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noteで繋がる嬉しいご縁と、やりたい気持ちと母の葛藤。


こんにちは〜。

毎年、暑さが例年の記録を更新しているような気がしますが、いかがお過ごしでしょうか。


先日投稿したこちらの記事。

岡山県総社市に8月からオープンされる ”Soda" さんを応援する気持ちを書いたものです。


Sodaさんは、高齢の方の通所介護事業所(デイサービス)です。
一般的なデイサービスのイメージを越えて、
名前の由来にもなった「そうだ、一緒にやってみよう!」と、
「介護が必要になってもやりたいことに挑戦できる」デイサービス
を目指されています。

今のアルバイト先でもデイサービスのスタッフさんとは結構連絡やりとりする機会が多いことや、以前デイで働いたことがあったこと、
何よりコンセプトにとても共感したことなどから、
このような一方的な記事を投稿するなど
勝手に共感して 勝手にワクワクして 勝手に応援していました。


そうしていたら なんと、
Soda立ち上げメンバーのおひとり、千香さんから、
オープニングイベントでお菓子の販売をしていただくことは可能でしょうか?
ご連絡があったのです。


noteから、こんなご縁があるなんて!

過去の記事にもさんざん書き散らかしているのですが、
元々、お菓子を囲んだ居場所づくりに福祉の視点を掛け合わせた活動をしていきたいという思いがあったので、
このお誘いはとても嬉しかったです。


千香さんからのメッセージをだいじにだいじに噛み締めながら読ませていただきました。


それで、オープニングイベントのその日はたまたま岡山へ帰る予定にしていたので、是非ともすぐにお受けするお返事をしたかったのですが、

実は私、一度お断りしちゃったのです。



イベントの当日、7月20日は、むすめの三歳の誕生日。
帰省する予定だったのも、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にお祝いするためでした。

とってもやりたいけど、
せっかく誕生日当日が土曜日で仕事もお休みなのに、むすめに付いてやれず、自分の好きなことをするのって、どうなんだろう。

子育てのために、今の働き方を選んだのだから。



そんなお母さん、いけないよね。

とっても悩みました。



せっかくのお誘いにとても申し訳ない気持ちでしたが、
そんな思いから、
モヤモヤした気持ちを振り払うように必要以上に明るく前向きな文体で、お断りのお返事をさせていただいたのです。


でも、それからというもの、
頭に浮かぶのはイベントで提供したいおやつのメニューのイメージばかり。


Sodaさんにまつわるものだから、
シュワシュワ炭酸も入ったフルーツポンチはどうかな?

でもそれだったら少し手づくり要素が物足りないから、
炭酸ソーダでゼリーを作っちゃうとか!


お風呂に入っている最中も、
体は子どもの洗髪洗身をしていましたが、頭の中にはどんどんおやつの妄想が膨らみます。

Sodaさん代表の、土井さん
クラウドファンディングの紹介ページで「爽やかで熱い人」とあったので、
赤やピンク色のデザートにしよう。
岡山の特産品の桃のゼリーがいいなあ。時期もぴったりじゃん!
それだけだと原価高すぎるから、ベースは白のゼリー系にしたら、見た目も可愛いかも。


千香さんは、フレッシュで可愛らしいイメージ、
広島の方だからレモンを使って、たっぷりきゅんと甘酸っぱいはちみつレモンのゼリーがいい!
上に、バタフライピーで青や紫の紫陽花のように色付けしたキラキラ寒天を乗せたら子どもも喜ぶだろうなあ。


小武さんは、京都に住んでいて、おしゃれなイメージ。。。チャイがいい!(今思うと飛躍しすぎ)
紅茶も、和紅茶にしよう。岡山の高梁紅茶があるじゃん、ちょうどいい〜!
一番上に、京都の和山椒とか取り寄せてかけるのどうかな?


・・・


もうだめだ、おやつが溢れてくる。


やりたい!

やらなかったら私、絶対後悔する気がする!


