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脳に障害があるわたし

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わたしは脳が疲弊して、元の状態に戻らない障害を抱えながら生きている。 そんな自分でも考えられること。感じること。など
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#おもったこと

雨の音が許せなかった。

雨の音が許せなかった。

ゲリラ豪雨の夕暮れ。
「良くもまぁ出来たもんだな」とわたしは関心していた。

雨の音に耐えられない時期があった。

不調が真っ只中になると、この地面を叩く水滴の音が、ヘビメタの破壊音と同じように聞こえるのだ。

ギターを叩き割るように、耳に轟く雨音、
わたしはギュッと耳を掴む。

恐怖感から、「雨の音に癒される」っていう母の言葉は信じられない。というか、怯えるわたしは同じものに癒される事実が許せな

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障害者の手応えがない才能

障害者の手応えがない才能

現在わたしは、占星術を勉強していて、時々、その人の才能について
セッションをするのですが
その人の天才的な能力を伝える時、反応が薄かったりして難しくあります。
何故かというと、その人にとっては「あたりまえ」の機能であり
努力して手に入れるってより、自然に発揮できてしまう能力なので、
本人にとって特別感はなく、他の人も自分と同じにようにできて当たり前のことだと思っていることが多いからです。
「あたり

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わたしが勝手に作った「常人エクスタシー」とは

わたしが勝手に作った「常人エクスタシー」とは

・常人エクスタシーとは精神疾患を患っているとつらい言葉を受けることがあります。

個人の常識を押し付けて、逃げ場のない言葉
「なまけてる」「休めるなら俺も精神疾患なりたかった」
「危ない」「おかしい」…
言ってくる本人たちは「自分も当事者になりうるかもしれない」ってことを知らない人が多いと思います。

それらの言葉をかけられたとき、わたしは時間が止まったように
ショックを受けます。

けど、言って

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私は、・・・

私は、統合失調症です

私は、猫が好きです

私は、人も好きです

私は、自然が好きです

私は、ほっこりとした感覚が好きです

私は、穏やかな空間が好きです

私は、太陽が心地いいお部屋が好きです

私は、包んでくれるお布団が好きです

私は、みんな大好き

私は、少し、知ってます

私は、統合失調症です

私が、お花を飾ろうとハサミを持つと
怯える人がいます

私が、夕飯に野菜を分けようと包丁

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食う所、住む所。に並ぶもの

こんにちは

不安な状態が続く日々です。

行き場のない怒りに困惑する人。
あたり前だった日常を敬う人。
限られた生活で心だけは豊かでありたい人。
こんな揺れ動く時だからこそ、人の考えや価値観が明確になるように思います。

SNSでみかける「自分にできることをやろう」という呼びかけは
素晴らしいなと、思う日々です。

自分にできることとは

自分らしさを取り戻すことだと思ってます。

「いつも私は

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