青山の真ん中でラブを探していたら、複業力も受け入れ力も高い金沢慎太郎さんに会った日~『五十嵐のトナシバ日記Vol.4・エッグフォワード株式会社編』~
こんにちは。
Tonashiba(トナシバ)キャプテンの五十嵐です。
今宵は人生100年時代。(主語は大きめに)個人の複業力を爆上げし、企業の受け入れ力を爆上げし、両者の関係を循環させる私たちは毎週水曜日の昼下がりにTonashiba ミーティングを実施します。それを語らいと呼びます。
語らいは
・大まかにしか決めない
・プロセスを楽しむ
・複業力をバズらせる
が前提であり、ゲストを呼ぶこともあります。当然、複業力が高い人が来ます。本当に何のお構いもしないので9割の人は「お前ら・・・」と呆れ、1割の人が「おもしろい(笑)」と笑ってくれます。そして1割の人とは何かおもしろい仕事が始まります。
今日のゲストは、サッカー日本代表の南野拓実選手似の金沢さん!
そんな今日の複業力ゲストは、複業力だけでなく企業の受け入れ力も高い人でした。エッグフォワード株式会社の執行役員、金沢慎太郎さん!
金沢さんとは!2017年にエッグフォワードに参画し、執行役員に就任。現在は、企業変革事業の責任者として多数の課題解決を推進。また、一般社団法人Papa to Childrenを立ち上げ、理事としても活動中。
執行役員という責任ある立場と、社団法人の理事としての活動と両立させる。今思えば、金沢さんにインタビューして複業力の秘密を聞かせてもらえば良かった!
そしてトナシバ編集長である佐野があることに気づく。
佐野:
(金沢さん、南野選手に似てないですか?)
金沢さんの知り合いであり、今日のご縁をつくった松井は言う。この人ね。
◆松井健太郎:トナシバのMF(ミッドフィルダー)。この人がいないとサービスはおろかMTGすらまとまらない、始まらない。トナシバ唯一の良心。
松井:
佐野さん、何で声小さいの?てか、南野って誰?
佐野:
サッカー日本代表の南野拓実選手ですよ!日本代表で一番かっこいいんじゃないですかね。ほら。昨日のキルギス戦でもPK決めました。ちなみに我が家の妻がファンです。
写真が小さくて分からねー!またエッグフォワードに遊びに行った時に社員さんに「似ているか投票」します。
そんな金沢さん(南野選手)に社内を案内してもらいました!
企業の変革に伴走し、転職のゴールの定義を変えていく。それがエッグフォワード
エッグフォワード社がどこにあるかというと、青山の一等地!かのアベンジャーズビル、いや、avexのビルの道を挟んで真向かい。一階がボルボのショールームでカフェ併設。エレベーターもクリア。エッグフォワード社の透明性ある経営を物語っているようだ。知らんけど。
南野選手率いるザルツブルク、じゃなかった金沢さん率いるエッグフォワード社とは何者なのか!ミッションとビジョンをパシャリ。
未だないEggを創り出し、人が本来持つEggを実現し合う世界を創る。
・・・ギャル系雑誌を思い出したあなた!もう令和ですよ!
と、思ったらWEB版として復活していました。
確かにこの動画時代、YouTube時代にギャルは強いかもしれないですね。
そんなことはどうでも良いんですよ。
人と世界の未だないターニングポイントを創る。入って左手の椅子にお掛けする会社です。
事業は大きく二つあると説明してくれました。
金沢さん:
法人向けには企業変革支援事業を行っています。企業が変革を目指す時に1から10まで伴走するスタイルです。
五十嵐:
人材コンサルティング会社が陥りがちな「方針の策定」に留まらないわけですね。
金沢さん:
方針が決まってからがスタートですからね。具体的には企業カルチャーの策定をした後に、浸透まで支援しています。
個人向けにはプラットフォーム&イノベーション事業です。
金沢さん:
toCサービスで特に進めているのは、転職支援プラットフォームの「Turning Point」です。エッグフォワードは転職のゴールそのものを変えたいんです。
五十嵐:
転職のゴールというと、いわゆる条件の良い会社に入社するなどですか?
金沢さん:
そこを変えたいんです。本来は、転職のゴールは「転職後の活躍」であるはずですよね。極端な話、「誰もが知り、条件も良い会社に入りました。でも何の成果も出せませんでした」では転職した意味がないですよね。
五十嵐:
私も複数社で働いていますが、入社してから分かることの方が多いんですよね。だから
金沢さん:
そうなんです。だから「Turning Point」では本当に合う仕事を見つけるのはもちろんのこと、転職後までサポートしていきます。「ゴールは転職後の活躍」であることを常識にするために、短期間のサービスではなく長期間に渡って寄り添えるプラットフォームを形成しています。
あえてスペースを空けることで、「埋めよう」クリエイティビティーを刺激する
そして何より金沢さんがこの日連呼していたのは「一緒にやってみますか。スペース空いてるし」です。エッグフォワードさんのスペース、空いてますよ!
それもそのはず。オフィスが広い!天井が高い!
