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体力のない女医ワーママの呟き

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女医&ワーキングマザーという激務を、乗りこなしているようで乗りこなしていない。ちょっと弱めの女医ワーママが人生について考えること。
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#ワーママ

育児が私を置いて行く

とある夜の一コマ 息子は寝相が悪い。 寝かしつけの最中から、これでもかというほどゴロンゴ…

「少子化だから子どもを産んで高齢者を支えてね」と子どもに伝える前に考えたいこと

「少子高齢化」という言葉を初めて聞いたのは、小学校6年生のことだった。 よく晴れた日、教…

「女だから」が激突する。キントリが描く3人の働く女

本記事は、2022年1月3日に放映された「新春ドラマSP 緊急取調室 特別招集2022」の内容に言及し…

「子どもがいてもバリバリ働けます」は言わない

ワーキングマザー生活も、もうすぐ2年になろうとしている。やっと2年、ようやく2年、まだ2年。…

女医が経験した無痛分娩。そもそも無痛分娩とは何ぞやという話から、体験談まで。

こんにちは。女医ワーママのあおです。 私は昨年、「無痛分娩」で第一子を出産しました。 日…

麻酔科専門医試験の勉強法

2019年5月に出産、産後4ヶ月で専門医試験を受験しました。産休、育休で周囲の状況がわからな…

体力のないワーママが考える「風邪をひいても早期復活」マンダラチャート

すっかり秋らしい気候になってきました。秋晴れが続く日は、散歩したりお出かけしたりしたいところですが、そんなことをする暇なく、気づけば9月が終わり。 ここ最近、何をしていたかというと、息子の風邪がうって急性副鼻腔炎を発症し、およそ2週間、咳、鼻水、喉と顔の痛み、倦怠感と戦っていました。 ワーママになってから何度か風邪をひいたことはあったのですが、今回のように長期間になったのは初めて。その間、野菜室の野菜が溶けたり、持病が悪化したりと色々ありました。 そこで「風邪をひいても

仕事に全振りしていた女医が、出産して知った「生活を営む」ということ

出産して、たくさんのことが変わった。 それまでできていたことができなくなったり、必要なか…

読書感想文が苦手だった12歳の私へ

読書感想文と名のつく宿題が、世界で一番苦手だった。 苦手なあまり、どんなふうに書いていた…

「家事代行は女性が良い」の本音と葛藤

我が家は、家の掃除を外注している。2週間に一度、女性のシルバー会員さんにピカピカにしても…

週5フルタイムをやめます。

「体力のない医者選手権」なるものが開催されたら、ぶっちぎりで1位になる自信があります。 …

ワーママが1人お泊まりを決行した話

先日、誕生日を迎えました。 夫からプレゼントを尋ねられたとき、口をついて出たのが「一人時…

好きなものは、ただ好きなだけででいい。

好きを仕事に、という言葉が私は苦手だ。 巷にあふれる「好きなことで稼ぐ」という文言。ここ…

これから大人になるあなたへ。自分を大切にするということ。"えんみ先生"の教え。

こんにちは。女医ワーママのあおです。 先日、本棚から一冊の本を見つけました。 『ひとりじゃない 自分の心とからだを大切にするって?』遠見 才希子 (著) 「中高生は、なぜセックスするの? 「寂しいから」 「日本の10代の中絶人口。一日に95人」 「先進国中でエイズが増加している国は日本だけ」 「ケータイがあればいつでも、だれでもセックスできる」 300校以上の中学、高校で、紙芝居を使って等身大の性教育の授業を行ってきた女子医大生の「えんみちゃん」。どんなに大騒ぎしてい