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飛んで住んでアメリカポッドキャスト#51『医療アパルトヘイト:ヒーラー細胞&AIで作った曲』

以下ポッドキャストのリンクです。ぜひ聞いてみてください!

第51回目 「飛んで住んでソーシャルイシュー」&「飛んで住んでなんでやねんニュース」

先日ソーシャルイシューを取り上げた回では、医療アパルトヘイトと題してアメリカの医療機関で行われてきた非人道的なアフリカ系アメリカ人の健康を害する残酷な医療行為、実験の事を話しました。今回は, 患者が治療、手術、またはバイオプシー、生体組織検査で体の一部のサンプルが採取されるときに欠かせないInformed Consents 告知に基づく同意がなされないまま、医学史上の無名のヒロインとなったヒーラ細胞提供の女性、ヘンリエッタ・ラックスさんとその不死細胞・HeLa Cellについてお話しします。

「飛んで住んでなんでやねんニュース」のコーナーでは:
このポッドキャストでも昨年末に取り上げて以来、ちょこちょこ出てくるChatGPTみたいないわゆる生成AI(ジェネラティヴAI)中で、今日は音楽のジェネレーティブAI mubert.comをご紹介します。
全く作曲とかできない人でもテキストのPromptを入れるだけで曲がつくれるということで、早速Yoshiが作ってみましたよ。
https://mubert.com/

お楽しみに!

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どうぞよろしくお願いします!ぺこり。

『ソーシャルイシュー』前回は医療アパルトヘイトと題してアメリカの医療機関で行われてきた非人道的なアフリカ系アメリカ人の健康を害する残酷な医療行為、実験の事を話しました。今回は, 患者が治療、手術、またはバイオプシー、整体組織検査で体の一部のサンプルが採取されるときに欠かせないInformedConsents 告知に基づく同意,そして、医学史上の無名のヒロイン、ヒーラ細胞提供の女性今回は不死細胞へヒーラHeLa Cellにいて話します。

さて、最近ようやくコロナが終息してマスクをはずして家の外で楽しくみんなで会えるようになったり、海外旅行も規制がなくなって自由にできるようになって嬉しい限りですよね。もちろん政府がマスク着用やソーシャル・ディスタンスを義務付けたこともありますが、やはり、コロナワクチンが開発されて感染を防げるようになったことが大きな理由だと思います。そこでみなさん、そのワクチンを効果を確認するためにウイルスを培養する細胞がある黒人の女性から取り出されたのをご存知ですか?皆さんはもしかすると「ヒーラ細胞」というのを耳にしたかもしれません。これ実はヘンリエッタ・ラックスさんという黒人女性から取り出された不死の細胞のことを言っているんですね。

名前Henrietta 姓Lacksの頭文字HeとLAを取ってつけられました。 ヘンリエッタ・ラックスの不死身の細胞 HLは、バージニア州南部の貧しいタバコ農家で育ちその後ボルチモアに引っ越しました。ヘンリエッタは従姉妹と結婚始祖の二人の間には5人の子供がいました。そして、5人目を産んだ後、1951年、彼女は子宮頸部腫瘍と診断されました。その当時はアメリカは人種隔離の時代だったのでこ、黒人患者を治療する唯一の病院、ジョンズ・ホプキンス病院で治療を受けました。主治医が腫瘍を治療する前に、ヘンリエッタに内緒に腫瘍の一部を少し切リとり, それをホプキンス大学の組織培養研究の責任者であるジョージ・ガイのところに送ったのです。彼は何十年もの間、体外で人間の細胞を培養しようと試みてきましたが不成功に終わっていました。しかし、ヘンリエッタの細胞は24時間ごとにその数を倍増させ、あっという間に研究室を占拠してしまった。ジョージ・ガイは同僚の科学者、医療研究室に「私は初めて不死身のヒト細胞株を手に入れたと思う!」と連絡しそれに対して、同僚たちは皆、「素晴らしい、私たちにもすぐに分けてください!」という要望にこたえ、ジョージは研究用に使いたい人には誰でも使えるようにと細胞を送り、こんなわけであっという間にHeLa細胞は世界中の研究室に送られました。

