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小学校の先生新年度の仕事

4月1日は教員にとってはお正月のようなものです。
何年経験してもこの日は特別です。
私だけかもしれませんが、前日は心機一転、どんな年になるのかワクワクするものです。

さて、4月1日に学校は人事異動などがあり新しい組織での教育活動がスタートします。誰がどの学級を担任をするか、どの校務分掌を担当するか正式に発表され仕事が始まります。

この日から始まる学級担任の事務作業はものすごいものです。ざっと思いつくだけ挙げてみます。

1.新クラスの名簿づくり
2.各種書類の仕分け作業(クラス替えがあるとこれが大変)
3.時間割編成
4.教材採択
5.各種分掌の会議
6.職員会議
7.学年だよりなど保護者あて文書の作成
8.学級組織づくり(当番や係などの編成)
9.教室の掲示物づくり(児童の名札、当番表など)
10.教室の整備(児童机の配置、教室の整理など)

これに加えて、新年度からの授業準備も当然あります。
実はこれが一番後回しになるのです。
子供たちが学校に来るまでの準備期間は約4日。
今年の場合は、たった3日しかありません。

子供が登校していない春休みにも関わらず残業している教師も多くいます。
上に書いた仕事は基本の仕事で、他にも細かい仕事を事務仕事を挙げたら切りがありません。

そこで提案。

春休みをプラス1週間しませんか?

それだけで教師の負担が軽くなります。
同時に、しっかり準備をして子供たちを迎えることができます。

一年間の授業時数は、学習指導要領で定められています。
私はICTなど活用すれば1年間の学習内容を現在の時数の8割程度に削減することが可能だと考えています。
このnoteをご覧になった方、どう考えますか。

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