!

BEER TOGETHER!

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◎この記事を書いた人◎
袴田大輔 / Hakamada Daisuke
株式会社遠野醸造 代表取締役
"クラフトビールをもっと身近に、もっと楽しく"
ホップの産地遠野で、新たなビール文化を醸成すべく奮闘中。0歳児の子育ても奮闘中。遠野醸造では、ブルーパブ運営、人事、総務、会計、広報など幅広く担当。何でも屋です。
Facebook : https://www.facebook.com/d.hakamada
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Mail : hakamada@tonobrewing.com


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