というのも、100年前から体外で細胞を増殖させるという、非常に大きな取り組みが行われていたし、その当時、細胞についてあまり知られてなかったのでHeLa細胞のは医学にとって最も重要な出来事でした。 そのころは特にポリオ=小児麻痺の感染によって、年間一万六千人の幼児の身体障害を引き起こしていました。しかし、1955年にポリオのワクチンが開発され1994年にはポリオは南北アメリカから除去されたと考えられました。 それ以外にも、無重力の中で人間の細胞がどうなるかを調べるために第一次宇宙作戦に使われ、エイズの治療薬、タモキシフェンといった最も重要ながん治療薬の製造に使われ、彼女の細胞は史上初めてクローニングされ、遺伝子の一部は史上初めてマッピングをされ、体外受精の開発に役立てられたのです。彼女の細胞の研究によって恩恵を受けたことのない人はいないと言ってよいでしょう。

ヘンリエッタ・ラックはインフォームド・コンセント(納得診療・説明を受け納得をした上の同意)という概念が存在する以前の時代に、彼女の知らないうちに採取されたため、自分の細胞がどれほど重要なものになるのか知ることなく、31歳の若さで亡くなりました。そして、科学作家レベッカ・スクルートがヘンリエッタの娘デボラと協力して約50年後に真実を明らかにするまで、彼女の遺産の本当の大きさを彼女の家族さえ知ることはありませんでした。 レベッカさんがヘンリエッタのストーリーを集めるの母を2歳の時に亡くしたデボラさんが協力しました。彼女は、自分の知らない母親の細胞が生きていることに平穏な気持ちを抱き、また、母の細胞が世界中の人々を救い、医療科学に貢献していることを誇りにおもいました。しかし、それと同時に何十年もその存在を知らされず、また、他人がそれによって経済的な利益を得ている、しかし、ヘンリエッタの遺族は自分達の基本的な医療を受けられない事に大変な憤りを感じました。

現在は、ヘンリエッタのゲノムを研究に使うには、遺族とNIH(national institute of health 米国国立衛生研究所)の科学者の申込書の審査を通らなければなりません。ですから、人物を対象にした研究をする場合は必ずResearchSubject、研究対象者に説明して許可を受けることが法的に定められました。 このストーリーは科学者が一般大衆とのコミュニケーションの重要さ、科学と医学の歴史の多くは黒人の知らないところで、黒人の命によって支えられ築かれたということを物語っています。ヘンリエッタの物語が歴史の一部としてかたらてることが大切、これが“BlackLivesMatter”のコンセプトとして理解していただけることを望みます。



『ニュース』ニュースというか気になっている話題「ジェネレーティブAI」に関して。 このポッドキャストでも昨年末に取り上げて以来、ちょこちょこ出てくるChatGPTみたいないわゆる生成AI(ジェネラティヴAI)が、今急激に進化してまして、GPT4と言われるものを使うと、司法試験も通っちゃうくらいのレベルになるようです。 そんな中で今日は音楽のジェネレーティブAIがいくつか中で、全く作曲とかできない人でもテキストのPromptを入れるだけで作れるものがあったのでので、それを紹介&それで作った曲紹介します。 Mubertというサービスなんですが、ジャンルとか雰囲気から選ぶこともできるんですけど、単純にテキスト入れるだけでも作れます。 まず 「make a contemporary jazz track with japanese scale」 コンテンポラリージャズで日本の音階と、雲井ペンタトニック(日本的音階)をいれたものを作って」 とお願いしたものがこちら 「曲」 こちらのサービスは以下のURLからアクセスできます。 https://mubert.com/ 一応ラインセンスは3種類あって、 リンクを貼れば使ってSNSとかに使って良いアンバサダーライセンス クリエイターライセンスはビデオとかに使えるライセンス、収益化OK プロライセンス、広告でも使える とあるようです。 気になった人はぜひ色々と試してみてね。



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