米国株式市場への長期投資
前回の記事で米国株式への長期投資を行っていると記載しましたが、今回は具体的になぜ米国株式市場なのか、どのように投資しているのかについて発信していきたいと思います。
■米国株式市場について
米国において、代表的な指数としては、NYダウ・S&P500・ナスダック総合の3つです。
NYダウ
正式名称は「ダウ工業株30種平均」。ダウ・ジョーンズ社が発表する平均株価指数。ニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所に上場している代表的な30銘柄をもとに算出。構成銘柄は以下。
S&P500
正式名称は「Standard & Poor's 500 Stock Index」。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している指数。算出方法は時価総額の加重平均。米国を本拠地とする代表的企業500社から成り立っています。ニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所に上場している銘柄で構成されています。かの有名なウォーレン・バフェットが自分が亡くなった後の運用について、「資産の90%はS&P500指数にせよ」と言っているように長期で右肩上がりで上昇している指数です。構成上位銘柄は以下。
ナスダック総合指数
NASDAQに上場している3000以上の銘柄のすべてを時価総額加重平均で算出した指数。NASDAQは新興企業向けの株式市場であり、ハイテクやIT関連の企業が多く上場しているため、そういった業界の動向を視る重要な指標となっています。主な上場銘柄は以下。ちなみに日本からは任天堂等がナスダックに上場しています。
■NYダウ・S&P500・ナスダック総合の比較
直近10年間における3指数の比較です。
3指数とも年間ベースでみると、下落している年は10年中2年のみ、その他8年は上昇しており、平均の上昇率は3指数ともに10%越え。2010年代はリーマンショック以降の回復期で右肩上がりで株価が上昇していたとはいえ、かなり好調な相場が続いています。ナスダックにいたっては、2011年から保有していた場合、5倍弱となっています。
直近10年間は多少の凸凹はあれど、右肩上がりで上昇しています。米国に関しても、過去大きな下落があり、回復するのに時間を要したことはあります。ただ、下落前の株価水準を回復しなかったことはありません。また、今後、人口に関しても増えていき、GDPも拡大していくと考えられます。こういったことから僕は米国株式市場を中心に投資をしています。
■投資200年の歴史
上記は有名な図ですが、200年前に1ドルを「株・長期国債・短期国債・金・ドル」に投資をした場合のリターンです。
株は600,000ドル、長期国債は952ドル、短期国債は304ドル、金は0.98ドル、ドル(現金)は0.07ドル。
現金の価値が下がっているのは、物価が上昇しているためです。日本は長らくデフレのため、さして物価は上がっていませんが、米国は株価同様、物価も上昇していますので、インフレ対策として、株や不動産等に投資することが必要になってきます。日本ですと、あまり実感がないですが、インフレ等を考えると、資産形成において、投資という選択肢が必然的にあがってきます。
上記200年の投資の歴史をみても、資本主義社会において、株式投資は非常に重要なものであることが分かります。
■投資のリスク・リターン、実際の資産推移
投資において、リスクとリターンは相関関係にあります。リスクとは危険という意味ではなく、変動幅の大きさを表します。僕の中では、大きく下記4つに分類しています。
低リスク低リターン 預金・定期預金・国債等
中リスク・中リターン インデックスファンド等
高リスク・高リターン 個別株等
超高リスク・超高リターン ビットコイン等
この中で、僕が基本的に投資しているのは、インデックスファンドです。インデックスファンドとはなにかの指数に連動した動きを目指す運用をする投資信託のことです。日本であれば、日経平均やTOPIX、米国であれば、上記に記載したNYダウやS&P500、ナスダック等です。中でも、僕はナスダックに連動したインデックスファンドを中心に投資をしています。
1年間の資産推移を下記に添付します。ナスダックに連動するファンドを中心に運用した結果、1年間で1400万弱資産が増えています。毎月30~50万程度入金し、ファンドを追加購入していっているため、入金力を高めることができたことも影響していますが、それでも毎月コンスタントに100万以上資産が増えているのは、インデックス投資のおかげだと思っています。
このように投資の力はかなり強いなということを実感しています。一方で、インデックス中心でもこれだけ短期間に、資産が大幅に上昇しているため、安易に飛びつくのではなく、米国株に過熱感があるのかどうか、注視しながら、投資していくことが必要だと考えています。次回以降で、具体的にどの投資信託に投資をしているのか等について発信していきたいと思います。
■最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。読んでいただきましたら、ぜひ「いいね」を頂けると泣いて喜びます。今後のモチベーションに繋がりますので、ありがたいです。また、次回以降のコンテンツ作成の参考にさせていただきたいので、感想等コメントいただけたら幸いです。まだまだ未熟者ですが、お付き合いいただけましたら、嬉しく思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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