笠原一郎「ディズニーキャストざわざわ日記」
笠原一郎「ディズニーキャストざわざわ日記」読了。
キリンビールを早期退職後、定年までのつなぎとして非正規雇用で8年間ディズニーランドのカストーディアルキャスト(清掃)として働いた著者が、夢の国のありのままを描写した本。
ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは、大量の非正規雇用と少数の正社員という構成。
学生時代のアルバイトや主婦のパートとしてはいいけれど、一生の仕事とするには給与などの待遇面で、キャストの仕事はつらいのでは…という実態がつづられています。(告発本ではなく、本当に「ありのまま」の日記。)
ディズニーランドの労働問題については、下記の本もおすすめです。下記は、ダンサーさんの労働環境について詳しかったです。
華やかなパレードも、重い着ぐるみやコンクリート上でのダンスで身体を壊す演者もいるとか。
ディズニーランドの問題点を指摘するのは、大手マスコミは無理かな?
ネット上にはちらほらありました。
実は、ディズニーランドって本家アメリカでも創業者の頃から従業員には厳しいんですよね。
本当の「夢の国」になってほしいですね🐭
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