自己主張できるのはいいことですが、時と場合を考えましょう。
保護猫カフェの預かりボランティアをすることになりまして。
預かり猫さんと私とビビリ兄弟猫の様子を記録していくブログとなっております。
２期生ー45日目
『うちに誰かいるんですけど。』
夕方、外出から帰宅して。
猫達の様子やご飯のお皿などを確認して。
いつもと変わった様子がないので。
のんびりお風呂に入りました。
時々ニャルソックが安全確認に来てくれるので、湯船に浸かっている間は浴室のドアを開けているんですが。
この日はビビリ兄隊長が安全確認に来てくれました。
ありがとうございます。
異常なしです。
じゃ、あんまり長風呂しないように。
わかりましたー。
ということで、
いつもみたいにYouTubeをダラダラ観たりしないで、早めに上がりまして。
キッチンでお風呂あがりの水分補給をしていると。
暗い部屋の方から、
にゃーー、にゃーーー。
と、なにやら呼ばれたので。
なにー？
と、部屋に向かうと。
部屋の入り口の床に預かり猫さんが寝っ転がっていますが。
と、無言で睨まれました。
にゃーー、にゃーーー。
なにー？どうしたのー？
と、暗い部屋の中を声の主を探していると。
ケージの最上段に誰かいる。
預かり猫さんはここにいるし。
ん？
ここにいるのホントに預かり猫さんだよね？
間違いなく預かり猫さんです。
じゃあ、犯人は誰だ！
と、電気をつけて。
近寄ると。
ビビリ弟です。
まぁ、声でわかっていましたけど。
そこで何してるの？
にゃーー、にゃーー。
僕すごくない？
ここにいても怒られないんだよ！
もう友達ってことじゃない？
なんか得意気な顔で訴えてますけど。
確かに。
預かり猫さん文句言ってない。
ケージ、ビビリ弟がお邪魔しちゃってますけど、いいんですか？
預かり猫さんに確認すると、
早く追い出してちょうだい。
友達でもなんでもないですからね。
あ、やっぱり。
そうですよねー。
はいはい、ビビリ弟。
ここは預かり猫さんの部屋だから。
入らないでって言ってるよ。
嫌がることすると嫌われちゃうよ。
はい、出て出て。
え…そうなの？
がーーーん。
なんだかしょんぼりした顔で出ていきました。
でも、
にゃーーにゃーー呼ばれるまで全然気づかないくらい静かだったし。
私がいない所では、猫同士うまくやってたりするのかな。
２期生ー46日目
『邪魔しないでちょうだい。』
午前中、ビビリ兄弟が爆睡タイムに入ったのを確認すると。
預かり猫さんはケージから出てきて。
床に寝っ転がったり、部屋の中をのんびり散歩したり、リラックスした時間を過ごします。
爆睡タイムじゃない時も出てくるんですけど。
ビビリ兄弟の姿を見ると、ひと言ふた言文句を言っていて、あんまりリラックスはできないようです。
この日は珍しくキャットタワーに登ったり。
お昼寝台で日向ぼっこしたり。
リラックスしている時は、私とのふれあいタイムでもあります。
あまり怒られずに、撫でたりマッサージしたりできます。
気持ち良さそうな顔も見せてくれます。
近くにビビリ兄弟がいると警戒して、あまり触らせてくれないので。
ふれあいタイムは貴重な時間です。
最近は撫でられることにも慣れてきたので。
ブラッシングの練習中。
首周りは気持ちいいようで。
グイッと首を伸ばして。
もっとやってという感じ。
預かり猫さん、のどの所に首輪ハゲがあるのが気になってるんですよねー。
ブラッシングとかマッサージで血行が良くなったら、ハゲ治るかなー。
首周りのブラッシングは全然大丈夫なので。
背中からお尻の方をやりましょう。
首の時みたいに気持ち良さそうな様子はないけど、怒る様子もなくさせてくれます。
抜け毛もたくさん取れていい感じ。
よしよし。
と、思っていたら。
にゃーー。
何やってるのー。
と、ビビリ弟が登場。
途端に
シャーッと険しい表情になる預かり猫さん。
もーーいいところだったのにー。
なんで起きてきちゃったの？
いつも寝てる時間じゃん。
もーーーー。
にゃーー。
ブラシじゃん。
僕もやってー。
えーー。
邪魔したからやだー。
２期生ー46日目
『お腹ペコペコなのよ。』
猫さんのご飯は、少量ずつ何回かに分けてあげた方がいいと言われていますね。
実際に、
食いしん坊のビビリ兄は、以前１日２回にしていた時。
お腹が空くと壁や柱で爪とぎをしてしまったり。
すごくお腹が空いた状態でご飯を食べると、がっついて食べてしまって、吐き戻してしまったりしたので。
自動給餌機のお力を借りて、１日４回＋おやつをあげるようになりました。
ビビリ弟も同じくです。
でも、預かり猫さんのご飯は１日２回です。
うちに来て少しの間は少食だったし。
お腹が空いても、訴えたりイタズラしたりしないし。
いつか里親さんの家に行った時に、お世話が楽な方がいいかなーと思ったので。
時々吐き戻しがあったけど、フードの種類や量を調整して、今はほとんど吐かなくなったので。
お腹が空いても特に訴えることなく、
私、お腹空いたなんて子供みたいに騒いだりしませんから。
という空気を出していますが。
カリカリの音がすると、ご飯エリアで待ち構えています。
このご飯待ちの顔がたまらなく可愛い。
通常はこんな感じですが。
ついうっかりしてご飯の時間が遅くなってしまった時など、お腹ペコペコの時は、キッチンで準備している近くまで来て、無言の圧をかけます。
そして準備ができて、私がお皿を持つと、
スタタタタッとケージに戻ります。
そして、
早く置きなさいよ。
という顔でスタンバイしています。
たまにモタモタしていると、猫パンチで指導されます。
そして、ペコペコの時はたいてい、あむあむ言いながら食べます。
何を言ってるのか翻訳はできないけど、雰囲気は絶対文句言ってる。
もうシニアですし、かつおぶしはあんまり食べ過ぎない方がいいと思いまして。
ケチってるわけではないんですけど。
あら、私のこと考えてくれてるのね。
でも、もう少し多くてもいいじゃない。
なーんて。
猫と話せたら楽しいだろうなー。
でも、
話せないからいいってこともあるかもだしなー。
あとがき？
いろいろと便利な機械やアプリが発明されていますが、未だに猫語を翻訳できる物はできませんね。
昔、みんなの動物園が志村動物園だった頃。
動物と話ができるという外国人女性が出演していたのを覚えているでしょうか。
すごく羨ましかったです。
多分、霊感と同じような特殊能力で、私が今から努力して身につけられるものではないのでしょう。
残念です。
動物と話せたら楽しいだろうなー。
と、単純に思うけど。
人間関係みたいに、動物にも複雑な世界があって。
ご近所トラブルとか、三角関係とか、相談されても困っちゃうなー。
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