応用心理学の見地からすると、天井が高いと人の発想力を広げる効果があると言われています。それを狙ったのか。エッグフォワードでは発想が止まらない。
青山の一等地に、未だ空席が多数。五十嵐がいても大丈夫そう。
鋭いあなたはこう思うだろう。「でも、お高いんでしょう?」。
確かにここが飲食店なら、半年で店を畳むだろう家賃ですよね。しかし、実は最初から備品が全て揃っていたのだとか。あれもこれもそこかしかも、全てがそこに立っていたのだ。こういうお宝オフィスを引き当てる運の強さもあるということなのだろうか。さすが南野選手(金沢さん)。
高級ソファーも最初からそこにあったのだとか。「振り返ればそこに、ティールがある(『自然経営』の著者でありトナシバメンバーの武井耕三の口癖」)と同じですね。
景色も最高でした!夕日が差し込んでくるなんて、おしゃれ。
オフィスで流行りの卓球台もありますね~。卓球台は、パーテーションとしても使えます。
「ブランコ椅子」はラブを生む
「振り返ると全てがそこにあった」エッグフォワードでも、一つ購入したものがあると聞きました。それは金沢さんが自ら経営会議で直談判したあるものです。「●●がないと5年後の、いや!3年後のエッグフォワードすらありませんよ!」と叫んだのだとか。
金沢さん:
叫んでません!(笑)
デマでした(笑)。オフィスの中でも燦然と輝いていたのは、「ブランコ椅子」です!
佐野編集長と五十嵐で、ブランコ椅子を楽しみました。「おっさん2人とブランコ」というニーズのない絵が撮れました。せめて小さめの写真にしておこう。
いや~広々として二人は座れますね。ミーティングも捗りそう。ほら。
そして五十嵐!ふと、気づきました。
隣の空いてますよ!二人で座ればブランコ椅子は「ラブブランコ椅子」に様変わりします。揺れることで吊り橋効果も発生し、社員間の仲を社員以上のものにするという金沢さんの狙いがあるのでしょう。
金沢さん:
弊社では社内恋愛を特に推奨していません(笑)。
これもデマでした(笑)。オフィスの奥にあるバーカウンターで働く女性社員2名には苦笑されてしまいました(笑)。
イベントスペース、空いてますよ。だから我々はイベントを打つ。12月11日(水)、決まった
そしてこのカウンターの隣にエッグフォワードのもう一つの宝があります。それが、イベントスペースです。イベントスペース、空いてますよ!
今日の語らいの中心テーマは「せっかくだからこのスペースで何かできないかな」でした。五十嵐からは「アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)なんてどうですか~?」とか「忘年会しましょうよ」とか「卓球大会、いつ開くんですか?」とか横道に何度も逸らさせていただきました。
それでも金沢さんは受け止めてくれるんですよ。
金沢さん:
良いですね。スペース空いてますし。日程は・・・12月11日か13日にしましょう。
五十嵐:
え、もう日程押さえたんですか?じゃー11日(水)で。トナシバは水曜日が元気なので。
金沢さん:
やりましょう。スペース空いてますし。
五十嵐:
合言葉は・・・
金沢さん・五十嵐:
スペース空いてますし!
この日、金沢さんの「スペース空いてますし」を何度聞いたか分かりません!南野選手効果も手伝って、そのスペースはゴール前を指すのではないかと何度思ったことか。見える・・・スペースが・・・見える・・・。
ということで、本当にエッグフォワード×トナシバでイベントをすることになりました。決まるの早いな。内容は絶賛企画中ですので、まずは12月11日(水)の予定を空けておいていただければと思います。時間は19時くらいかな。また告知します!
「空白のクリエイティブデザイン」。それがエッグフォワード流のクリエイティブ・シンキングだ
最後に真面目な話もしようではないか。
人は升目などの空白があるとそれを埋めようと頭が動き出します。そう、金沢さんはこの心理を逆手に取るために空いているイベントスペースを作り出し、自分の頭をクリエイティブにしているのです。
だからこの日、瞬足でイベント開催が決まったのです。まるでゴール前に空いているスペースにFWが走り込むように。知らんけど。
卓球大会、楽しいと思うんですよね。仕事に熱中するあまり、卓球スコアボードは、今日もラブとラブ。
そう!エッグフォワードにはラブ❤️があるのです。テニスでは0-0のスコアの「0」をラブと呼びますそして、どうやら、フランスでは卵を意味する言葉に「l‘oeuf(ロェフ)」という言葉があるようです。
テニスのカウントで「0」を呼ぶとき、「0」は卵に似ているので「ロェフ」と呼ぶようになり、そしてそれを「ラブ」に聞き間違えたというのが、その由来だといわれています。※諸説アリ
そうです!ここまで来てピンと来た方は鋭い。今すぐエッグフォワードの採用に応募してください。結果に責任は持ちません。
今日の訪問先は、エッグフォワードさん。つまり、Eggはラブ!エッグフォワードと私たちトナシバとEgg(価値)生み出す企業になってくれたら幸いです。一緒にやりましょう。イベントスペース、空いてますし。12月11日(水)、何かがやります。
お後がよろしいようで!
本日のトナシバビリティーポイント
本日の語らいのゲストは、エッグフォワードの執行役員の金沢さんでした!
何も仕事の話をしてないじゃないかって?
失敬な。既にエッグフォワードさんとトナシバで12月11日(水)にイベントをする話が決まっている。Facebookメッセージのやり取りが始まった。しかも、金沢さんだけでなく社員の方もこのプロジェクトに乗ってくださるようです。全て金沢さんの推進力が為せる業ですね。
仕事の話を書いた方が良いんじゃないかって?
編集長の佐野にカットされたんです!
佐野:
濡れ衣です!私がしたのはサッカーの話だけです!
サッカーの話したから仕事の話してないように見えるんだよね。
結論、こんなトナシバを受け入れてくれるエッグフォワードは受け入れ力が高く、多様性の経営をしている。そして金沢さんの器が大きい。笑って許してくれて、いつの間にか話を進めてくれている。これぞ複業力。
トナシバを入れてみると、企業の受け入れ力と個人の複業力を診断できますね!
そして金沢さんを見つけたら「おや?スペース、空いてますよ?」とお声がけください。何かが動き出します。
(取材・執筆:五十嵐政貴、編集:佐野創太、デザイン:誰か助けてください)
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