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友人達のことばを手繰り寄せて たどり着いた "とある 思い付き"

地域の居場所になるようなカフェ開業を目指す主婦のなんでも日記帳です。

このたび、やっとこさ「はじめてのレシピ作りへの道のり」を歩み始めることにしました。

それは、私の とある思いつき がきっかけになっているんですが、
そこに至るまでの 友人達とのやりとりに、とっても勇気をもらったので、
それらについて 書きたいなぁと思いました。



お菓子をかたちづくる材料ひとつひとつ、
例えば小麦粉やお砂糖、バターや油などが
それぞれどんな役割をしてるのか、
本は読んでるんだけどまだ全然頭に入ってなくて、
なおかつそれをレシピに落とし込むなんて全然できる気がしない(机上の学習が現場で全然生かせない感じです)んだけど、

いつまでも そういうわけにいかないので、
お尻を叩かれないと手をつけられないタイプの私は
自分で自分のお尻を叩くことにいたしました。

それこそが、「とある思い付き」の正体。

で、具体的に何かというと、

9月に、大学のときの軽音学部のOBOGで
ライブハウスを借りきって 久しぶりに皆でライブをしようじゃないか という企画
を友達がしてくれていて。

OBOGも、自分たちの世代だけじゃなく前後幅広くお誘いするようなので、
そこで焼き菓子をみんなにふるまうことにしました。

材料費程度のお代金で売るのか、配るのかは、レシピの完成度・納得度で最終的に決めようと思っています。

というのも、今つけている練習日記、
計算すると ちょうどつけ始めてから1年くらいで、
100歩を達成するんです。

100歩達成できたら、
来年からはマルシェ出店などをしていきたいと思っています。

今回は、その練習をさせてもらおう、ということなのです。(もちろん、お菓子販売の正式な手順を踏んで。)

あーほんとこういう、頭の中を言葉にして しかも公共の電波に発信するなど、
以前の私では絶対にムリ!!!でした。

それは、「そんなこと言っといて、できなかったらどうするんだ。」
「こんなお菓子の腕前で、マルシェなんて出れるわけが無い」
「だいたい、1年毎日今と同じペースで作れるかわかんないんだから、100歩すら達成できるかわからない」
などなど、

炎魔様の叱咤が頭に鳴り響くからです。

もちろん今も、というか たぶん これからもずっと、この声は聞こえ続けると思います。

だけど、
それこそ 前回の記事で、食わず嫌いをちょっと試してみるきっかけをくれた友だちに、
「やりたいことや目標を口に出すことを、とってもためらう。」と言ったら、

「え?いいんじゃない?
 声に出したら何かに繋がったりするよ。」

と、またもや彼は さらっと こう言ったんです。

それで、考えてみたんです。
さっき書いたような 無い無い尽くしのマイナス発言、
いったいどこの誰がそんなこと言ってくるんだと。

例えば仕事などで できなかったときに責任が伴う場合は別として、

こんなちっぽけな私が、
「カフェを開く地域の皆がつながりをもって楽しく話して元気に暮らせるように。
 そして自分たち家族の暮らしも楽しいものに。」
という ちいさいけど大きい夢に向かって頑張ろうとしてるさなかに、
そんな暴言をぶつけてくるひとがどこにいるんだと。

思い返せば、
私まだプライベートで そんな厳しい言葉で立ちはだかる人には出会ったことない!(仕事ではたまにいる 笑)
ということに気づいたんです。

人の言葉を素直に受け入れられる性格で、
ほんと良かったと思います。
影響されやすいのがたまにキズだけど。

もう既に 今の状況こそが、
私が カフェを開きたい!と思い アドバイス求めて友だちに連絡したから、今回の思い付きに繋がったんだと思います。

そして、
軽音部のみんなにお菓子を食べてもらいたいと思ったわけについて。
まぁ みんな基本的に会えば学生時代のときと変わらず話せる仲ですが、特に女の子メンバーはずっと仲良しで。
そのうちのひとりの子と、子どものことなどで度々連絡を取ってて。
30にもなって夢があるなんて言うのは恥ずかしいけど、直感的に、この子にも知ってもらいたい!と思い、
私が開きたいカフェやこのnoteのことをドキドキしながら打ち明けました。

すると、驚くほど手放しに応援してくれて、私の文章や写真のことまで褒めてくれて。

その子も、自分の"好き"がある子で、それらと慎重に、大切に向き合っている子。
それゆえに、周りから「センスある!」と見られることが多い。私も、素直にそう思ってるし、彼女の表現するものが大好き。
でもきっとそれは、彼女の糧にもなるけど、縛り付けるものにもなってるんじゃないかな。(私が勝手に思ってるだけだけど。)
だから、彼女も心の中でいろいろ考えを膨らませてるんだろうなぁと思っていたので、

私なんかの夢に、それに比べるとささいな行動力に、あんなにもたくさんたくさん言葉を並べて応援してくれて、
ほんとにほんとに嬉しかったのです。(^_^)
こんなにも、受け入れてくれて。
私が好きなものを、すごいと褒めてくれて。

この子が応援してくれないなんて思ってたわけではなく、
自分の殻に閉じこもっていると、
そういうことも信じられなくなるんです。

それで、今まで 自信がなくて、
誰かに食べてもらうといったらバレンタインくらいで 基本的に家族と自分のものだった手作りお菓子を 初めてたくさんふるまうのは、
この大切な友だちと出会えた 大学の軽音部のみんながいいって 思ったんです。

そんなこんなで、
マルシェの練習となれば 自分が胸を張れるお菓子でなければと、
レシピづくりに踏み込んだわけです。

ライブは9月。まだ時間があります。


ライブのときにふるまうお菓子のテーマは、
大学の友人たちをイメージしたお菓子。

試作第一弾は、ゆるふわ、なごやかな女の子。
ふわふわな口当たりのミルクマフィンが浮かびました。
友だちを思い浮かべながらのお菓子作りはとっても楽しくて、仕事じゃない日は毎日お菓子を焼いています。
あの子は、お砂糖だけじゃなくてちょっとはちみつも入れたいな、
口当たりもっとしっとりさせたいな、
なんて思いながら試作を重ねております。

ちょっと長くなりすぎたので、
マフィンの試作の記事は、また次にしようと思います。



ただ「ウキウキするアイデアが浮かんだよー!」っていうだけの内容なのに
文字数でいうと原稿用紙 6枚くらいの記事になっちゃうなんて、
それだけ 友人とのやりとりに助けられて じぶんを見つめ直せて
思考を巡らせるきっかけをもらえたってことで、
とってもありがたいことだなぁ と思ったのでした。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

根っこはすごくネガティブだし お菓子作りも得意じゃないし
センスもないし(それは努力不足) エトセトラ… な私でも
目から鱗な言葉をくれたり 安心する居場所になってくれたりする友人たちに助けられて
はじめのいっぽを踏み出してみようとしています。

これからなにかに挑戦してみようとしている誰かの 背中を押せたらいいな なんて
ど厚かましいことを考えながら 投稿ボタンを押します。






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