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家族じゃなく私が病気でよかった。


当時、中学生のわたしはいじめ学校でを受けました。

毎日ひどい言葉をかけられ、笑うと「顔汚ない!!」と笑われて、昇降口で先輩たちがいるところで「お前マジで死ね!」と大声で言われて注目を浴びて、泣くのを必死に我慢しながら家に帰ろうとしてもやっぱり途中で涙は勝手に溢れこぼれてしまい、泣きながら帰って・・・
教室では、話しかけても無視をされ、指を指されてコソコソ陰口を言われたり、みんなが使う理科室の机にわたしのことをたくさん暴露された文章がシャープペンシルで書かれていたり、体育の授業でバスケットボールを投げ付けられたり、上履きに木の枝が入っていたり・・・

とにかく、孤立したわたしは休み時間も誰かと一緒に過ごすこともできず、浴びせられた死ねや消えろの言葉たちが頭の中をぐるぐるして、「わたしなんていない方がみんなのためなんだ・・」と考えているうちに涙がまた溢れ出してきて、みんなが普段あまり使わない一番遠いトイレまでいって時間が許すかぎり泣いて、目が赤いと泣いたことがみんなにバレるから、頑張ってなるべく早めに泣き終われるように努力してました。

でも、ひどくなるいじめにわたしは絶えきれず、家庭環境も前回の記事に書いた通りあまり良く無かったため、精神が壊れてしまい、病気になりました。

最初の診断は「統合失調症」しかもかなりひどい状態で、中3の冬には精神科の閉鎖病棟へ入院しました。

幻聴・幻覚、被害妄想がひどく出ていて、家の中にカメラがあるかも・・常に見張られている気がする・・みんなわたしのことが嫌いなんだ。気持ち悪いんだ。きっと。と思っていました。

入院前に、不登校で引きこもっていた時期も、外にも出れず、唯一家の外に出れたのは人に誰も見られない夜中の12時以降。

玄関で座り込んで、夜空を眺めていました。


タイトルの理由は、そのままです。
わたしではなく家族・弟や妹が、仮にわたしのようにいじめられ病気になり、苦しんでいたら、わたしは絶えられなかった。

父や母が病気だったら、わたしは長女として頑張ったはずだけど、いつか壊れてしまったはず。


わたしが病気で、本当によかったと思います。

綺麗事を言いたいわけではなく、本当に心からそう思っています。

あと、わたしが病気になった時、家族はわたしにとって「敵」でした。
なので、心配されることもなく、むしろ逆の環境でした。

それが、不幸中の幸い。

家族がもし、わたしに心配をしたり、助けようとしていたら、多分家族は相当大変で苦しい思いをしただろうし、私自身も罪悪感や申し訳なさでいっぱいになって、絶対に苦しかった。


だから、わたしは、自分が病気で、本当によかった。
家族がならなくて本当によかった。


そう思うのです。


今日はここまでで・・・!


〜〜end★〜〜

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