そうして、携帯のメッセージのページを開き、文字を打っては消し、また打っては消しを繰り返します。


そうはいっても やっぱり、浮かぶのはむすめのこと。


お誕生日にむすめを預けて出店をするなんて。

そんな思いがよぎり、今一歩決定打を打つことができません。



そうだ。むすめと一緒に出店してみるのはどうだろう。



ドキドキしながら、
「当日は、娘と二人で伺いたいのですが…良いでしょうか。」
と聞いてみます。

「もちろん、娘さんも大歓迎です!」と、お返事。


よかった〜!

まだ、お菓子の活動は「お仕事」と言えたような頻度でもないけれど、
ゆくゆくお仕事としてできるようになったときに、
時間に縛られすぎず、娘との時間を尊重した働き方をしていきたい という思いがあります。
(もちろん、衛生面のことで時と場所、提供形態によりますが)

むすめ自身が、どう思ってるかなんてまだわからないから、
こんなの完全に親のエゴではあるんですけどね。



今回の機会を、その第一歩とさせていただくことにしました。

快くお返事をいただき、本当にありがとうございました。

お誕生日当日はしっかりお祝いが出来なくなるけど、むすめにも事情を伝えて、別日にお祝いさせてもらうことにしました。
(結局前日夜も、当日夜も、それぞれ両親の実家でケーキを食べたむすめ)


あとクリアしなければならないのは、衛生面のこと。
食中毒には要注意な季節です。

元々夏の時期は、自分から積極的に出店先に掛け合うのは少しお休みにして、
また秋口から活動できたらいいな、なんて思ってました。

なので、自信を持って、安全安心な製造ルートが確保できたら、
思い切ってこのお話をお受けしようと決心しました。


要となるのは、お借りできる菓子製造許可付のレンタルキッチンがあるかどうか。

それも、この暑さの中長時間車で製品を運ぶのはリスクが高いため、
会場からできるだけ近い場所で、探さなければ。

Sodaさんの場所自体は、私の地元からも近いのですが、
レンタルキッチンの知った先があるかどうかというのは、また話が別。


千香さんも、お近くを紹介してくださったのですが
なにせ予算オーバーでして(汗)。すみません〜。

レンタル料が嵩むとどうしてもお菓子の価格に影響が出てしまいます。
なるべく提供価格はワンコインで抑えたかったので、
予算内でお借りできるキッチンを探すため、
友人に助けを求めたのでした。


その中で、そういえば!と思い出したのが、
以前から地域でタルトを中心としたお菓子の販売をされていると聞いていた、旦那さんのお友達。

Sodaさんの場所からも近い地域で、キッチンを借りて作られていると言ってたような、、、?

(どこまでシェアして良いか分からないのでリンクは貼ってないですが、
ぜひぜひインスタグラムで Atariya Tart さんで検索してみてください。
美味しそうなタルトがたくさん出てきます〜!)

すがる思いで連絡してみたところ、
キッチン、工房?の方とお繋ぎしてくれました(涙)


そうしてお借りしたのが、
倉敷市真備町の A.P.cafe さん。

(現在はイベント出店が中心とのことで、クレームブリュレが本当に美味しそう。
今回は機会が合わなかったのですが、いつか私もいただいてみたいです…。🤤)

こちらの方も本当に親切で、
この時点でSodaさんからお話をいただいてから数日経っていたので、
すこし急ぎ目でご相談差し上げたところ
臨機応変にご対応してくださいました。

ありがたいことに日程的にもお借りすることが可能とのことで、


晴れて千香さんに 出店できそうです! とお返事したのでした。



おやつチラ見せ



本当はお知らせも兼ねて、前もって記事を投稿したかったのですが、
試作と準備で駆け抜けていたら 記事を書く時間までつくる余裕がありませんでした。

無事終わった今、本当に、あの時「やります!」と言っていてよかったなあと思います。


一度の出店でも 本当に色んな方に助けられながらなんとかやっていて、

直接、いっぱいお礼はお伝えさせてもらったけど、
ほんとうに、「ありがとうございました」じゃ足りないなあ。

その、感謝の気持ちを糧に、
私は、私にできることを、頑張っていきたいなあと
より強く、思ったのでした。



長くなったので、
ご用意したおやつや、当日のことは次回書こうと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

今日も無事終わり、よく眠れますように。


おやつチラ見せその2





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