マガジンのカバー画像

教育について

21
運営しているクリエイター

#学校

新年度の事務作業の多さ

新年度の事務作業の多さ

新年度が始まって1週間が過ぎました。
今年度、担任から外れ専科になったので新年度の仕事の仕方が変わりました。
客観的に担任の仕事を見ているとはっきり言って

多すぎ

です。
春休み先生たちは何をしているのと思われるかもしれません。
年度末は、その年度に使っていた教室の片付けに追われます。
教室の清掃、ワックスがけ(これも教師の仕事です)、新年度使う教室への移動準備でほとんど終了です。
4月1日を

もっとみる
小学校の先生新年度の仕事

小学校の先生新年度の仕事

4月1日は教員にとってはお正月のようなものです。
何年経験してもこの日は特別です。
私だけかもしれませんが、前日は心機一転、どんな年になるのかワクワクするものです。

さて、4月1日に学校は人事異動などがあり新しい組織での教育活動がスタートします。誰がどの学級を担任をするか、どの校務分掌を担当するか正式に発表され仕事が始まります。

この日から始まる学級担任の事務作業はものすごいものです。ざっと思

もっとみる
もっと柔軟な働き方ができないものか

もっと柔軟な働き方ができないものか

教育関連の記事を読んで考えたことを書いていきます。
今回取り上げるのはこの記事。

このタイトルだけ読むと、2分早退した方が悪いと思われるだろう。
しかし、記事をよく読むとそうとも言えないと感じる。

女性職員たちは、午後5時17分に出るバスに乗って帰るために、定時の5時15分よりも2分早く退勤していた。
本来の終業時刻の2分前に職場をあとにしていたという、4人。
そのわけは、バスの時刻にあった。

もっとみる
小学校35人学級はまだ道半ば

小学校35人学級はまだ道半ば

久しぶりのnote執筆になりました。やはり学校が再開して通常授業の時期はなかなか帰宅したあとパソコンに向かえません。
さて、今週教育に関する大きなニュースがありました。

文部科学省は30人学級を求めていましたが、結局35人学級ということが決まったようです。今後、5年間かけて小学校全学年での35人学級が実施されるようです。
実は、現状でも小学校1年生は35人学級になっています。(自治体によっては独

もっとみる
教員視点で読む「東京改造計画」2

教員視点で読む「東京改造計画」2

前回、オンライン授業推進について書いた。

今回は、「紙の教科書廃止」について。
まずは、堀江氏の文章から。

2018年9月に「置き勉」を認める通知を文部科学省がやっと出したがほとんど実施されていない。
「置き勉」を実現するためには、文部科学省が予算をつけ、子ども1人につき1台ずつ「電子教科書」としてのiPadやスマホを買い与えればいいだけだ。
小学生が使うカバンなんて、1万円以下の量産品で十分

もっとみる
教員視点で読む「東京改造計画」

教員視点で読む「東京改造計画」

堀江貴文氏の「東京改造計画」。出版のニュースを見たときから楽しみだった。

Kindleで購入して読む。簡潔に主張がまとまっていて読みやすい。
第二章には、教育についての提言が書かれていた。教員の視点で読んでみた。
まず、「オンライン授業推進」について。
これは大賛成。いくつか引用する。

年間カリキュラム全体の7割、まずはせめて5割をオンライン化したい。名目は「感染症対策」でいい。
堀江貴文 著

もっとみる
この機会に30人学級の実現を

この機会に30人学級の実現を

オンライン授業をやるにしても、家庭学習の対応をするにしても、
40人くらいのクラス規模は大きすぎる。
もちろん対応はできるが、担任の負荷が非常に大きい。

今回の経験でとても感じるのは、今まで以上にきめ細やかな個への対応が必要であることだ。

一人一台パソコン、9月入学について大きく報道されているが、
これを機に

30人学級の実現

ができないのだろうか。

1クラスの人数を少なくするのは、子供

もっとみる