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【高速読書】1冊30分で本を読む方法とは?

こんにちは、けんちゃんです!


皆さんは1冊の本を読むのに
どのくらいの時間を使っていますか?

本の分厚さにもよると思いますが
1冊の本を1週間もかけて読むことは
なんだか非効率な気がしますよね。


今回はその悩みを解決するために
「高速読書」について解説します。

参考文献はコチラです。

この本はこんな方にオススメです。

①本を読んでも内容を忘れてしまう方
②時間がなくて本が読めていない方
③面倒なトレーニングをしたくない方

一つでも当てはまった方は
ぜひこの本を読んでみてください。



1.はじめに

今回ご紹介する「高速読書」
従来の全く速読とは異なります。

従来の速読は早く読むことを目的にしているため
読んだ後、本の内容が記憶に残りません。
それでは意味がないですよね?


「高速読書」は脳科学に基づいています。
なので、読書後しっかり記憶に定着しているのです。

さらに、アウトプットを前提としているので
本の内容を即アクションに起こすこともできます。


何か問題を解決したいなら本を読みましょう。
大量に時間を確保できなくでも問題ありません。

時間がない中でも本が読める!
それが「高速読書」の最大メリットです。


2.「高速読書」の方法

「高速読書」を簡単に言うと
1冊を30分で3回読む方法です。

これは脳科学における
分散効果を活用しています
読書時間を分散するほうが
脳に定着しやすいということです

しかも
3回とも読む場所を変えると
定着率はさらにUPします。


具体的な時間配分は
・1回目15分
・2回目10分
・3回目5分

となっています。

人間の集中力は15分が限界です。
一気には読まず、しっかり時間を空けましょう。


200ページ程度の本なら
1ページ5秒で読むペースですね。

「えーそんなの無理」
って思うかもしれません。

でも大丈夫です。安心してください。
この後紹介する方法を実践すれば
ちゃんと読み切ることができます。



2-1.本を読む前の準備を怠らない


読書は本を読む前から始まっています。
まず準備が必要です。
この段階を疎かにしてしまうと
せっかくの読書の効果が半減してしまいます。


まずは目的・願望・欲しいスキル
ノートに書き記してください。
後述するアウトプットノートに書くと良いです。
常に目的意識を持って本を読みましょう。


これらが決まっていると
読むべき本が見えてきます。
本選びで迷うことがなくなるのです。



2-2.着席と同時に読書スタート


1回目の読書は15分です。
これ以上時間をかけて
だらだら読んではいけません。


そこで活用するのが
ロケットスタートリーディングです。

席に着いたら即タイマーを15分にセットして
時間内に本を読み切りましょう。

人間は時間制限があると脳が活性化します。
途中で集中力が途切れなくなるのです。


本の読む箇所に関してですが
目次・あとがき・イラスト・図表
これらは読まなくていいです。

なぜなら全部本の文中に書いてあるからです。
目的意識を持って読んでいれば
読むべき箇所が見えてきます。

それ以外の補足的な情報は
読み飛ばしても問題ないでしょう。


それでも15分で読み切る自信がない方のために
いくつかの速読テクニックをご紹介します。

①漢字だけリーディング
漢字には情報が多く含まれています。
逆にひらがなには情報が少ないです。
読むのは漢字中心で
ひらがなは補佐として読みましょう。

ただし
次の接続詞には注意が必要です。

逆説接続詞(ところが、しかし、だが、けれども)
この接続詞が使われた後は
今までの内容と真逆の
説明をされることが多いです。

理由接続詞(つまり、なぜなら、要するに)
これらの接続詞が使われた後は
著者が伝えたいことが要約されて
説明をされることが多いです。

これらが出てきたら
しっかりと内容を読みましょう。


②つまり読み
本を読んでいるとき
「つまり何?」
と言いながら読む方法です。

これによって
結論を述べている文章なのか
説明している文章なのか
読み分けることができます。

結論を述べているなら
時間をかけて読む価値があるでしょう。

説明だけならサッと読み飛ばしても
その後に支障はないと思います。


③ドッグイヤー
自分が重要だと思ったページや
目的に沿っている内容のページには
ドッグイヤーをつけましょう。
本の端っこを折るということです。

付箋でもよいのですが
劣化によって取れてしまう可能性があります。

ドッグイヤーが多い本ほど
自分にとって重要度の高い本です。

重要な本とそうでない本を
一目で分けることができるでしょう。



2-3.青ペンで感情を殴り書き


2回目の読書は10分です。
基本的にドッグイヤーを付けた
ページだけ読みましょう。

読むべき場所がわかっているので
非常に読みやすくなっています。


この時オススメのテクニックは
青ペン殴り書きリーディングです。

脳科学のエピソード記憶を
活用した方法になります。
本を読んだときに感じた感情を
そのまま殴り書きで書き込むのです。

人間は感情が表面化したとき
脳に記憶されやすいと言われています。

つまり、感情を殴り書きすることで
脳に記憶を定着されているのです。

青ペンである理由は、
青には思考力・分析を向上させる
効果を持っているからです。



2-4.アウトプットノートは簡潔に


3回目の読書は5分です。
ここまで読み込みたいと思える本は
10冊読んで3冊程度しかありません。

3回目はよっぽど必要と
思った本だけを読みましょう。


2回目で殴り書きした箇所を参照しながら
自分のアウトプットをイメージしてください。
ここで必要になるのがアウトプットノートです。


<アウトプットノートの書き方>
①目的を書く
→本を読む目的を明確にする

②署名とメモを書く
→いつどこで読んだのか残しておく

③本のエッセンスを20文字以内で箇条書き
→本が伝えたいことをまとめる

④行動プラン・具体的アクションを箇条書き
→本から得た知識で自分がどう行動するか書く

アウトプットノートは
自分の行動指針となるものです。

インプットしたらアウトプットする
これを習慣化しましょう。


アウトプットノートに
時間をかけてはいけません。

時間をかけていると書くのが面倒になり
習慣化せず、続かなくなります。

エッセンスの箇条書きは
10分程度で書くのがベストです。
決して感想文のような文章に
ならないように注意しましょう、



3.さいごに

今回は「高速読書」について解説しました。

<まとめ>
・高速読書とは
→1冊を30分で3回に分けて読む読書術
①準備
→アウトプットノートに読書の目的を記す
②1回目
→着座後、タイマーをセットし即読み始める
③2回目
→青ペンで感情を殴り書きする
④3回目
→アウトプットノートにエッセンスと行動を記す

今回の本でわかったことは
「誰もが1日1冊本を読むことが可能である」
ということです。

読書は人生を豊かにする行動の一つです。
読書習慣を身に着けることで
様々な知識を得ることができるでしょう。

しかし、現代社会は忙しい人ばかりです。
ゆっくり読書をする時間は簡単に作れません。

そんな時、「高速読書」であれば
たった30分の時間を確保すればよいのです。
隙間時間で読書をすることができます。


「高速読書」によって
本を読む人が増えることを願っています。


「読書術」「本を読むメリット」の記事も書いております。
こちらも併せてぜひご覧ください。


読者の皆様、いつもありがとうございます😊
また次回の記事でお会いしましょう✨

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